なんにもしなかったなー

髪の毛が伸びて、
非常に気になっていたので
美容室へ行く。
切ってもらっている間、
村上春樹
「中国行きのスロウ・ボート」
を読む。
読むの3回目くらいかも。
何年か周期で、
村上さんの文体に触れたくなる。
「午後の最後の芝生」が好き。

いつもと違う帰り道を選んでみた。
知らない間に道路が通っていて驚く。
住宅街なのに、道が広く、
しかもくねくねしていて見通しが良くないのが、良い。
どこか知らないところに連れて行かれそうだ。
人の庭に金木犀を探すが、残念ながら見つけられず。
コスモスやマリーゴールドが目立つ。
秋の花の代表的なものだが、どちらもあまり好きではない。
前者はひょろひょろしており、後者はびらびらしているのが好かん。

ふらふらあてどもなく歩いていたら、
近所の、
気にはなっていたが入ったことがなかったそば屋の前に出たので、
入ってみた。
天ざるとビールを頼む。
店のおやじさんが、競馬中継を食い入るようにみていた。
そばは好きな細さで、ほどよく甘めの汁。
天ぷらは、ほんのすこし油が古いような気はしたが、
衣はさくっとしており、おいしかった。
うん、またこよう。

物をなくす、ということをほとんどしないのだが、
なぜか、メガネケースが見当たらない。
多分ここに忘れたのだろう、と当たりをつけた喫茶店には、届いていなかった。
誰かが見つけて、持っていってしまったのかもしれない。
小物入れとかにもできそうなやつだったので。
気に入っていたので少し残念だ。
まあ、そういうめぐりあわせだったのだろう。
新しいものを見つけるまで、どうやって持って歩こうか・・・。

コジロヲくんが好きだって言ってたので、聞いてみた。
ムーム。

ゴー・ゴー・スメアー・ザ・ポイズン・アイヴィー

シガーロスは前から好きで、
ぼえ〜〜っとしながら聞いてたりしたんですが（苦笑）
彼らはもちっと、地面に近い感じですね。
で、すごい懐かしい。気がする。
ヤンシュヴァンクマイエルのサントラとかに使えそうな、
背筋がざわっとするような、懐かしさっていうのかな。
最後の曲、すげー好き。