異空間
日中家事をして、
夜は友人と月例ラーメンズ会(笑)
・・・小林賢太郎に踊らされて、
いつのまにかこんなことに・・・。
そりゃあダラダラと楽しく飲む。
帰りに桜の名所をブラブラ。
夜の桜は、魂が抜けているみたいで、
なにかちがうものになっていた。
色の無いたくさんの桜の手の向うには、
何が潜んでいるんだろう?
闇が、淡い灰色に揺れている。
今回の公演「TEXT」に関しては、
もうそりゃあ、思うところがありすぎて(苦笑)
お互い、言いてえのに、言葉にならないやら、
考えすぎて自家中毒になっていることやら・・・。
腐った目線では、楽し過ぎてわきゃわきゃする始末(苦笑)
それにしても、やはり毎回毎回、どんどん進化している。
あの、ぞっとするような、31日の公演ですら、
何かしら、前に進んでいるんだもの。
小林さん、片桐さん、そしてスタッフの皆さん。やっぱりあんた達すげえよ。
もう、板に立っているだけで、幕が上がってるだけで奇跡的です。
あたしはそこに、立ち会えただけでも幸せですわ。
・・・4月30日札幌公演。最高でした。
ラーの公演を生で見た中で、最高のグルーヴでした。
終わった直後は、マジで、ここで死にたいくらいの幸福感でした。
なんにも考える必要なかったもん。
素晴らしかった。
もうすぐBSで放送されますね。
ひょっとしたら、グローブ座で見たのが(3月17日)
そのまま映像になってるの・・・・かも・・・・。
うひょーー!!
・・・なんだか、もったいないような、怖いような。
正直見たくないんですよ。
あの場で感じた空気を、二次元にしてしまうのが、すげー嫌なので。
・・・早くレポ上げればいい話なんですが(泣)
自分の中で、完結できれば、見ても差し支えないんですがねえ・・・。
己の脳の回転の鈍さと、語嚢の無さにいらつくわい(大泣)
にしても、同じコントを見ていても、
人によって、感じ方が若干食い違うのが面白いですね。
自分はどうしても、表現者の暗部、というか、
「闇」が匂い立つものの方が共感しやすいし、
そこを見せてくれないと信用できない、みたいなところがあるんですよねえ(苦笑)
だから、あんなに、なんでもお出来になるように「見せている」賢太郎さんの、
(出来るまでやる、ですかね)
底に潜んでいる、
不満や孤独や恐れや闇やらが凝り固まった「毒」が
少しでも感じ取れる作品の方が、
信用できるし、しっくりくる。
まあ、個人的趣味の問題ですし、
作品自体を評価すべきなんでしょうけれど。
賢太郎さんにとってはいい迷惑かもしれませんねえ。こういう観客は。
自分、こんな性格なもんですから、
好きな作品は?と問われると
「ATOM」そして「ポツネンシリーズ」と答えてしまうんですよ(苦笑)
もー、「ポツネン」と「○〜maru〜」はヘビローですから(笑)
彼等が生み出す作品に対して、
自分がどれだけ感じ取れるか。
ラーメンズの公演を見に行くたびに、
それまでの生き方、得てきたものを試されてる気がします。
・・・まあ、いつも、撃沈なんですがね(泣)
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