ハナレグミ「帰ってから歌いたくなってもいいようにと思ったのだ」

まずはハナレグミ永積くんの感想おば。


本当に自分の家からもってきたというセット(ソファー、
ミニテーブル、レコードプレイヤーもろもろ)も相まって、
「いいレコード手に入れたから、家に聞きにこない?」
なんて言われてるような気分に。
そのステージ上のプレイヤーで客入れのBGMをかけていたのだけど、
開演10分前くらいにレコードを換えに本人が登場(笑)
騒然となる会場に「また後で来るから(笑)」
と去っていく永積くん・・・。
いい。
驚くくらい、ゆったりした空気が始まる前から流れている。
そんな中で始まったライブ。
弾き語ってます!とツアータイトルにもありますが
今回は永積くんが歌いたい歌を歌いたいように歌うというツアーらしく、
その場その場で「何歌おうかなー・・・。」なんて曲リストをパラパラ。


永積くんの声は嘘も悲しみも、涙も笑顔も
みんなみんな許してくれるような声なんだよね。
合間合間にナイスMCもはさみつつ、
いい歌をそのまま、いや、それ以上に皆に伝えてくれた。


うちの地元は売れ筋のミュージシャンでもなかなか埋まらない、盛り上がらない
という、かなり困ったお土地柄なのだけど(泣)
弾き語りで、しかもたった一人で(ホントはもう一人いたけどね)
あんだけお客を自分のペースに巻き込める人もなかなかいないです。
バラードも最高に美しかったけど、
上がり系の曲(フェスでおなじみのあの曲)の一体感といったら!!
これには本当にびっくりした。
皆が大声で歌って、手拍子をして、音と戯れることを楽しんでいた。
・・・なんだ、皆出来るじゃん。


永積くんの人柄なんだろうなー。
楽しいぞう!!って、歌いながら叫んでる感じ。
その‘気持ち‘を伝播させる力がもんのすごい強い。
ちょこっとウルウルしてました(笑)


では、また。



また見たいなー。
今度は野外で?!