FAB FOUR

夢チカ観てて、
二人の時の想いも、三人の時も想いも、
四人になってから全部引き受けてくれてるから、
こうやってあたしらみたいな古参も笑ってられるんだよなぁ・・・って、
なんかもー、感謝とともにちょっとしんみりしちゃったわいよ(笑)
あの頃に増して今が、魅力的だから言えるんですが。


年明けの武道館中間発表思い出すな。
カウントダウンしていくたびにPCの前でぎゃーぎゃー言ってたっけ(笑)
武道館のラストで最終結果流れた時の、
オーディエンス間に流れた
あの納得したような独特な連帯感は忘れないだろうなぁ・・・。


絶妙な4人だな、と、いつも思う。
このバランス感覚は他にはない。
無理なくそれが成り立っていて、しかもひどく心地いい。
だから、生まれる音そのものが、どんなに飛び跳ねていようと、
根本が揺るぎないことを知っているから、
ニヤリ、と推し測りながら聴けるのだ。音と同義で、ひとがすきなのだ。

アナサニ 新代田


another sunnyday
@新代田フィーバー
13.9.8


<セットリスト>
Sunnyday
Bucket Mash
夏の再来
新曲・1
新曲・2
新曲・3
Prelude
The Perfect ivy


おーやまさんのフェイスブック
白のテレキャス
この日弾いてたやつだぁ。
テレキャスって鳴りが気持ちまんまでる感じするんだよな。
力任せのリズム体に似合いだとおもう。


・・・遅刻王子が、もっとぶっちゃければいいのになーーー。
・・・かっこよいんだよねえ。
カッコよすぎて、入り込むスキマがなくてねえ・・・。
言い方なってないかもしんないけど、
出来あがり過ぎてるんですわ、アナサニは。
もっと無様でいいと思う。
形振り構わない感じが、今の土俵に立ってる分には足りない。


バンド感・・・バンド内の熱量は相当あがってた。
1曲目ドンっと鳴った時、うおっ!!って目を見張ったほど。
音を重ねることでわかりあって、バンドという生き物のシナプスが繋がってゆく。
ぶつかって、理解し合って、ひとつに向かってゆく。
対話と同じだな。


ただ。
そのステージ上の熱量が、うまくオーディエンス側に伝わっていない。
面白がり方をわきまえてるひとは置いといて。
なんだろう、この隔たりは。
跳ねたくなるようなる楽しさも、
ドキドキさせる美しさも備わってるのに、
フロアを、巻き込めてない。
ええー!?あたしちょーーたのしいのに!!
なんでみんなだまってんの??みたいな。
・・・なんか、まわりにいた子たちに聞きたくなっちゃった(笑)
どう?このバンドどう思う??って(苦笑)


対バンだった子たちのうた聞いてて、
・・・なんというかな、
まだ自分探しまっただ中な子ばっかりで・・・、
アナサニはそこはもう、越えちゃってる感があるので(苦笑)
悩みを共有、という温度感とは、ちょっと違うのかなあ・・・。
「どれくらい僕らの痛みに違いがあるっていうんだい?」
ってとこまで、伝えたいよなぁ。うん。


新曲聞いて、アナサニだなぁって思ったってことは、
色が、持ち味がはっきりしてきたということ。
これがまたかっこいい曲に仕上がってて、さっすがやなあと。
セトリ新曲・2って書いた曲がまた、ぐっときましたねえ。
ミトくんやーばい。泣きのグルーヴ出ちゃってました。
おーやまさんの得意分野な気がします。こういうブルージーな感じ。
また王子の喉が鳴る鳴る(笑)
この曲すげーすき。


{Prelude}
ライブ初聴きでしたが、
思ってた以上に、輝きが溢れていてびっくりしました。
おーやまさんのギターさばきがすげえぇ。
そこに「地の果ての先へゆけ」ってコトバあてた王子もすげえ。
大サビのまばゆさは鳥肌もん。
現場で、視界が光でホワイトアウトしていくような気がした。
これもっとでっかいうたになるとおもう。
もっといける。


ラスト{The Perfect ivy}
突き抜け感倍々になってたなあ!
シンぺの絶叫も出るくらい、考えなくてもたのしい!の境地にまでいけてた。
なんつうか、べったべたに踏んでるバスがもー(笑)
ひゃっほーーい!!って、自分の身体がいつのまにかなってた(苦笑)


いやも、1年ぶりのアナサニ。
たのしかったです。マジで。
旅費とか日程的に結構無理矢理だったんですけど、行ってよかったです。


えー、
ぐだぐだ言いましたけど、
アナサニ、いいバンドになってきてると思うんです。
他にはまったくない音だし、言葉だし、立ち位置だし。
・・・誉めてますよ?(笑)
ただ、なんつうかこー、もうひとつ、突破口が欲しいなあと、
そして大した案も思いつけない自分が情けないですけども。
ひとまず、
次のアルバム、そして年明けのツアー!!を、楽しみに待ちたいと思いますっ!!


余談。
ドラムのMCに磨きがかかってきてんのがなんとも(笑)

GO WEST

明日からひっさしぶりのトウキョー。
2月の武道館以来っすね。


しつこいくらい書いていますが
とにかく暑いのが苦手でして。
夏の関東なんて無理無理無理なんですが、
ほぼ毎年、譲れないなにかしらがあって溶けそうになりながらも、
何故か居るという(笑)
地元はすでに秋の風でございますが、
残暑手厳しいあり得ない暑さのトウキョーへ向かいます。


明日はアナサニ@新代田
アナサニ今年初ですよ!初ってなんだよ!(笑)
もう終わるよ今年・・・それでもファンなのかよ・・・。
・・・まあ、もいっこのバンドが忙しいので本数自体少ないっていうのと、
それに伴ってあたしも身動きあんまとれないっていうのがありまして(笑)
イベントも西ばっかりでさすがに・・・。
{夏の再来}も{Prelude}も、音源でしか聴いてないんですわ。
ライブ重視なんで、音源どんなよくてもね。ライブで圧倒してくんないと。
遅刻王子のことばのセンスは、その声質とともに、
かなり特異ですごく面白いです。
まだまだ、開けてないとこあんだろ?!っていうのが、
定まってない行間に見え隠れしてて、ホントたのしいです。
読みこむ性質としては。
やーもーホント、やっと観られるよう。うれしいよう。
another sunnyday。
ここまで書いといてあれですけど、
極論から言うと、完全にベースミト推しです(笑)
ええ。もう言いきりますよ(笑)



明後日はbonobos新曲リリースパーティー@渋谷。
信用してる数少ないバンドのひとつ。
ただ、ただ、心も身体も預けにゆく。
やっとうたが聴ける。細胞がふつふつしてるよ。



そして、せっかくトウキョーゆくので、芝居と展覧会をいくつか、行ける範囲内で。
赤坂の真田十勇士と、
池波先生とよつばととフテネコ。



暑い言うてる場合やない。
気張ります。

あくまで途中経過

昔しんどかったから、
今らくちんなのはすごく幸せなことだとおもう。
あの頃があるから今があるともおもう。
らくちんになるために頑張ったし。
環境を嘆くことは・・・あまりしなかったかな。
ではどうするか、を必死に考えていた。
おかげでいろんなものが見えるようになった。
気付けることも多くなった。
それがひとりよがりになりがちだということも、
わきまえないといけない、ということも。


辿り着いた場所というより、
そこまで辿り着くための手段が、他力か自力かによるのではないか。
だから、シンデレラに違和感を覚えた。


けれど、
諸々を経て、今笑っていられても、
その姿すら、かなしくみえるのだろうか・・・。



ああ、違う。
そういうことではない。
世の悲しみすべてに対して、なのだね。
大きさや深さや、成り立ちなど、
大小やいきさつなどで、判断してはいけないのだ。
尺度を持ち込むこと自体、あやまちであって。
すべて。
どんな痛みも、かなしみも、受けたひとにとっては、大きな痛手であるということ。
それは、他人が判断したり、推し量っていいことではない。
そのたとえが、今回はシンデレラだったのだ。
己の物差しに、当てはめてはいけない。


眠りの旅の先にある夢。
旅から旅へと、その果てに生まれるうた。
シンデレラの夢が、うたになっているような気がする。
ちょっと違うか。
シンデレラの夢のひとが、うたを紡いでるような。
闇の夢が光となる。
運命の歯車が、回っているようなギターとベースの噛み合い。
回る音そのものがまるで鼓動のような、ドラムの高鳴り。




どこまで愛がでかいのかな。
おっと、それも違うね。
愛は、それだけ、すべてを包み込む大きさがある、
ということを理屈ではなく理解している、のか。



追いつくには、多分もう2、3回人生送って、
輪廻解脱しないといけないんではないだろうか。

帰省

RISINGSUN ROCK FES.13


いよいよ迫って参りました。


地元の民芸祭始まったあたりから
もうすでに夏休みモード突入気味ではありましたが、
開催まであと・・・一桁となると
自然と気持ちが浮き足立っちゃいますねえ・・・。


2004年の初参加以来、
2010年はお休みしましたけど、
毎年行くようになって早10年目(実質9回目)。
・・・うわーもうそんなに行ってんだ・・・。
いろんな思い出がありますねえ・・・。
初参加の年は2日目だけだったんですけど、
ペース配分わかってなくて、ずーっとライブ見続けて、
朝まで保たなかったんですよねえ(苦笑)
2006年真夜中テナー初サンステ。
自分シートゾーンで寝てたんですけど、シンペイくんのタイコでたたき起こされて、
起き抜けでモッシュピットつっこんだなあ(笑)
花火をバックにあっこちゃんの{ごはんができたよ}でボロ泣きしたこととか。
(ホントにみんなの上に来たっ!と思った)
クリスタルパレスがあった頃、YSIGでみんなが跳ねすぎて床抜けたとか(笑)
スカパラドラマー欣ちゃんに握手してもらえて有頂天になったこととか。
夜、フードエリアで担々麺すすってたら、
近くのレッドスターUAが{閃光}うたいだして、
ステージの周りだけ時空ゆがんだように見えたこととか。
ハナレグミにスチャが乱入してブギーバックやったのいつだったかな・・・。
2009年蔡くんのお誕生日みんなで祝ったのがとっても幸せだったなあとか。
2008年フジ真夜中二時過ぎの{銀河}が最高だったこととか。
もう尽きないですね。ずっと思い出していたいぐらい。


今年もまた、
思い出すのがうれしくてしょうがなくなるように刻んでこよう。
雨だろうがかんかん照りだろうが、
朝日が観られなかろうが(観えるに越したこと無いですけど)
オールラウンドにたのしんだもん勝ちじゃい。


旅程はここ数年同じパターンで動いてます。
15日仕事終わってからJRで札幌へ。
テントは張らずに札幌市内のホテルに泊まります。
18日朝まで会場に居て、午前中のJRで帰函。
友とは現地集合現地解散。
19日は洗濯&休養日。
RSR明け月曜日出勤して倒れたことあるので(笑)休むことにしてます。


そして俺タイムテーブルですが・・・。


16日
怒髪天→HIATUS→ミヤトラ→チャラ→大橋トリオ


17日
エマさん→レキシ→テナー→スカパラ→ハナレ→group inou→キセル
→ZAZEN→スクービー→モンパチ


こんな感じ。
これ全部行く体力たぶんないので(苦笑)休みつつ呑み食べつつ、
行けそうだったら行くていで。
ひょっとしたら全然別のところに出没する可能性もありつつ。
レキシからテナー、スカパラの流れが一番きついですね。
移動距離が。
途中でへこたれないようにしたいです(笑)
細野さんはあきらめました・・・。うう。
2日目のレッドスターカフェの東北ライブハウス大作戦も覗きたいのですが、
果たしてタイミングが合うか・・・。


それからもうひとつ。
ツイッターで知り合ったドラマー好き女子による、
ドラマー偏愛の会(と勝手に名乗っている・笑)
の会員全員が初めて一堂に会するので、できれば皆で乾杯したいところ。
でもみんな、微妙に音楽の趣味が違うので(笑)
どうなることやら。


書いていたらますますテンションが上がってきてしまいました(笑)
1年間の諸々はすべてここに行くためにある、
と言っても、決して言い過ぎではないです。
あたしにとって、とても大切で大好きで幸せになれる場所。
準備は万端。ぬかりなく。


行ってきます!
行かれる方、会場で!!
めいっぱい楽しみましょう!!

harikona2013-08-04

RIJF生中継を見つつ書いています。
好きなバンドが
あまり出ていないけれど、
好きなバンドのメンバーが
誰かのサポートについてるのを
頻繁に目にするなと。



今年はどうも、
インプットの年らしいです。
聴いたり、観たり、
読んだり、話したり、
貪るように重ねているにも関わらず、
感想めいたものを
書きとめておこうという気にならない。
増して、
長文を書こうという気が起こらない。
ライブの記憶については、
いつものとおり箇条書きでバーっと書きとめてはいるのですが、
レポという形に起こそうという気にならんのです。
まあ、
某バンドのライブに行きすぎっていうのはあるんですが(苦笑)
今時点で、ボーカルの弾き語りとフェス含めると5本。
このあと4本、さらにアナサニつっこみました(笑)
どうかしてます(苦笑)
・・・どうかしてていいか、今年は(笑)


ということで、今後のライブ予定。


8月
5〜11日 はこだて国際民族芸術祭
16〜18日 RISING SUN ROCK FESTIVAL


9月
8日 another sunnyday@新代田
9日 bonobos@渋谷


10月
7日 the band apart@函館
12日 Scoobie do@青森
27日 ストレイテナー@青森
29日 ストレイテナー@札幌


11月
16日 フジファブリック@札幌


12月
1日 ストレイテナー@新木場


もうね、かなり削りました(苦笑)
もっと予定入れてたんです、正直。
でも、神在月に、めずらしくライブが絡まない遠出をすることになりまして・・・。
ちいっと旅費が嵩むので、
今年後半は、そんなに本数入れられなくなりました・・・って十分じゃね?(笑)


今年は、全都道府県ツアーやってくれてる兄さんたちの心粋に、
思いっきり甘えたいと思います。


多分、もう二度とない、地元ライブは本当に楽しくって素晴らしかった。
最前だったの初めてでしたし(焦った〜・笑)
はじめまして+10周年な選曲が、
個人的に、積み重ねてきた時間の繋がりを思い起こすことになったり。
なんだか・・・夢のように幸せすぎて、
五感と六感にびしびし来てたのは確実に覚えているのだけれど、
・・・今だ現実感がなくて・・・。


もうひとつ。
天気はあまり良くなかったけど、
観光が売りの街なので、短い時間ながら街自体をたのしんでもらえたようなので、
それがうれしくって。
住んでいる街を、すきになってもらえてたら、これほど喜ばしいことはないです。


さあ。
本格的に夏到来です。
ここ数年、前哨戦のような気構えで望んでいる地元が誇る民芸祭。
そして、帰る場所、最高に幸せな街、
・・・今年は兄さんたちも来てくれる、石狩へ。


8月、めいっぱいいきます!

妄想想像

KESENで初めて聴いた{シンデレラソング}


詩が異質だ、と思ったのは、
主人公が女性で、
誰もが想像できる有名な物語のひとだったことと、
ネズミーランド演出の彼女が、個人的にあまりすきではなかったこと。
彼女の元になった古い物語の呼び名が最後に出てきたこと。
そして、
2番の目線が急に変わっているような気がしたこと。


アツシさんのことばは、
アツシさん本人と、うたの主人公がほぼダブる、というか、
本来の自己が見ている目線と、物語の主人公としての目線とが、
絶妙なバランスで描かれていることが多いので、
2番はしっくりきたけれど、
どんな苦境だろうと芯は曲げない強さはあるが、
どちらかというと受け身な女性が出てきたことに、驚いてしまって。


多分一番古い童話集として残されているぺローが書いたものと、
歯に衣着せぬ展開で有名な(笑)グリムのものは読んでみました。
・・・なんとなく、とっかかりは見えたような、気、だけは・・・(苦笑)


初見だったので、どこまで聴けていたかはわかりませんし、
音に関しては・・・一聴で判断するのは無理なこと。
特に、兄さんたちは、それぞれがとんでもない能力をお持ちな上に、
天才ホリエアツシが景色を描くので、
凡人の音楽好きは受け止めるの大変なのです(苦笑)
とにかく、
めっちゃくちゃかっけええええ!!とぞわぞわしまくったことと、
静と動のバランスが相変わらずエモいのと、
詰め込みまくりや!!と圧倒されていたことだけは確かで。



そして、
リリックビデオで先行公開されてる{BLACK DYED}
これは全く新しいアプローチで・・・・・驚きました。
前述のシンデレラとは逆で、
詩は、シニカルな目と、白と黒と銀という、アツシさんな言葉だけど。
曲が・・・こりゃもうハンパないかっこよさ!!
ぐっとタメにタメたリズム体と、
いやらしいくらいにギラギラしてる四弦。
つかこれもうなちひヤバいしょ。
・・・もんのすごいすき(笑)
早くフルで聴きたい。そして浴びて踊り狂いたい。


10周年のanniversaryな機会ですが、
こうやって、常に攻めの姿勢を持ちつつ、
揺るがない目線でいてくれる四人が、
本当に頼もしいし、
置いてかれないようにおれもがんばんなきゃと思うのです。



えー。
いろいろと書きたいことが放置気味で申し訳ないです(苦笑)


今年はストレイテナーのファンでいられることを、喜び、感謝する年なので、
もう遠慮なく現場でも字でもぶちまけたいと思っておるのですが。
その先を、常に行かれてしまうので・・・。


かなわねえな。ほんと。
それでこそ、だけども。