「若者のすべて」発売っす!

harikona2007-11-06

今日は待ちに待った
フジファブリック
若者のすべて
の発売日。
なのに、
残業でして(泣)
予約してあるCD屋は、
仕事終る頃には閉まってました(大泣)
ので、
もー、くやしいから、
初めて、
音楽ダウンロードっちゅうものを
してみましただ。
PC買い換えたので、
やっとこんなハイテク(死語)
なこともできちゃうんだぜ〜!
初めてのことは、なんでも、わくわく・ドキドキ。
まあ、その割に、あっさり買えてしまいましたが。
・・・う〜ん。
聞きたいときにすぐ手に入るのは、すごく良いですけど、
やっぱりこれって、音楽を手にする喜びが半減ですねえ。


発売日を調べる→予約をする→発売日に店頭に足を運ぶ
→お金を払って買う(ついでに余計なものも買う)
→はやる気持ちを抑えて家に帰る
→包装を開ける→ジャケット&ライナーをじっくり眺める
→CDをコンポに入れてプレイボタンを押す(当然、ながら聞きなんかしない)


ひとつの作品と向き合うのに、これだけの手間をかけるのは当たり前なので、
クリックひとつでいつでも聞ける状態になるってぇのは、
どうにも違和感がありますし、
作ってるミュージシャンの労力に報いるだけの聞き方できてないように思う。
まあ、どんな体裁であれ、いい音楽は届いていくのだろうし、
気になったらすぐフルで聞けるっていうのは、確かに便利で、
音楽ライフが充実しそうだし。
直接、音だけをすぐにダイレクトに届けられることは、
ミュージシャンにとっては、いいことなのかなあ、とも思うのですが。
個人的にはどうにも好かんね。
明日CD引き取りに行ってこようっと。


さて、それはさておき。
聞きました。カップリングも含め、全三曲。


若者のすべて」については、
函館ライブの感想にがっつり書いてるので、
そちらを見ていただくとして。
まだ練りに練ってる最中ですけど(苦笑)
ちょっとね、行き過ぎなレポになってます(笑)今のところ。
フジのライブレポ史上、最長&最大文字数になってます(笑)
もうレポじゃねえもん(笑)
ここまでフジに対して深入りしたの、初めてですよ。
もう長い付き合いなんですけど(苦笑)
あんなすげえライブ見せられちゃあ、
腹くくって向き合うしかねえですよ。
まだ、全然想像力が足りてないけど。
あのときの気持ちを、表現するには。
でもねえ、ネットラジオ「ネトネト言わせて」とか聞いてると、
本当にこいつらでいいんだろうか??と若干思わなくも無い(苦笑)
いやいや、それ‘が‘いいんですって。
赤黄色でハマって、TAIFUで完全にヤラレタ人間ですからね(笑)
多面体だからこその、フジファブリック


・・・なんかね、
志村の言いたいことを、山内、加藤、金澤の3人が、
文学的・・・というか具体的に(もちろん音で、ですけど)
フォローしてるような感じするね。
感じ取って切り取る力、志村はすごいと思う。
でも、それだけでは、足らんのですよ。
それをね、万人に届くように、伝わるように、
さらに、聞いたことないような素敵な音で広く表現してるのは、
メンバーの力だと思う。


この曲が、今のメンバーで作れて、
本当に、よかったね。



カップリングについて。
「セレナーデ」
夢と現の狭間。
眠りに落ちる寸前の、あのなんとも言えない幸福感。
これって、ミュージシャンとリスナーの関係に似ていなくも無いね。
やっぱりねえ、
理想、なんだよな。
人前に立って、自分のことを他人を巻き込んでまでぶちまけられる人たち。
そんなことが出来る人らは、放ってる輝きが違う。
ただ、それは、
己のいろんなんを引き換えにしなければ、出せないものであって。
だからこそ、その‘強さ‘に、あたしゃ惹かれるんだ。
ホント、音楽家って、ハイリスク&ハイリターンな職業だよな。
そんな過酷な生き方をしている人らが、
目の前で、本気でぶちまけくれるからこそ、
日々、いろんなもんを出せず、抱えたまんま生きてるあたしらの思いを、
ライブっていう場所で、相殺してくれるんかなーって、思ったりする。
まあ、人それぞれですから、
どんな気持ちでライブ行ってるかなんて、関係ないことなんすけど。


逸れました。
いや、逸れてはないけど、深入りしすぎだ。


ワルツのリズムって、ロックバンドがやると、
なんでこんなに幻想的になるんだろうね?
壊れた古いおもちゃ・・・赤ちゃん用の回るオルゴール、
誰も居ない寂れた遊園地、というイメージ。
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」的なさ。
とても穏やかで、不思議な安心感があるのに、
ちょっと、歪むんだよなあ。
それが、心地いいんですが。


囁くような志村のボーカル。
音源では、こんなに穏やかな歌いかたしたことなかったよなあ。
歌の世界観が、あえて、はっきりしない感じなので、
張るより、ぼやん、としてた方がよいね。
こういう歌いかたも出来るようになったか・・・。
うんうん。
ボーカリストは、ものすごい大変だと思うが、
声色と、声に込める思いひとつで、
世界を支配してしまうくらいの力がないと、ね。
やっと、負けないようになってきました。


加藤さん・・・。
すごい、語ってる。
すばらしい。
いい、音だ。


あたしは、闇のにおいがする人じゃないと、信用できない性質です。


「熊の惑星」
加藤さんが書いたメロ。
なんかねえ・・・。
加藤さんだなあって(笑)
うまく言えませんけど。
志村くんが「加藤さんのイメージで」書いたという詞。
どっち?(笑)
・・・もう、なにも言いますまい(苦笑)
爆裂早弾きな総&ダイのリフがたまりません。

若者のすべて

若者のすべて

久しぶりに一昨年の夢チカライブの「銀河」を聞いた。
う〜ん。
これなんだよ。
何故ライブで、このテンションが出ないか。

銀河

銀河

今日の「おにぎりあたためますか」は山梨。
志村くんの故郷ですね。
一度吉田うどんを食うてみたいです。