あわれ彼女は娼婦

harikona2006-07-22

アナログのクアトロライブの生中継中。
おお、コーラスワーク、益々すげくなってる!!
かっこええ!!気持ちいい!!
健太郎くんが作った、
「メロ作るのももどかしいくらい言いたいことがいっぱいあって」
サビ以外はメロ無しな新曲を披露。
・・・これすげー。ズシズシキタ。


久しく休日は家にいなかったので、
今日は家事をまとめてドーン。
つ、疲れた・・・。
合間にMOTHER 3をプレイ。
まだ4章・・・。


明日はSLに乗りに行きます。
いっぱい写真撮ってこよ。


【胎児かと思った。】
7月15日昼
あわれ彼女は娼婦
@渋谷シアターコクーン


久々の蜷川演出。
いつ以来?・・・あ,岡田のオレステス以来かも・・・。3年前?
セットの使い方がいつもながら惚れ惚れします。
たくさんの扉と,赤い糸,白と黒のカーテン。
たったこれだけで,どんどん風景も,
雰囲気も,空気も変わっていく。
中世ヨーロッパ。
兄と妹の禁断の愛・・・。
三上さんってどうしてこう,
濃い役ばかり回ってくるんでしょうね?(苦笑)
情が深すぎるんですかねえ・・・。
まあ,そこが好きなんですけど。
舞台に立つ三上さんを初めて見たのは「青ひげ公の城」。
これもまた,ちょっと特殊な役まわりだったので,
やっと,ストレートに演じるところ見られた気がします。
個人的には舞台,とても合ってるように思うんですけど。
好きだーっつって苦悩して,
ばれそうだーっつって苦悩して,
取られたーっつって苦悩して(苦笑)
しまいには,殺されるくらいなら,みな殺してやる〜!って・・・。
もー・・・・(笑)
汗と涙と血にまみれて・・・似合いすぎです。
その姿が美しすぎて,見とれてしまいました。
剣を扱う時に,若干腰がふらついてましたが・・・。
深津っちゃん・・・。めっちゃキレイだったわー。
恋に恋して,キラキラしてて。
それが一変して,後半の谷原くんとの罵り合い・・・壮絶でした・・・。
さすが深津っちゃん。
谷原くんもとても美しい方で。まさに貴族。
嫉妬に狂っても,人前では取り乱さないで,
青白い炎がめらめらしてんのが怖かったっす・・・。
マントが似合う日本人ってそうそういません。
実は歌もうまいんだよね。
前にミュージカルにお出になってたの偶然みまして。
あれもよかったなあ。


今回,一番印象的だったのは高橋洋くん!!
話にはあんまし関係ない子なんだけど(苦笑)
金持ちのぼんぼんのお馬鹿さんで。
金髪おかっぱ,いつもニタニタ笑ってて,
ピンクのフリルのシャツは,常にズボンから出てるっちゅう。
うれしいと出来てないバレエを従者と踊ったり(笑)
その従者とのやりとりが最高で。
素直で,好きなものは好きで,一生懸命で。
もんのすごい,愛らしい子だったの。
洋くん,こういう役やってるの初めて見たので,
とても新鮮だったし,
これがまあ,そういう子にしか見えないところがすごい。
どこもかしこも謀略と嫉妬と復讐の渦の中で唯一,
笑顔を振りまいてて,とてもほっとした。
最後はその渦に飲まれちゃって殺されちゃうんだけどさー・・・。


とまあ,なんだか,好きな俳優さんオンパレードだったことに,
今頃気づくし,自分(笑)
彼らのぶつかり合いがすごかったからねえ!
それだけで,かなり満足。
話自体は苦手部門(愛憎劇ってやつですね)だったのだけど,
もう悲劇はとことん悲劇的に!!っていうのが,
逆に気持ちよかった。
拍手鳴りやまなくて,カーテンコールも3回?やって。
早く出なきゃいけなかったのに,
もったいなくて席立てませんでした・・・。


で,この後日比谷でスネオさん。
タクシー飛ばして,ギリ間に合いました〜(汗)
交通費4000円也。
っちゅうかさ,
蜷川さんなんだから,長いに決まってんのに・・・。
日程ミスった・・・。