ROCK GO AROUND郡山

@郡山HIP SHOT
2005/8/13
出演:キャプテンストライダムLOST IN TIME,CONER,LUNKHEAD


年1回は列車の旅しないと気がすまないのかね、あたしゃあ(苦笑)
今回は初・福島です。
ライブハウスが福島市にあるのか郡山市にあるのか、最初今一歩わかってなくて(恥)
旅行会社でイベンターに電話して確認したあたし(苦笑)
イベンターさんに「北海道から来るんですか!!」とめっちゃびっくりされてしまいました。
そりゃあねえ!いいイベントならどこだって行きますよ!行ける日程なら、旅程は関係ないっす!
今回の本命はLOST。
生で聞くのは初めて。・・・もんのすごい怖いけど。
海北くんは、いつも全部で歌ってるから、それに太刀打ちできるか・・・。
うう。やっぱり怖いよう・・・。
ランクはねえ、「体温」はすげーいい曲だし、聞いてみたいとおもっとったので、アルバム買いまして。
これが滅法よかったので、とても楽しみ!!
「体温」聞きたくて買って、「月光少年」と「蝉」にやられた。
ファーストは「夜行バス」が好き。
キャプストはもう、スペ中でおなじみ、会長ことボーカル永友くん!
まだアルバムは聞いてませんが、概発シングルは総じてヤバイし(しかも何故かほぼ歌える・苦笑)
最近スペシャでよくかかってる「肉屋の娘」は・・・
なんでそんな歌を歌う必要があるのかさっぱりわからない(苦笑)
と、気になりまくっていることこの上ないので、これもまた楽しみ。
そしてそして。
ハスキン解散後のいっそんですよ!
こういったユニットをやってるなんて知らなくて(ごめんなさい・・・)名前見てびっくり。
エレキガシガシで、ダイブさせまくってるイメージしかない人が、アコーステイク・・・。
これもまた、ドキドキします!


しっかし本当に色とりどりのラインナップですなー。
イベンターさん、思い切りすぎのブッキングです。ものすごい楽しいけど。


郡山HIP SHOT、キャパ500。
ロッカーは比較的たくさんあったと思います。
郡山駅から徒歩10分くらいでしょうか。
メインの通りに面したビルの地下にあるので、わかりやすいっちゃあわかりやすい・・・んだけど、
なぜここに作ったのかが非常に疑問。
コンクリートむき出しで、いい感じだし、トイレキレイだし。
後ろ一段高くなってるとこあるので、後ろの人でも見易いだろうし。
今回は物販ブースになっとりましたが。
いやね、ハコはいいハコなんですよ、なかなか。
ただ、立地条件がねえ・・・。
隣小鳥屋なのよ!!びっくりしたよ!
いまだ職業として成り立ってることにびっくりだよ。
もー、ライブ前だっつーのに、ぴよぴよ鳴いちゃってるし。
向かい信用金庫だし、整骨院とかあるし。
なんか、若い人が来るとこじゃない(苦笑)
大体、駅からちょっと離れると誰も歩いてないし・・・。
やあ、ねえ、うちの地元なんかそれ以上ですけどもさ・・・。
近くに神社があったので、旅恒例のおみくじ引き。
七福神おまもり付き200円。
末吉でございました。お守りは大黒様。


開場時間が異例の4時。
早すぎでしょう・・・、昼間だよ、昼間。
朝5時30分に家出て、お昼過ぎに郡山に着いて、チェックインして、お風呂入って、
1時間くらい寝て、ストレッチしてから出かけて、
開場10分前に到着・・・って20人くらいしかいないんですけど・・・。大丈夫なんか?
開場時間にゆるゆる整列が始まった・・・と思ったら、
向かいの道路をなんの気なしにランクの小高くんが歩いてます・・・。
ちょっとちょっと、ファンの子おろおろしてますよ、お兄さん・・・。気にしなさ過ぎです・・・。


RIJFとかCDJとか、他バンドのTシャツ着てる人結構たくさんいて、
何気に熱い人、多いかも。


入っていきなり、ワンドリンク代と引き換えに、本物を渡される。
あ〜もう、そんなことされたら飲んじゃうじゃん(苦笑)
いい気分になったところで、思わずお隣にいた方に声をかける。
キャプストのファンの方だったのだけど、フジも好きだということで一気に意気投合。
ライブ談義に花が咲く。
実はこの日、フジのタオル持っていってたんだよね。
よもやバレるとは思わなんだ。地方だし。
ふふ。こういうのがいいよねえ。イベントとかフェスの醍醐味。
海北くんが常々言っている「出会い」
音、人、思い。音が繋ぐ、絆だね。


3ピース仕様のセッテイングですが、えのもっちゃんのギターじゃないので、
キャプストですね、トップバッターは。
開演5分押しくらいで客電が落ちる。


キャプテンストライダム


<セットリスト>
1 流星オールナイト
2 マウンテン・ア・ゴーゴー・ツー
3 肉屋の娘
4 あとの祭り
5 フランクフルト
6 おばけナイターのテーマ
7 tonight,night(仮)


セットリストはその時知り合った方に教えていただきました!ありがとうございます!


不思議なSEとともにメンバー登場!!
これ誰の曲なんでしょうか?鍵盤おもしれー・・・。
わー!!永友会長だあ!!(スペ中通信生発言)
そして梅田くん、普通ですね、格好(苦笑)
ライブん時は特異な格好はされないんでしょうか・・・?
あたしの知ってる限りでは、登山家、ライダーと、
いつも何かしらの扮装をしておいでだったのですが。
にしても、ゴリゴリな3ピースが多い昨今、
徹底して横ノリなリズムで攻めてるキャプスト
こんなに踊れる音を出してる人たちだとは思いませんでした。
ドラムとベースの掛け合いが非常に気持ちいい!
特にベースはすごいかも。腰に、きますね。
「流星オールナイト」の気持ちいいコーラスから。
切ないメロデイーラインがさらに際だつ感じで。
それにしても、ここも独特の空気感ですねえ・・・。
所謂バンドらしい空気が・・・あんまない(笑)
音楽やってる人って、多かれ少なかれ、ピンと張ったものがあって、
それが心地よかったりもするんだけど、
・・・や、それが無いって訳じゃあないんですよ?
無いわけじゃないんだけど、感じさせないというか。
なんか親戚の集まりみたいな感じ(苦笑)
わかるかなあ?なんかね、あったかいの。
会場にいるみんなが知り合い、みたいなあったかさにしちゃう。
決してそういう音でも、歌詞でもないんですが(苦笑)
バンドの空気がそういう感じ。
そして永友会長!いい声ですねー!
ちゃんと歌ってるから、すごくよく歌が聞こえてくる。
まあ、意味って意味なのか?っつう歌詞も多々ありますが(苦笑)
むしろ訳わからんものの方が多いかも・・・。
永友会長も脳みその色違いそう・・・。
や、親族一同不思議な感じだから、血の色が違うのかな(笑)
ギタリストでボーカルなんだが、なんか・・・地味(失礼!)
そこがいいんですが。
・・・ワタナベイビー思い出しちゃった(苦笑)


「どーも今晩は!!キャプテンストライダムですっ!」
「郡山の皆さん、こんばんは!こんばんはといっていい時間なんでしょうか?
キャプテンストライダムです、はじめまして!
え〜、まだまだね外は日が照っていますが、デイスコテイックな感じで   
盛り上がっていこうと思います!マウンテン・ア・ゴーゴー・ツーという曲です!」
と始まったおなじみ♪山のように見える〜♪です(笑)
2曲目からもうみんな巻き込まれてます!
B梅田くん乗せ上手!すごい手拍子!楽しいねえ!サビ大合唱だし(笑)
これはすごい!理屈抜きにして音でハッピーになれる力がある曲だわ。
ガツンっと終わるとこも気持ちよいです。
永友くん、不思議な乗り方するねえ・・・。
片足だけブンブン上がってます・・・(笑)
そして「肉屋の娘」だよ・・・。
マイクに噛み付かんばかりに絶叫!会長!
むっちゃノリノリですが・・・なぜこの歌詞を歌わねばならないのか、永友くん!(笑)
そしてなんで乗っちゃうんだ俺!(爆笑)
面白いようにハネるリズムに、勝手に体が反応しちゃってる。
はは、すげーなあ。
ドラム菊住くん。噂には聞いていたが,本当に「顔でドラムを叩く男」でした(笑)
リズムに合わせて表情がくるくる変わる。
しかもめっちゃ楽しそうに。
見てるだけでわくわくしちゃうっすね,なんか。
「改めまして今晩は!キャプテンストライダムですっ!
夏休み真っ只中、皆さん休んでますか?それとも働いてますか?どっちですか??
今どっちにも手上げてた人いましたけど、どっちなんでしょうかね?
(会場から・めっちゃホリデー!!)・・・え?めっちゃホリデー??
こう、ズバーっと!ですか?(笑)今日も皆さん、ズバーっといきましょうね!」
「ほんとにもうね、ありがとうございます、このお盆のね・・・今日は13・・かな?
お盆の入りの日ですよ。こんな時間に集まってですねえ、
もう皆さん道楽者ですね!この道楽者!!(笑)」
「実はですね、郡山に着いてですね、このライブハウスの近くで、今日亀を見まして。
あれは郡山では有名な亀なんでしょうか?亀が散歩してました。ゾウガメが。びっくりしました。
そこの交差点で信号待ちしてたら、横に亀が並んでた!」
梅田「それは人が乗れるようなやつ?」
「乗れるよ!あれは!みんな写メールで撮ってた。
それに、その亀の背中に「散歩中」って札が張ってあって(笑)
あれなんでしょうね?すごく気になるんですけども。あの、是非アンケートにですね、
あの亀のいきさつを、ご存知の方いたら書いていただきたいなと。」
「じゃあ、先祖の霊でも迎えに行くか!「あとの祭り」です。」
なんだろう。キャプストの音って、
なんでこんなに懐かしくてまるっこい音なんだろうねえ。
電気で増幅してんのに、機械音がしない感じ。
(唐突に)菊住「先祖に会いに行くと言えば!」
2人びっくり(笑)
菊住「皆さんお墓参りはしましたか?今年は。
実はですね、僕昔お墓参りに行ったときに、お墓に入ったことがあるんですよ!
あの下に!で、なんでかっていうと、親戚がみんな集まったときに、
せっかくだから、先祖にも俺等の顔見せようっていう変な空気になって。」
梅田「酔ってたんだね?」
菊住「で、お墓のフタを開けて、下に入りましたよ」
「それは墓を暴いたと言うこと?」
菊住「や、あの、挨拶!先祖の皆さんに!
入ったらね、骨壷が、じいちゃん、じいちゃんのとうちゃん、ばあちゃんのかあちゃん
みたいな感じで十何個並んでました。
それで、いとこのおじさんが記念にって名刺をおいてきました」
梅田「そのうち私も入るんでって?(笑)」
菊住「そうそう、先に挨拶いっとこうかみたいなね」
「いやー、でもお盆ってね、個人的にすごく好きなんですけど。
あのー、うちのね、お盆ってすごく盛り上がるんですよ。
墓場に重箱を持っていってですね、皆でお墓の中でご飯を食べて、
酒を飲んだり、スイカ割りしたりしてね。すごい盛り上がるんですよ。
だから、お盆ってそういうもんだと思ってたんですけどね、
小学校高学年くらいになると、お墓でそんな盛り上がってるのって
うちの親戚だけだっていうことに気がついてですね(笑)
・・・まあ、反抗期もありましたが。」
梅田「まあ、お墓でね、わいわいやるのも、いいじゃないですかね?
今日も、音楽でね、ご先祖の霊をなぐさめましょう!」
「ね?今日ここでね、皆さんが盛り上がることが、なにより先祖の供養になりますから!
盛り上がって行きましょう!
じゃあ供養の準備はいいですかあ!?思う存分踊ってください!」
オイオイ、某宗教団体かよ(汗)
っつうか、墓場でスイカ割りって・・・やっぱり永友家・・・何かあるね(笑)
負けないくらい菊住くんちも何かあるわ(爆笑)
なんか笑っちゃって、変なノリになってました「フランクフルト」
から間髪入れずに「おばけナイターのテーマ」
ああ、お盆にピッタリ。ってか永友家じゃん?(笑)
会長、弾きながらボンボン跳ねまくってます!
ステージから落ちそう・・・。
お?この曲って、振りつき?梅田くんに乗せられて一緒に手振り!
そして「ライララライライ〜♪」とまたしても大合唱!
知らなくても、歌えちゃうキャッチーさがすごい!
わはは!鬼太郎出てきそうっすね!
「えー、本当はこのまま次の曲へ行く予定だったんですが、
演奏中にギターの弦が切れると言うハプニングが!
まあ、あのーよくあることなんでね、落ち着いてください!」
・・・永友くん、自分にいいきかせてんのか?(笑)
梅田「先祖のメッセージだね!」
「ゲタの鼻緒が切れる、みたいなね。」
梅田「さっき見えたもん俺。長髪白髪のおじいさんが」
菊住「俺は見えなかった(笑)」
「・・・あのー、丁度よかったなあと思ったんですけど、
さっき告知をするのを忘れていてですね。
11月にまた、福島にライブしに来ます!ので。
「ズバーっとオータムタイム!」というツアータイトルで・・・・嘘です!(笑)」
菊住「今ちょっといいなって思った(笑)」
「ということで、ゾウガメの件もね、忘れずによろしくお願いします。
すごい気になってるんで。
毎日散歩させてる風だったのでね、次回来た時もそのゾウに会いたいなと」
菊住「ゾウ??」
「ゾウじゃないや、ゾウガメ!」
菊住「そもそもカメに散歩って必要なんでしょうかね?」
「・・・・どうなんでしょうねえ??
あ、それから10月半ばくらいにシングルが出ます!
何が収録されるかは・・・・まだ未定ですが、
5,6曲収録されたDVDとセットで出ますので、是非よろしくお願いします。」
(やっとここでギター修復終了)
「じゃあ、皆さん、ちょっと記憶を巻き戻してください。
おばけナイターのテーマのラストから!」
とテンション一気に上げて♪ライララライライ〜から(爆笑)
ナイストークでつないでいただいたので(笑)
こちらのテンションもまったく下がらないまま、めっちゃノリノリのラストへ!
これまたすんごい楽しいリズムで、
ココロも体も踊る踊る☆と言った感じです!
サビすぐ歌えそうなくらいキャッチー。
にしても、会長すんげー汗ですね・・・。
水浴びたみたくなってますが・・・。飛沫見えますよ・・・。
「ありがとうございました!キャプテンストライダムでした!」


と、ダンシングダンシング☆な感じで、
会長とおんなじくらい、汗かかされました!
いやー、楽しかったあ!
こんなに跳ねさせられるとは思っておりませんで(笑)
にしても、本当に不思議なバンドですね。
今まで感じた事の無い空気感。
あったかくって、たのしくって、ちょっとキュンっとなって、摩訶不思議で(笑)
お盆にぴったりなバンドっつうのもそうそういないのでは・・・。
3人ともよくしゃべるしねー(苦笑)
それがまた面白いのがなんとも、親近感が増すというか。
3ピースなのに、いろんな音が鳴ってる気がしました。それもまた不思議。
なんだか、すごくにぎやかで。そう、お祭りのお囃子みたいに。
いやー、すんごいよかったっす☆


さて、ここでセットチェンジ・・・ですが、
ドラムセットは据え置きです。
へえ、こういうやり方もありかあ、
ここのハコのやつなのかな?なんてボンヤリ見ていたら!
なんと!ご本人自ら、機材のセッテイングを!
LOSTの3人が目の前を行ったりきたり(汗)
うわあ・・・目のやり場に困る・・・(変ですか?・笑)
ほ、本物だあ・・・。どーしよ、もう泣けてきた(苦笑)
ああ、やっぱり眼鏡かけてないんだね・・・。
・・・それはさておき、
おかげで、待ってる時間も短いし、持て余さずに済みました。
結構この転換の間って困るのよね、ひとりで居ると。
さすが、スプリットの猛者、といったところでしょうか。
まあ、今回は、仲良くなれた方がいたので、
いろいろ楽しくライブの話できましたけども☆


LOST IN TIME


3人、がっちり握手を交わす。
ピンと張り詰めた、緊張感。


<セットリスト>
1 はじまり
2 柊
3 通り雨
4 蛍
5 約束
MC
6 きのうのこと   


会場にいる、一人ひとりに、語りかけるように、
問いかけるように全力で歌う海北くん。
そしてそれを支えるように、源ちゃんのドラムと、
えのもっちゃんのギターが、力強く、真摯な姿勢で響き渡る。
LOSTの音は、奏でている自分達にとても厳しい。
人との関わり。
それをとても大事に、大切にしているからこそ、
大事にしたいのに出来なかった弱さと、大事にしたいと思った強さ
その両方を同時に鳴らさずにはいられないのだろう。
だからこそ、聞くこちら側にも、相当の覚悟が必要だ。
今、自分が立っている位置と、その周りにあるもの、いる人たち。
すべてを見て、それに感謝すること。
ああ、そうか。
この思いを受け止めるということに意識が集中してしまうから、
音に反応出来ないで、動けなくなってしまうのだ。
やっと、わかった。
朝日がきらめくような「はじまり」から「新曲をやります!柊!」
と響いた新しく鳴らされた曲はとても、はじけるようなリズムだったのに。
やっぱり、動けなかった。
海北くんの、覚悟に立ち向かえるだけの、思いが足りない。
相当、気合は入れていったんだけどなあ・・・。
自分、ちっさいなあ・・・・。
ファーストの曲、やられたらかなり辛いなあ、と思っていたら、
やられてしまいました「通り雨」
「君に何も言えないのは/汚れきった言葉しか知らないから」
ああ、まったくその通りです。
あなたに返せる言葉、何一つもっていない。
「蛍」の美しさが、あまりにも煌きすぎて、涙がこぼれた。
届かない思いが、たゆたう水の間に間に淡い光となって明滅する。
日々流れてゆく時間の中で、ふと思い出した時の、切なさと痛み。
ああ、なんと儚いのだろう。
でも、思いは一瞬でも、きっと、その時の輝きはずっと残っている。
源ちゃんの大きなカウントで始まった「約束」
海北くんが、弦を切りそうな勢いで弾く。
「えー、気合いが入りすぎて、ご挨拶が遅れました(笑)
初めましてですね、郡山は。
ようやっと来ることが出来ました、どうもありがとう。
とてもいいメンツで、明日も山形と、東北2本回ることができて、すげえ、うれしく思います。
このツアーを企画してくれたスタッフの皆さん、出演者のみんな、
そして来てくれた、ひとり一人のあなた、
本当にどうもありがとう!
えっと・・・。新しいアルバムが、夏が終わって、そろそろ冬っていう11月の頭に、
リリースすることになりました!(笑顔!)
すごくいいものが出来たと思います!
その中の曲は、あのー今、ミックスとかね、してたり、
今日もライブでやったし、どんどん歌っていこうと思うし、
これからも頑張っていくつもりでございます。
そのアルバムのツアー、多分年明けになってしまうと思うのですが、
また来ようと思ってます。まだ、あんまりハッキリしたことは言えないんですが、
ホントに今日ね、おはようござまーすって昼くらいにここに来た瞬間の雰囲気がすごく良くて、
また、歌いに来たいなあと思います。(メンバーに)なんかある?」
榎本「えっと、さっき、?っていうヒップホップのグループのDVDを買ったら、
中にコメントが入ってて、俺等も今年、DVDを出したんだけど、
なんで出したかっていうことが全部そこに書いてあって、
すげー感激したんだけど、
要は、作品だったら何回でも聞けるし、DVDとかビデオだって何回でも見たりできるけど、
やっぱライブは、その一瞬でしかない、っていう。
なんていうか・・・寝っころがって家で見ているのとは、
遥かに吸収するスピードが違うんだっていうことを書いてて、
まさに、それが言いたくて、俺等もDVDを出したし、こうやってライブをしに来てる訳で・・・。
・・・だから、何が言いたいんだっけ・・・?(笑)わかんなくなってきちゃったけど、
まあ、とりあえず、いい感じにやれてると思います(笑)」
「あー・・・僕も昨日、ガキの使いのDVD買いました・・・。(笑)」
榎本「・・・・面白かったね」
「えー、ということで(笑)、源ちゃんなにかある?」
源「あ、僕もさっきカメを見たので(笑)カメのこと知りたいです(笑)」
「まあ、こんな感じで、これからも僕達自身も頑張りますし、
今日出てるバンドもそれぞれ頑張ってます。
音楽はひとつだけじゃあございません。人間もひとりだけじゃないでしょ?
いろんな人がいて、いろんな形があります。
ひとつだけじゃない答え、そのひとつひとつにありがとうを言えたときに、
そのときに初めて、
60年前の、この国に、決着をつけることが出来るような気がします。
今日は本当にありがとうございました!最後の曲です。「きのうのこと」」
力いっぱいの歌と、力いっぱいの演奏と、
「今日ここに集まってくれたあなた。
僕とあなたで、世界は変わってゆける」
との言葉。
もう、精一杯の拍手で答えるしか、術が無い。
涙が止まらないよ。
でもそれすらも包み込んでしまうような、心地よさと、大きな大きな暖かさ。
残ったものは、胸の高鳴りと、苦しさと・・・後悔と。
・・・・・・・少しの希望・・・・・。
だったら、いいな。


初めての土地だということで、随分力が入っていたようにも思いますが、
何分こちらも初めてなもので(汗)
いっぱいいっぱいでした(泣)
そんなあたしをそのままに、
すぐ転換(苦笑)・・・しかも本人が・・・。
そうだよね・・・次のバンドもあるもんね・・・。
ああ、プロの仕事・・・。



CONER


セッテイングをして、そのままの流れで、
「では、始めます」
と静かに始まりました。
「本当は座ってもらおうと思ったんだけど・・・ちょっと、ムリあるかな(苦笑)」
下、コンクリート剥き出しなんで(笑)
「まあ、自由に楽しんでもらえればいいから。
あ、一個だけいいたいことは・・・ダイブだけはしないでね(笑)
あと、モッシュも禁止。・・・しねえか、アコギだしね(笑)」
いやー・・・。
緊張してしまいました(汗)
いっそん、超近いんですもの。
やっぱり、こう、発してるオーラが完全に人と違う。
もうなんか、凄みありすぎ。すげー・・・。
ロッカーっすねえ・・・。
でもでも、曲は、アコギメインで非常にあったかくて、
くすっと笑いたくなるような言葉遊びのような歌詞。
けど、油断してるとサクっと刺されちゃう感じで。
ふふふ。すごく、楽しい。
言葉の響きと、その羅列がこんなに楽しいとはねえ。
アコギ2本、鍵盤、打ち込みの音を少し。
「その時その時で集まったメンバーで、
やりたいことを自由に出来るような場にしたいと思ってるユニットなんでね、
今日はこういうセットになりました」とのこと。
目をつぶって、横にゆらゆら、揺れていたくなるリズム。
音のリズム、言葉のリズム。
なんだか懐かしい感じがするのは何故なんだろう?
童謡とか、わらべうたなんかを、ちょっと思い出しました。
いっそんのよく伸びる、ハリのある声に、イメージがどんどん膨らんでゆく。
春風の中、つばめがひゅうっと雲をひいたり、
満月の光が、海に道を作っていたり、
炭酸のシュワシュワしたような感覚があったり。
回文、回文で、楽しくってくすくす笑ってたら、最後にハっとさせられたり。
一曲一曲ごとに、景色がどんどん変わってゆく。
「今日はお越しくださってありがとうございます。
昨日夜中の2時に東京を出て、渋滞に巻き込まれながら、やってきたんだけど。
・・・キツかった・・・。わかる?この気持ち?尾崎豊の気分(笑)(マネ入りました)
でもね、ま、バンドじゃないんで、そんな大変でもないけど。
バンドね、大変ですからね。ドラムとかね?そうでもない?
・・・まあ、解散しちゃったんだけどね・・・。
でもこうやってね、いろんなバンドと一緒に回って、
盛り上がってるのを見るとね、やっぱりバンドいいなって思うよね。
ま、いずれね、バンドで、またやろうとは思ってるんだけども。」
なんて発言もありつつ。
うおう、やっぱり、バンドマンなんすね、いっそん。
いずれまた、ガシガシ男子どもをダイブさせちゃうんでしょうかねえ・・・。


モノマネあり(確か坂東英二とかもやってたような?・笑)、ちょっとしたお遊びありと、
ご本人が楽しんでるのがすごく伝わってきて、
とてもほんわかした感じの中にも適度に緊張感のある、
とても良いライブでございました。
驚きと、楽しさと、ワクワクと、ココロが透き通っていくような音が、
ゆったり流れた時間だったなあ。


LUNKHEAD


わー、みんな大きいねえ(苦笑)
こんなに(背が)おっきい人たちだと思いませんでした。
・・・で・・・若い!!(爆笑)
はは、年は知ってたんだけど、
なんかこう、発してるオーラが、熱くて澄んでるというか。
上手い言葉が見つからないんですが・・・・。
とにかく、勢いがすごくて。
なんか、びっくりした。


<セットリスト>
1 月光少年
2 体温
3 白い声
4 灰色
5 ハイライト
6 千川通りは夕暮れだった
7 前進/僕/戦場へ
EN
東京より?


「イエ〜〜!!郡山ぁ〜!!」
と小高くんの絶叫からスタート!
きました!一曲目から聞きたかった曲が来ちまいました!
ギターの響き方がすごい!
そして音圧がすごい!
出てきた姿に感じた、バンドが持ってる全体のイキオイみたいなものが、
まんま音に現れてるみたい。
全員の音が合わさったとき、ドンっ!て体全部にぶつかってくるような感覚が。
うわあ、小高くんの声。
なんて切ない響き方するんだろう。
歌い方荒いし、歌詞も聞き取れないとこがあったりするけど、
言いたい事が、声と体からいっぱい溢れてるみたい・・・。
なんだか・・・もどかしい感じが。
全力疾走な演奏のまま、2曲目「体温」へ。
歌詞と相まって、そのもどかしさが益々つのる。
なんだろう、歌と、演奏の摩擦が、すごいエネルギーになってる感じがする。
演奏に歌が乗って、どんどん上がって行くのではなく、
お互いがガチンコでぶつかって、
そのぶつかった火花が、ステージから迸っている、とでもいうか。
決して、どっちかが足りないとか、そういうことじゃない。
不思議なエネルギーの発し方してんなあ。
でも、しいて言えば、ちょっと、小高くんの‘うた‘が、
意志に追いついてない、ように思う。
それは「白い声」で、感じたこと。
言ってる事は、すごく良くわかるんだけど(まあ、そんな感じの性格なんで)
・・・なんかねえ、ビンビンこねえんだよ。
うん。まあね。で、終わっちゃう。踏み出すまで、イかねえ。
むーん。・・・良いんだけどなあ。
「郡山は初めましてですね!こんばんは!LUNKHEADです!」
「俺ら東京から機材車で来たんですけど、大変だったんですよ!!
ねえ?わかる?みんな?夜9時くらいに出て着いたの5時ですよ!渋滞して渋滞して。なあ?」
悟「ほんと、大変でした。・・・俺が(笑)後ろのシートにこう3人で並んで座ってんですけど、
小高、俺、壮の順でね。で、寝るとこいつら二人が足がーって広げるから、俺もうムンク状態だよ!」
(悟くんがしゃべっている間、何をいわれるのだろう・・・と言った風情でじっとしている小高くん・笑)
「でも、お前が寝ると今度は俺らがムンクだし(笑)
でも、大変だっつっても、俺らは寝てるだけだから・・・(とD・龍くんを見る)」
おもむろにドカンッとドラムを叩く龍くん
「うわあ!びっくりしたあ!」
龍「大変だよ!!」
「(笑)やー、俺らだってねえ、運転できないわけじゃないんだよ・・・なあ?」
悟「むしろ壮はうまいよね」
壮「ん?俺?」
「・・・・まあ、そんな感じで、やってきました(笑)
楽しんでってもらえたらな、と思います!よろしくお願いします!」
いやー、飛ばす飛ばす!
灰色〜ハイライトと息つく間もない程、ゴリゴリ押してきます。
ベース悟くん、ラインも本人の動きも、激しい激しい(笑)
そんなにヒネったような動きではないのですが、
とにかく、良く動く(笑)
本人もポンポン跳ねながら弦を弾いてて。
ドラム龍くん、すんごいパワーヒッターですね。圧がすごい。
バンドの呼吸感、は、さすが同郷というか、
吸うタイミングと吐くタイミングがピッタリ合ってて、気持ちいいっす。
「こんな時・・・お盆に、みんな忙しいやろうに(苦笑)めっちゃ混むのわかってて(笑)
来てくれてありがとう!もう、この4バンドでやるなんて・・・すごいメンツだからねえ!
これ東京でやったらきっと大変だよ・・・なあ?」
悟「そうだな」
「やる?って言われたとき、もうふたつ返事やったよな!はい!出させていただきますツ!(もみ手・笑)って」
悟「・・・俺ら、どんなバンドだよ・・・」
「ははは、そんなんしてないけどな。
でもホント、声かけてもらったのがすごいうれしくて。
さっき海北くんも言っとったけど、ここに来れたのは、ノースロードの皆さん、
スタッフのみんな、そして見に来てくれたみんなのおかげです、本当にどうもありがとう!
(メンバーに)なんかありますか?」
悟「本当に来れてよかったです。楽しかった!どうもありがとう!」
壮「楽しかったです!どうもありがとうございました!」
龍「あのー、俺もさっき亀見たんですけど(苦笑)気になってるんで教えてください(笑)
どうもありがとう!楽しかった!!」
「じゃあ、最後まで盛り上がっていこうぜい!「千川通りは夕暮れだった」!」
わはは、なんか無条件にポンポン跳ねたくなりますね☆まっさらな縦ノリ!
なんかねえ、まわりに居たファンであろう子達が、すんごいキラキラして楽しんでて。
その様子で、こっちも楽しくなっちまう、というか。
おわっ!!今気づいた。あたし、汚れてるか?(泣)
そんな曲がった耳で、聞いているつもりはないんだがなあ。
すんごい楽しく跳ねてたしね、もちろん。
でもね。なんだろう、
小高くんの言いたいこと、言い切れるまでは、やっぱかなり、大変。
そんな感じする。
進んでいったろー!という力強さがみなぎる曲「前進/僕/戦場へ」
ギターのハネっぷりが、ワクワクします!
いつのまにかみんなみんな、手が上がってる。
すごいね、真っ直ぐだ。響いてる音も、歌も、ここに居るみんなも。
皆、前へ前へ。
小高くん絶唱
龍くんが穴あけそうな勢いで叩いてます!
「どうもありがとう!ランクヘッドでしたあ!」


大きく手を振ってステージを後にするメンバー。
気づけば、結構な汗をかいてる自分(苦笑)
ははは、乗せられてんじゃん、あたし。
拍手なりやまず。
そしてそして、再びメンバー登場!


「ホントにどうもありがとう!
キャプストもLOSTも言っとったけど、俺らも秋に新曲がでます!
まさにトラックダウン終わってここに来ました!楽しみにしててください!」
「でも・・・ホント、なんやろう、キャプストもLOSTも新曲出来たっつって、
俺らも新曲出るし、みんな頑張ってて・・・こんないいイベントださせてもらって、
しかもトリやらしてもらって・・・ありがとうございます。
じゃあ最後に、東京より?、という歌を歌います。」
・・・初めて聞く曲でした。
穏やかな、ゆったりしたリズムの曲でした。
こう、火照った頬をなでてゆく、川面の風、のような。
聞き入ってしまった・・・。



いやいや、本当に、4つともすごくいいバンドで。
それぞれまったく違う色、違う音なのに、喧嘩しないで、
それぞれを尊重しているというか。
4つとも初めて見るバンドだったのに、
イベントの雰囲気がとてもアットホームで、あたたかくて、
すごく居心地がよかった。
とても楽しかった!!
行ったかいがあったってもんです☆
キャプスト、LOST、ランクと益々好きになったし、
いっそんの声、生で聞けてむっちゃ感動でした・・・。


帰り際、物販で海北くんとちょこっとお話できました。
実は海北くん、自分らの出番終わってから、
ずーっとステージ真正面の物販ブースに居て、
そこで一緒になって、CONER、ランクと楽しそうにお客になってました(笑)
気になってしゃあなかったっす(汗)
それはさておき。
今年のライジングは出ないんですねー(泣)と、夏の話をしたら、
出たかったんだけど、出たい人がたくさんいるから、
なかなかライジングは出られないんですよー。とちょびっと寂しそうにおっしゃってまして。
来年は是非出たいですっ!とのことでしたので、
関係者の皆様、どうかLOST IN TIMEを呼んでください(願)
ランクの小高くんとも握手させていただきました。
手、おっきかったっす・・・。
そうそ、機材の撤収も、出演バンド全員でやってて、
これは感動しました。
当り前なのかなあ?イベントそんなにたくさん行ってるわけじゃないから、
他のイベントやバンドがどうなのかわからないけど、
転換や撤収まで自分らでやる姿って、
なんだか、うれしかったっすね。
ミュージシャンって、そういう感じあんまりしないので。
それだけで、なんか、ホッするというか。


とまあ、初めてずくしの郡山。
翌日は駅前の立派なプラネタリウムで満天の星を眺めて、
乗り換えの仙台で牛タン弁当を買って、
このレポを書きつつ、帰ってまいりました。
友人も出来て、すごく良い旅になりました。