書くということ

harikona2012-03-16

たまーに
ここに載せているライブレポ。
基本的に、
誰かに読ませるために
書いているのではありません。
自分が、
その2時間なりの間に
音から受け取った
感情と意志と記憶を、
なるべく鮮明に留めておきたいから、
ものすごい葛藤の末に(笑)
言葉にして残しています。
友人に一度見せたら、
ブログに書いた方がいいと言われたので、
なんとなく載せていますが、
大多数の人には、なんのこっちゃな感じだろうかと(苦笑)
でも、たまに、
同じように音に対して深い愛情をもっている方からご感想をいただいたりもしますので、
まんざら無駄でもないのかなあと。


・・・楽曲と自分の間に生まれた・・・何か得たいのしれない、
ドでかいものの中にダイブするような感じで、ことばを必死で探していると、
思わぬ自分や、音やことばの意外な発見があったりするので、
かなり大変な作業ではありますけれど・・・とても楽しいです。
年を経るごとに、より深度が深まっているのか、
なかなか・・・形にはなりませんが。


年間約30本程度ライブに足を運んでいます。
大抵、地元ではない場所ですので(苦笑)移動に時間がものすごくかかります。
札幌までは片道約3時間半。
青森までは1時間半。
東京までは、空路だと手続き込みで2時間くらいかな。
陸路だと6時間。
まあ、そこそこ費用も費やして(笑)
その移動時間を利用して、
行きはブックレットとにらめっこしながら、楽曲のおさらいを、
そして帰りは、実際のライブでの、
セトリ、MC、照明等の演出、音の断片、現場の空気感、自分の状態(笑)などを、
箇条書きにしてバタバタと書きとめる、という、多分自分の中で一番要な作業をしています。
移動時間バンザイ(笑)
帰宅して、形に残したいライブについては、
セトリどおりの曲順でプレイリストを作り、何度も聞きながら、歌詞をさらいながら、
想いを言葉に変換してゆく。
深夜、という時間帯にかかる魔法と、酒の力を借りながらね。
・・・まあ、大分痛い作業の末にできているものです(苦笑)


普段から、そんな意識的に意図を読もうとして聞いている訳ではありません。
かっこいいなあやら、いいうただなあやら、おもしろい!やら、
結構漠然と聞いてるし、それでいいとも思うのだけれど、
ライブを見たい、と思うアーティストは、
多分・・・その先に進みたいという感覚が働いているのだと思います。
それだけの、音が鳴ってる人らなのだろう、と。


ま、あのー。
要は、そんな昔ほど簡単に書けなくなってるぞ、ということです(笑)


それでも、必死で書いてはいますよ。