異空間

harikona2007-05-04

日中家事をして、
夜は友人と月例ラーメンズ会(笑)
・・・小林賢太郎に踊らされて、
いつのまにかこんなことに・・・。
そりゃあダラダラと楽しく飲む。
帰りに桜の名所をブラブラ。
夜の桜は、魂が抜けているみたいで、
なにかちがうものになっていた。
色の無いたくさんの桜の手の向うには、
何が潜んでいるんだろう?
闇が、淡い灰色に揺れている。


今回の公演「TEXT」に関しては、
もうそりゃあ、思うところがありすぎて(苦笑)
お互い、言いてえのに、言葉にならないやら、
考えすぎて自家中毒になっていることやら・・・。
腐った目線では、楽し過ぎてわきゃわきゃする始末(苦笑)
それにしても、やはり毎回毎回、どんどん進化している。
あの、ぞっとするような、31日の公演ですら、
何かしら、前に進んでいるんだもの。
小林さん、片桐さん、そしてスタッフの皆さん。やっぱりあんた達すげえよ。
もう、板に立っているだけで、幕が上がってるだけで奇跡的です。
あたしはそこに、立ち会えただけでも幸せですわ。
・・・4月30日札幌公演。最高でした。
ラーの公演を生で見た中で、最高のグルーヴでした。
終わった直後は、マジで、ここで死にたいくらいの幸福感でした。
なんにも考える必要なかったもん。
素晴らしかった。


もうすぐBSで放送されますね。
ひょっとしたら、グローブ座で見たのが(3月17日)
そのまま映像になってるの・・・・かも・・・・。
うひょーー!!
・・・なんだか、もったいないような、怖いような。
正直見たくないんですよ。
あの場で感じた空気を、二次元にしてしまうのが、すげー嫌なので。
・・・早くレポ上げればいい話なんですが(泣)
自分の中で、完結できれば、見ても差し支えないんですがねえ・・・。
己の脳の回転の鈍さと、語嚢の無さにいらつくわい(大泣)


にしても、同じコントを見ていても、
人によって、感じ方が若干食い違うのが面白いですね。
自分はどうしても、表現者の暗部、というか、
「闇」が匂い立つものの方が共感しやすいし、
そこを見せてくれないと信用できない、みたいなところがあるんですよねえ(苦笑)
だから、あんなに、なんでもお出来になるように「見せている」賢太郎さんの、
(出来るまでやる、ですかね)
底に潜んでいる、
不満や孤独や恐れや闇やらが凝り固まった「毒」が
少しでも感じ取れる作品の方が、
信用できるし、しっくりくる。
まあ、個人的趣味の問題ですし、
作品自体を評価すべきなんでしょうけれど。
賢太郎さんにとってはいい迷惑かもしれませんねえ。こういう観客は。
自分、こんな性格なもんですから、
好きな作品は?と問われると
ATOM」そして「ポツネンシリーズ」と答えてしまうんですよ(苦笑)
もー、「ポツネン」と「○〜maru〜」はヘビローですから(笑)


彼等が生み出す作品に対して、
自分がどれだけ感じ取れるか。
ラーメンズの公演を見に行くたびに、
それまでの生き方、得てきたものを試されてる気がします。
・・・まあ、いつも、撃沈なんですがね(泣)

ラーメンズつくるひとデコ

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