あきらめてないんだとは、思う。

一度ハマルと、延々と続けるタイプです。
その昔、
12時間近く、ぶっつづけでテトリスやってたこともありました(苦笑)


この正月は、
いろんなものを見つつ、読みつつ、聞きつつ、ひたすらリピートしてたのは、
ドラマ「SP」です。
いやあ、
見れば見るほど、満載ですね、このドラマ。
読んだ雑誌の中に、岡田のインタビューがいくつかあったことも手伝って、
えらい入り込みようです。
いやあ、面白い。実に面白いよ。
アクションの見事さもさることながら、
なんでもわかりやすくなってる昨今の映像作品と、
間逆をいくような、「間」と「目」だけの演技が多いのが、またたまりません。
ああ、ここでこう思ったんだろうな、とか、
あ、今やっと、わかってもらえたんだ、とか、
見る側にゆだねてくれてる部分がすごく多くて、
深読みがいっぱいできる、それがかなり楽しい。
空間の切り取り方も、とても美しいし。
色がないのもいい。
それにねえ、役者さんがねえ、いいんだもの。
岡田、堤さんはもちろん(堤さんのアクション、映像で見られるのはすごいうれしっす!)
真木さんは凛々しくて素敵だし、
敵役のチョウくん、北村くん、多田くんやら、
井上の同期で、公安所属の野間口くんやら、
先日も書きましたが、井上の警察学校時代のパートナーの高橋洋くんやら、
事務屋の平田あっちゃんやら、
警護対象の仁ちゃんやら、
そりゃあ、演劇好きにはたまらん人ばかりが次から次へと(笑)
それもありつつ、
変な言い方ですけど、見た目にまったく頼ってないところが、すげー。
芝居とアクションがきちんと成立しとれば、あとは全部ついてくる。
やー、これ、次のエピソードで終わるのもったいねえなああ!!
もっといろんなのみたいぞう。
はー、来週が待ち遠しい。


・・・12?13?年見てきました。
岡田くん・・・いい、役者さんになりましたねえ。
また、舞台に立ってくんねえかな。
今だったら、また面白いもん見れそうだよ。


蜷川さんが演出した「カリギュラ」を見る。
もっと毒々しいのかと思っていたが・・・。
自分のうちにあるエゴと欲と・・・求めるものが、まざまざと見えるよ。
権力というものを、もし、自分が持っていたら、
この人と近い行動を、取りそうだな・・・・。
答えがほしくて、
試すようなことを延々と続け、長く長く見つめ続けるだろう。
信じたいという思いは、誰よりもきっと強いのに、
結局は、自分が納得いってないだけ、なんだよなー。
外に、納得いかないことを、当たりちらしてるだけ。
絶望を、あきらめに変えることができなかった、若さ、と、言い切ってしまったら、
死んだ人には、納得いかないかもしれないけど。
うん。小栗くんと勝地くん。よかった。


生きるということに、手ひどく裏切られた末に、
それでもしぶとく、まだ、生き続けていることに対して、
なんとか理由をつけたいだけなんだろう。
結局のところ。
戦うべきとこなんだろうけどなあ。
受け入れるだけの、広さは持ち合わせていない。
あきらめることもできず、捨てきることも出来ず。
理屈でしか、世と対峙できない。
あー、ちっせ。
ちぇ。


今年の目標。もうひとつ。
生き急ぐこと。
もっと受け入れて、もっと吐き出していかな。
なんも残らんとしても、
自分でやりきったと思えるように。
もう時間は残されていない。



・・・。
なんかえっっっらい、暗い正月だったなあ(笑)
明日から社会復帰できるんか・・・。