夏結び09 蔡くん・スネオ
夏結びMUSIC FESTIVAL'09
出演:のあのわ、羊毛とおはな、蔡忠浩、中山うり、
SLY MONGOOSE、スネオヘアー
@所沢航空記念公園 野外ステージ
09.9.20
昨年も、夏結び、参加しておりました。
bonobosがトリでね。
ゆるくて、のんびり楽しめるイベントなんで、
あんまり構えず、ぼえん、としとこうと、思っておりました。
ほら、
何せ、深夜バス明けですし(苦笑)
青森からバスで東京駅に着いて、早朝営業の銭湯行って、
ファミレスでひたすら読書(苦笑)
やっと読み終わる。
- 作者: 玄侑宗久
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/01/01
- メディア: 文庫
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なるほどなあ・・・という気持ちで、読む。
霊的なものとか、精神力が実際に形に現れる、ということは、
あながちないことでもない、と思っているので、
そんなに違和感はなく。
亡くしたものを想うこと。
回答がないから、己で決着をつけるしか、ないのだろうが。
それはさておき。
読書に夢中になってしまい(苦笑)ちょっとばかし出遅れる。
会場着いた時には、もうのあのわ始まってました(汗)
あわててビールを一本(苦笑)
正直、こういう女の子ーな声の人はあんまし得意ではなくてですね(苦笑)
悪くはなかったけど。
終了後、先に会場に着いていたAちゃんと合流。
転換中に、誰のライブがどうだったとか、新譜がうんぬんとか、延々しゃべる。
楽しい。
羊毛とおはなは、もともと好きで、結構聞いてたりしたんですが、
生で聞くのは初めて。
新譜から、ビートルズの{All Need Is Love}を。
いやあ。これ、素晴らしかったです。
はなちゃんの声は、まるくて、やわらかくて、
上質な生地でできたタオルをぎゅうってしているような気分になる。
カフェライブも、機会があれば行ってみたい。
羊毛くん、しゃべって!!と結構な無茶ぶりもありつつ(笑)
続いては、我らが蔡くん!!
セッティングの間、前に行こうかどうしようかと、二人して迷っておったのですが、
弾き語りだから、じっくり座って聞こうよ、ということ。
あ、なっちゃん!
聞きにきたんだーー。
【蔡忠浩(bonobos) with HAKASE-SUN】
<セットリスト>
のこされし者のうた(浜田真理子)
マエストロ(新曲)
優しい重力
天体のワルツ
プカプカ(西岡恭蔵)
GOLD
「どうも・・・・bonobosからやってまいりました、蔡と申します〜」
と、なんだかおっかなびっくりみたいなごあいさつ(苦笑)
「今年の夏はどうでした?bonobos的には、野音もできたし、
ライジングにも出られたし・・・いい夏でした・・・」
なんてうれしい言葉も聞けたり。
あと、なんだっけ?ミクシィのサンシャイン牧場の話してました(苦笑)
それにしても、蔡くん、選曲渋過ぎ!(苦笑)
よもや、{プカプカ}が、こんなところで聞けるとは…。
通ってた飲み屋のマスターが好きでさ…。
でも、なんか、蔡くんのうたの根っこを垣間見られたようで、
すごく新鮮、すごく感動。
ハカセさんが、すごく長い鍵盤ハーモニカ使っていて、びっくりいたしました。
いい音だった〜〜。
蔡くん、キー間違って、やり直したり(笑)←「事故」って言ってた(笑)
めっちゃ緊張してんのが、ビシバシ出まくりでしたが(笑)
その姿がまた、いとおしい(苦笑)
新曲も聞けたし、
そりゃあハカセさんがいらっしゃるんですから、
あの名曲{優しい重力}も。
いやぁ…ものすごく、贅沢した気分。
楽器で表現できる幅がないから、
その分、うたいに対するリミッターをかけないで、
蔡くんのうたスキル全開の状態で歌を鳴らしてて。
蔡くんの持ってる、うたう力、見くびってたかも…。
あたしが受けていた印象以上だわ……。
蔡くんは、本当に素晴らしいうたうたいだなぁ。
酒、進むっちゅうねん!(笑)
なっちゃんが見に来てました。
乾杯も、ふたりして申し訳なさそうに(笑)一緒に。
【スネオヘアー】
前の前のバンドくらいかな?
エイキチさんが、わざわざ、客席に、
どんな鳴りするのか確かめに来ていて。
チーフも、随分早くから来て、ステージの状態を確認してらっしゃって。
初めてのステージ、しかも野外ということで、
いつもよりずいぶん慎重に、サウンドチェックしていたように感じました。
エイキチさんなんか、
スネオさんの立ち位置で、わざわざ音鳴らしてみたり。
音量の制限もあったしねえ。
みなさん、スネオさんがやりいいように、
そして、聞き手たるわたしたちに、きちんといいものを、と、
こうやってがんばってくださって。
音に携わる仕事をなさっている方は、働きっぷりが気持ちよいですよね。
職人さんって言葉が、ぴったりです。
音楽職人。
お仕事、だとは言え、みなさんのおかげで、
こうやって、楽しくいられるんですから。
ありがたいです。本当に。
サウンドチェック終了時、すでに開始予定時間からかなり経過しておりまして・・・。
うわー、やべーなあ・・・と薄々思ってはおったのですが・・・。
ここって、住宅街にあるので、6時以降は音出せないんすよ・・・。
<セットリスト>
終りね
悲しみロックフェスティバル
ナロウカーヴ
共犯者
バースデー
スネオさんの出番が始まる頃は、まだ蝉が鳴いていたのだけど、
日が陰り、涼やかな風が吹いて、
鈴虫が鳴き始めた時、
鳴らされた{ナロウカーブ}は、
そこでうたわれることを、
歌が喜んでいるようだった。
もう少し、落ち着いてパフォーマンス出来るように、
して差し上げたかったのですが…、
それでも、そんな状況だからこそ、
気持ちをおろそかにしない、いいうた聞けたと思います。
tacicaと回ったツアー、糧になってる。
あたしも、今日は、最前で
(だって、ここ、ステージ低いから、見えないんだもん)遠慮なくいられた。
夜の闇とともに聞く{共犯者}は、
いい湿り気を帯ていて、
すごく、よかった。
そういや、野外でスネオさんのうた聞くの、初めてだったな…。
あ、
待て待て。
野音。
あの、野音があったね(苦笑)
6時で音止め、厳しい。
今度は、いつお会いできるかしら……。
さっすがに眠い。