笑顔、笑顔

harikona2008-01-30

「愛」や「恋」
という言葉を、
安易に口にする人は信用できん。
さらに言うと、
その言葉を
平和や幸福や希望と、
同意義に使う人も。
もちろん、
同意義、と言っても
差し支えない言葉ではあるけれども、
世には、
理解しようと努力もしないで、
ただ、耳障りのいい音と記号としてだけ、
それを使う人が、あまりにも多すぎる。
安定、とか、楽、とか、依存、といったことと、
同じ意味に使ってる人が。


愛、恋。
どちらの言葉にも、必ず、「裏」があるのだ。
愛するが故に、恋しいが故に、
憎みもするし、恨みもするし、
ねたみや嫉みも、
必要以上に欲が生まれることも、
それが膨れ上がって大きな争いになったりもする。
そして、
それを失ったときの、辛さや、悲しみや、空虚さや、
喪失感たるや・・・。


愛することとはなんなのか。
恋しく思う、その気持ちの、根底にあるのは、どんな景色なのか。
信じることのできるものなんて、この世に存在するのか。


それでも、
その両面を、
きちんと受け止めた上で、
愛や恋を、あたたかいものとして、
鳴らすことができるバンド。
人を思う、ということは、
想える、ということは、
こんなにも奇跡的で、大切で、うれしいことなんだということを、
偽り無く、虚飾もなく、鳴らせるバンド。
そんな稀有な存在。
それがbonobos


bonobosベストアルバム「Pastrama」発売〜!!!
ドンドンドンドンドン♪

Pastrama-best of bonobos-(初回生産盤)(DVD付)

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聞いてる間、
ずうっとニコニコしてました。あたし(苦笑)
ライブ行ってもそうなんですけど,
彼らの曲は本当に,心の底からうれしくなる曲ばかりなんだよねぇ。
本当にあたたかくって,楽しくって。
聞いてて幸せになれる。
ここまで,人間っていうものを肯定できるバンドも,
なかなかいないんじゃないでしょうか。


巷に流れてる,愛だ恋だって言ってる歌って・・・苦手。
どうにも・・・。うすっぺらい感じしてさ。
でも,ボノは別格。
ボノの歌は相手を思う気持ちを歌うことが多いですけど、
それがいかに大切で,素晴らしいことなのか,
本当にわかってるから、
こんなに疑り深いあたしにも、気持ちよく、響くんです。
彼らと彼らの音に接していると、
不思議と、すーっと、あたたかな心になれる。
5人も居て、こんなにバラバラで(笑)
それでも、本質は、ちゃんとみんなに見えてる。
その確信が、このバンドには、
絶大な信頼とともに、ある。


新曲「Someway」
すごい!かっちょいい!そして、早い!!(笑)
ライブでもすんごい盛り上がったんだよねえ!
これ歌った蔡くん,酸欠になってましたけども(苦笑)
「しんどい〜」って(笑)
とっても力強くて内から光り輝いてるような曲。
これってコーラスなっちゃまなんかな??
コジロヲが書くうたは、本当に綺麗くて、やさしくて、大きい。
PVも斬新でおもしろいです。是非。


もう一曲「ファンタスキッス」
・・・タイトルが若干こそばゆいですが(笑)
とってもかわいらしい曲。
と、同時に、
世の中ちゃんと見てるか??!って問われているようにも聞こえる。
武器を取るより、側に居る人を、ちゃんと愛してますか??
武器ったって、殺傷能力が直接的にあるものだけじゃないっすよ?
戦争してる国に、武器売ってるような会社のモノを買うだけで、
加担してることになるんですから。
そこ、ちゃんと見て、目の前のこと、愛せてますか?
そういわれてるような曲。
蔡くんらしいなあ。
それにしてもこれ、
資○堂とかの、春の新色CMとかに使ってくれませんかねええ??
すんげーいいと思うんですが!


春のツアー。
もんんんんのすごい楽しみですっ!!
そしてその後には、なんと韓国でのライブもあるとか?!
すごいねえ!!
蔡くん、
いろいろと、感慨深いだろうなあ・・・。
その心中は、計り知れませんが・・・。