そうでした。


人のお荷物にはなるまいと、


尊敬する人とは、
肩を並べることはできなくとも、
同じ方向を向いて共に戦えるような人間になるのだと、


守るべきものは、自分の手で守るのだと、決めたのだ。


それを放棄することは、己の存在意義を失うことだ。



思い出せ。



例え、能力が及ばなくとも。
やるだけ、やらねば。



消えてはいないはずだ。
種火に、風を。


思い出せ。