このために

harikona2006-12-20

HDDレコーダーを急遽導入したのは、
今日M-ONbonobosの12/18AXワンマンの模様が放送されるから、
という事実が後押ししていたのが正直なとこ。
見た。見ましたよ。
仕事置いて定時で帰ったよ(笑)


最初正座して見てたんですけどね、
まあ、当然、というか必然的に、TV前で踊ってました、自分(爆笑)
・・・イタイ子やって言わんといて〜(笑)


ううう。スバラシかった!!!
この子らの醸し出す、奇蹟のような暖かさは、
この季節には特に沁み入る。
なんかね、ちょっと不思議な感じした。
夏に見たボノ、秋口に見たボノ。
そして冬のボノ。
おんなじ曲でも、季節によって、聞こえ方が随分違う。
映像だから、ってんじゃなく。
衣装が違うからということでもなく。
(今回の衣装、みんなホントにかわいかった!まっつ以外は・笑)
初夏ツアーや、夏イベントで見た彼等は、
こう、地下から湧き出る、温度高めの温泉、な感じだったんだよね。
見た目ポコポコしててかわいらしいのに、触ると激熱!!
しかも、アチぃアチぃ!言いながらつかると、心の芯からあったまって、
知らず知らずのうちに、クスリになってる。
秋口では、暖かい中にもちょっと木枯らし吹いてるような感じ。
肌寒い外で,あったかい缶コーヒー渡されたみたいな。
今日見た冬のボノは,そっと,抱きしめられてるみたいだった。
人の体温と人の心のぬくもり。
命の音がする。ほんわか,あったかい。


曲を作った時の温度とか勢いをそのまま保つのもすごいけど,
ボノは季節によって,曲のあたたかさがいろんな色や温度に変化していく。
これ,相当すごい。
どんな時でも,その場の空気に合わせてる・・・いや,合ってしまうって,
本当の強さがあるような気がします。
芯がブレないから,どんどん変化していけるんじゃないかな。
誰にでもあること,どの季節にも起こること。
押しつけるのではなく,
それをその場の空気を取り込んで感じさせる。
bonobosはそれが出来ちゃうバンドなんだな。


まあ,そんな七面倒くさい理由はどうあれ,
すんごい楽しくて,素敵なライブだった。
蔡くんのとっちらかりMCもサイコー(笑)
メンバー誰もちゃんと聞いてないし(苦笑)
辻くんはネタまで仕込んでて・・・。やりすぎや・・・。
案の定蔡くんにたしなめられてました。
そのやりとりがいとおしい。
ここのバンドは,メンバー感に流れてる雰囲気だけでも楽しくなれちゃう。
Hover Hover〜Floating〜Standing there
ここ三曲すんばらしかった。
Floatingってすごい曲だなあ。
静と動。どっちにも振れるから、前後に入れる曲がすごく栄える。
もちろん、この曲自体、スバラシイんだけど。
あ、うんつあーの時も、
あまい夕暮れ〜よあけまえ〜Floatingのとこが山場で,
1番かっちょよかったもんなあ。
あと「Asian Lullaby」がもんのすご好きなので、
聞けただけでもう大満足。
新しいアレンジもかわいらしい感じで楽しかったしね。
なっちゃん!!!!すんごいかっこよかったあ!
会場にいたら,もっと腹に響いてんだろうなあ!
蔡くんに「凶暴」って言われてたけど(苦笑)
そんななっちゃんの無条件に体が踊っちゃうベースが好き☆
いつも素敵ですが,HAKASE-SANの鍵盤が益々素敵でしたわ〜。
「やさしい重力」の音色が美しすぎて(泣)
そして蔡くん・・・こんなに惚れさせてどうするつもりだ・・・。
来年,ワンマンツアーあるといいなあ。
みんなに会いたい。


はりきってHDDにSPモードで録画!!
即DVD化!
ビデオテープ標準の比にならんくらいキレイに録れてる。
買ってよかった〜〜。