妄想想像

KESENで初めて聴いた{シンデレラソング}


詩が異質だ、と思ったのは、
主人公が女性で、
誰もが想像できる有名な物語のひとだったことと、
ネズミーランド演出の彼女が、個人的にあまりすきではなかったこと。
彼女の元になった古い物語の呼び名が最後に出てきたこと。
そして、
2番の目線が急に変わっているような気がしたこと。


アツシさんのことばは、
アツシさん本人と、うたの主人公がほぼダブる、というか、
本来の自己が見ている目線と、物語の主人公としての目線とが、
絶妙なバランスで描かれていることが多いので、
2番はしっくりきたけれど、
どんな苦境だろうと芯は曲げない強さはあるが、
どちらかというと受け身な女性が出てきたことに、驚いてしまって。


多分一番古い童話集として残されているぺローが書いたものと、
歯に衣着せぬ展開で有名な(笑)グリムのものは読んでみました。
・・・なんとなく、とっかかりは見えたような、気、だけは・・・(苦笑)


初見だったので、どこまで聴けていたかはわかりませんし、
音に関しては・・・一聴で判断するのは無理なこと。
特に、兄さんたちは、それぞれがとんでもない能力をお持ちな上に、
天才ホリエアツシが景色を描くので、
凡人の音楽好きは受け止めるの大変なのです(苦笑)
とにかく、
めっちゃくちゃかっけええええ!!とぞわぞわしまくったことと、
静と動のバランスが相変わらずエモいのと、
詰め込みまくりや!!と圧倒されていたことだけは確かで。



そして、
リリックビデオで先行公開されてる{BLACK DYED}
これは全く新しいアプローチで・・・・・驚きました。
前述のシンデレラとは逆で、
詩は、シニカルな目と、白と黒と銀という、アツシさんな言葉だけど。
曲が・・・こりゃもうハンパないかっこよさ!!
ぐっとタメにタメたリズム体と、
いやらしいくらいにギラギラしてる四弦。
つかこれもうなちひヤバいしょ。
・・・もんのすごいすき(笑)
早くフルで聴きたい。そして浴びて踊り狂いたい。


10周年のanniversaryな機会ですが、
こうやって、常に攻めの姿勢を持ちつつ、
揺るがない目線でいてくれる四人が、
本当に頼もしいし、
置いてかれないようにおれもがんばんなきゃと思うのです。



えー。
いろいろと書きたいことが放置気味で申し訳ないです(苦笑)


今年はストレイテナーのファンでいられることを、喜び、感謝する年なので、
もう遠慮なく現場でも字でもぶちまけたいと思っておるのですが。
その先を、常に行かれてしまうので・・・。


かなわねえな。ほんと。
それでこそ、だけども。