弘前 花見 

harikona2006-04-30

前日ZAZEN BOYS@弘前
ライブ前に弘前城(跡地)を見に行ってきました。
桜の名所で、しかも丁度桜祭り開催中、ということで。
ただ、寒さが続いていたので果たして咲いているのか??と若干不安になりつつ。
公園までの道のりをてくてく歩いていると、
道路沿いの桜はちらほら咲いている。
おお、これはいけるのでは?!と期待して到着すると。
ありゃ残念。2分咲きといったところで、ほとんどつぼみのまま。
それでも、せっかく来たのだから、屋台でも冷やかしましょ、ということで園内へ。
と、これがびっくり。
桜も咲いてないのに、人人人、人だらけ。
駅前の辺りは全然人いないのに、どっから沸いてんだ??ってくらいに。
桜咲いてないので、ピクニックですな(笑)
とにかく芝生という芝生はシートで埋め尽くされ、
城跡地への橋周辺はシャッター音とハングル語と広東語だらけ。
言い方悪いかも知らんが、何故こんなわざわざマイナーな地へ??(苦笑)
そっちでも桜咲くだろうに。あ、城か?でも無いよ?(笑)


さらに驚いたのが屋台、というか出店の数。
ものすごいデカイ広場にずらあっと数々の出店が。
もうそれは、途方に暮れそうなくらいの数の。
おでん焼き鳥カキ氷、おもちゃ金魚カメ綿飴水笛チョコバナナ、
といった定番出店から、
射的、スマートボール、バイク曲乗り、お化け屋敷、見世物小屋等の多少いかがわしいもの。
地元名産品(酒、焼き物、染物、りんご商品等)、石(庭に置いたりするやつね)
ゴーカート、支那そば(カツ丼とかもやっている。屋台なのに)
トラック(楽しげな音楽がかかり、ただ広場をゆっくり一周するだけのトラックの荷台に、
子供たちを乗せてぐるぐるしているだけ)
など、かなり不可思議なものまで(苦笑)まあ多種多様に。
あ、いまどきな感じでワッフルだのエスプレッソだのやってるとこもありましたが。
それらすべてが、一様に、店構えから呼び込みまで、作りがすべて一昔前な感じなのです。
そう、昭和なんですよ。
自分子供の頃に怖いのとワクワクとが半々ななんとも言えん浮かれ気分で見て回っていた、
あの時分の感覚が、そのまま蘇ってくるような。ちょっと気持ち悪い感じ。
特にインパクト大だったのが、お化け屋敷で呼び込みやってたおばちゃん(笑)
番台の横にこじんまりと座って、
「一歩踏み込むだけで爆笑の渦だよ!」とダミ声で言い続ける様は、
もー天然記念物に指定したほうがいいんじゃないかと思うほど、ナイスでした。
うまく写真取れてたら載せたいなあ。許可なしですけど(苦笑)


桜見に行ったのに、咲いてない上に、そんな祭り気分に浮かされてしまい、
昼間っから酒と焼き物を手にふらふらする我々(苦笑)
途中、家族とはぐれたらしい地元のおばあちゃんに電話貸したり、
おみくじ引いたり(驚いたことに大吉だった)
めずらしく観光を満喫。


その公園の近くにライブハウスがあったので、
軽く下見ー、なんてそのまま浮かれ気分でいってみたら、
目の前を当の本人、向井氏が通り過ぎていった・・・(大汗)
いやもー、声かけるどころの騒ぎじゃなかったす・・・。
何故か友人もんもんと出歩くと、ミラクルが起こる・・・。
できれば起こって欲しくない方向に、起こる(苦笑)
まま、これも旅の思い出つうことで。


写真は公園内で唯一比較的咲いていたものを撮りました。