はいてからすう

一昨年暮れから、
自分が変わってしまったという認識はあります。
体調も、心の調子も崩れてしまう程の衝撃を受けたので。
それは、一年経った今でも、
まったく変わらない。


でも、最近、
あたしはそのことをスケープゴートにして、
いろいろなものから逃げているだけだということに、
やっと気付いたのです。


たくさんのものを、ないがしろにしてるな、と。


元から欠落だらけの人間なのに、
だからこそ、やるべきことだけはちゃんとやろうと、
できることは真摯に実行しようと、していたはずだったのに、
周りに迷惑ばかりかけて、
気付いているのに、それを正すことが出来ずにいる。


大切な音楽や文学も、
本当に理解しようと向き合えていないのではないか。


大事にしていた言葉さえ、深く考えずにただ投げつけるばかりで。
脆弱な意識のまま、言葉を使うのは自己満足に過ぎず、
ただ他者を傷つけ、不快にさせるだけなのに。
何も、これでは何も伝わらない。




世の中や他人に不満があるなら、
自分を変えるのが一番の近道。
わかってはいるが、大層ハードル高い。


攻撃は痛みと悲しみしか生まん。
何か言いたくなったら、そっと深呼吸をしよう。
気付けないことはないはずだから。
・・・肝に銘じて。