気骨のある人じゃないとね

harikona2007-04-20

選挙カー走らせて、バイトちゃんとかに言わせてる「頑張ります」
・・・。
これ、本当は、
「政治家になった暁には、いっぱい考えて、いろいろ質問して、
いろんなことに参加して、
選んでくれた市民のために、頭脳労働を頑張ります」ってことのハズなんだけど、
ああやって、ぎゃ−ぎゃ−やられると、どうも、
「選挙運動を、頑張ってます」
にしか聞こえねえんだよなあ・・・。
だから、気合入って叫んでたり、
広報に金かかってんなーって方が、若干ひく。


だいたい、「がんばる」って言葉、あんまり好きじゃない。
やるべきことをやってる人は、当然頑張っているのだから、
殊更取り立てていうことではないし、
頑張ってる人に、がんばれって、軽軽しく言えるわけないもの。
それに、どうも、無理をする、っていう響きがあるんだよね。がんばるってさ。


・・・お前こそ頑張れって感じですけどね、自分(大泣)


久しぶりに面白い時代劇が始まりました。
TV東京系「よろずや平四郎・活人剣」
藤沢周平さんの原作です。
実は・・・時代劇好きのくせに、藤沢さんの本、読んだことなくて(汗)
あたしにとっては、初藤沢作品です。
腕は立つがうだつの上がらない、お旗本の四男坊が、
町のちっさい騒動や、お国のデカイ騒動に巻き込まれていくっていう、
・・・まあ、王道ですが(苦笑)
人情話とチャンバラがほどよく両方あって、とても良い。そこがミソ。
若干、いろんなエピソードの盛り込み方が、バランス悪いけど。
これは映像化する演出の問題ですね。
時代劇ドラマの一番大事なとこ、キャスティング。
これはなかなか良いですよー。
主演の中村俊介くん(殺陣もちょっと腰入れて欲しいけど)
目付やってる堅物なお兄様が内藤剛志さん
(菊さんのイメージが強いのでちょっとこそばゆい)
そしてそして、敵役の目付が!我等が本田博太郎!!きゃーー!!
・・・間違ってますか?(笑)いいんです。好きなんですから。
悪い!徹底的に悪い!!しかもちょっと気持悪いくらいに!!(苦笑)最高です!!(笑)
さらにその下っ端で、斬られ役歴○十年な方々が目白押しで、
もー楽しい楽しい(苦笑)
ゴールデンタイムにこれが見られるのが大変うれしいですね☆

新装版 よろずや平四郎活人剣 (上) (文春文庫)

新装版 よろずや平四郎活人剣 (上) (文春文庫)

先日はフジで鬼平の新作の放送もありましたねー。
やはり、たまりませんなああ・・・。
この方の「人を好きになる」こころもちが大好きなんですよ。
表面じゃなくて、ちゃんと中身を見てくださるところがね。
なにもかもが「粋」
この方が使いたい、と思えるような人になりてえ。
あ、そういやこっちにも山田純大くんと、
Piper好きには最早おなじみの(苦笑)大路恵美嬢が出てましたな。
お二人とも、さすが、って感じです。
ちゃんと、あの時代で息をしてる。

新装版 鬼平犯科帳 (1) (文春文庫)

新装版 鬼平犯科帳 (1) (文春文庫)

ああ、渡部さんがやってる若先生(剣客商売)が見たくなっちゃった・・・。