市川監督の映画の血糊って,なんか濃いよね?(笑)

harikona2006-12-22

今日は母と、一足早くクリスマスパーチー。
小汚いけど、こじんまりとした老舗中華料理屋で、
ものすげえうまい晩御飯(五目あんかけチャーハン、
海老やきそば、豆腐と海老の煮込み、春巻き、卵スープ等)
をいただく。ふがー、贅沢やあ!!
もんのすごいおいしかった。そりゃあ泣き入るくらい。
そういやここで、プチ同窓会したなあ?何年前??


大満足の後、レイトショー上映中の「犬神家の一族」を鑑賞。
母はミステリマニア、自分はミステリ好き(母ほど読めてはいないので)
その上、石坂浩二好きな我等家族には、見逃す事の出来ない映画だったので。
確実に血を継いでいるなあ。
当然ながら、旧石坂金田一×市川監督のシリーズは全部何回も見てます。
なかなか今作もよかったです。
市川監督の独特の間とか,切り取られる場面の美しさ,
あと,ドロドロ加減(苦笑)はそのままだったし,
年は取ってるけど,レギュラー陣が,
あの時の,画面の中に息づいていたまま,そこに居たことに感動。
でもやっぱり,昭和49年(前作の撮影時)の「時代の空気」と,
その時に撮られたものを,現代のあたしが見る,というこの「時間の差」には,
到底かなわないなあ。
これは作品うんぬんじゃないかもしれないけど。
なんというのかな,
今回の犬神家は,匂いが「今」撮られた映画だなって感じした。
そうなるしかないんだろうし,そうあるべきなんだろうけど。
でもやっぱり,あたしは前作のあの肌触りが好き。


クリスマスに犬神家見るっつうのも,なかなかオツでした(苦笑)