作り話

時が止まってるやつを相手にすんのは酷だが、
流れている時間は、
よくもわるくも知識と知恵と、経験を積ませてくれる。
なんとなく、
付き合いかたみたいなもんが、わかったような、わからないような。
ここまでくるのに、3年もかかってるぞこの野郎(苦笑)


でも、共に分かち合った時間は、決して色あせもせず、
大きな糧となって今だ影響を与えられ続けている。


歩くだけさ。共にね。


多分、自分は、精神的な欠落がデカイので、
そういうひとのうたにばっかり魅かれるんだろうなあ。
や、あの、すいません(苦笑)
そんなの本当はどうかなんて、
言い切れるものじゃあありませんけれども。
でもさ・・・匂いがね。


存在根底の揺らぎと、
大きな喪失を味わったひとじゃないと、見えない景色って、あるから。
そしてそこを見たからこそ、うたえる未来があるから。
偉そうなこと、全然言えねえっすけど。
自分はひとでなしなので。



唯一、
何故、某天才と奇跡の三人にここへきてひっぱられてんのか、
正直ホントわからんのですが。
あのひと、「ひと」なんだろうか(苦笑)
美化してるつもりもあんまないんですけど、
闇やかなしみをうたっていても、それに囚われてないひとって、あんまいないので、
ちょっと、強すぎるのだよね、存在の光が。
救いを求めてる訳でもないみたいだし、
現状から抜け出したい訳でもないんだがなあ・・・。
何者なんだろう。あのひと。
何が、その向こうにあるんだろう。


・・・それとも、わたし自身の根幹に、なにか変化があるのだろうか。




今日は、戦友とひたすら愛するうたをうたいまくる会でした。
手法ではなく、価値を見通し、共有できる数少ない戦友。
価値観なんてひとそれぞれだけど、
かなり逸脱していると、自覚しているので(苦笑)
理解者がいてくれるのは、何よりの救いです。
なんか・・・ちょっと巻き込んでる感がなきにしもあらずですが(笑)
ありがとうね、いてくれて。



きんもくせいは、もう二度と匂わない。
でも、包まれた記憶さえあれば、それでいい。
あの日はあんなに頑なだったあいつと、確かに、同じ景色の中にいた。
それはそれは、馨しく美しい景色だった。