フジファブリック Live at 渋谷公会堂

harikona2006-12-26


昨日。
浮き足立った街の中、仕事着まんまで会場行って、
ライブが終わって、なんだか放心状態で、
それでも、一緒に見た友人と気がついたこととかしゃべって、
その後電車待ちながら地元の同志に感想っていうか愚痴まくしたてて、
少し落ち着いて、寝て。
今日朝5時に起きて、飛行機乗って帰ってきて、定時で仕事行って、
帰ってきて、荷物片付けてパスタ作って食べて、
中継の放送始ったの慌てて消して。


今心んなかに浮かんだことは、
志村正彦のモチベーションは確実に上がってきてる、が、
メンバーがそれについて来れてねえんじゃねえかってこと。
城戸くんはうまい。すげえうまい。
最初は、城戸くんとフジメンバー四人が、
いまいち噛みあってないような気がしてたんだけど、
ひょっとしたら、
志村がやりてえことが城戸くんのリズムなのだとしたら。
メンバーがそれに追いついてないから、あの違和感が生まれてるんじゃないだろうか。
何故そう思ったか。
新曲、完璧だったんだ。蒼い鳥。あと東京炎上。
これ2曲。もうホントにきたあ!!っていいたくなるくらいよかったんだ。
ひさびさに曲に圧倒されて、身じろぎできないで全身耳にして聞いた。
今の志村正彦のテンポ感が全員に行き渡ってて作ったから、
変な違和感もズレもまったく感じない。
世界が出来上がってる。


でも、既発の、特にリズムが命、みたいな曲で今だ如実にズレが出るのは、
メンバーがまだ、昔のフジファブリックが気持よかったとこで行こうとするから、
今のテンポで走ってる志村と城戸くんと合わなくなっちまってるんじゃないかな。
打ち上げ花火とか、銀河とかさ。
お互いがお互いを掴みかねてる感じ。
なんか掴もうと必死なのは感じるんだけど。
なんだか、迷ってる。


ただ、少し怖いな、と思うのは、
城戸くんにこだわりすぎじゃねえか、ということ。
前述のようなことに気づいた今でも、
城戸くんのかっこいいドラムがフジん中で鳴ってることは、
あたしの耳にはどうも馴染まない。
ついていけてないのは、あたしも同様なのかもしれんが。


野音ほどのショックは受けなかったが、やはりちょっと落ち込んだ。
よかった曲とよくなかった曲の差が激しすぎて。
でも、何かが起こりつつあるような、ないような(苦笑)
不思議な感じが、今残っている。
野音後みたいな悲愴感はない。
ビタっとハマった時の迫力、今まで以上の瞬間が確かにあったから。
まだまだ、フジファブリック
待つことにしたい。
レポは書くつもりではいます。これとは別に、もう少し細かいのを。
あの、相変わらずな上に前のめりだった志村のMCも含めて(笑)
中継録画したやつはしばらく見られないな。
野音みたく封印することはないけど。
新曲、演出も含めてすげえよかったもの。あれはもう一回みたい。
そういやMC、個人名とか商品名バンバン言っちゃってたけど、
放送できんのかね?(笑)


歌詞が主張してないものが聞きたくて、ハラカミさんとSAKE ROCKと、
J&B(沼澤さんのバンド)とカウボーイビバップのサントラを聞く。
Sketch showの「audio sponge」に入ってる、
幸宏さんの「Do you want marry me?」がものすごい好き。
ってかこれ歌ってる幸宏さんの声が。
その直後の細野さんの「Gokigen ikaga?1,2,3」も最高ですが。

フジファブリック

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