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このところ、
あたくしの拙いこのブログを読んだ方から、
大変ありがたいコメントをいただくことが続いておりまして。


特に、ライブレポなんて、
やたら遅いし、少ないし・・・重いしと、
他の方にとってあまり効果的でない(苦笑)妄想系記憶を、
「自分のため」に留めて置くことを目的として書いておりますので、
読み手には不快感やら違和感やらが先行しそうですから、
ディスられるのが先かと思っておったのですが(苦笑)


予想外に、好意的で熱い(と思われる)反応をいただいておりまして。


まあ、このはてなダイアリー自体、
書きこむのに手順がいろいろあるので、
ただ反意を叩きつけたい方にはめんどくさいような仕組みには
なっているんですが(苦笑)
それでも、面倒事を越えてまで、
書き込んでくださる方がいるということは、
とてもありがたいし、うれしいことです。


なにより、同じ音楽家を、熱意をもって愛していらっしゃる方が、
どこか遠い街でいろいろな人生を抱え込みながらも、
同じ音で救われているんだな、ということがわかるだけでも、
とても素敵なことだな、と。


あたしが愛した音楽家の方を愛する方が、
外側だけの安易さより、その表現の先の方まで、
慮って理解しようとしてくださっているということ。
それだけでも、とてもうれしいのです。


やっぱり、
音楽って、
それを奏でる人の覚悟が成っていれば、
ちゃんと、心有る人には伝わるんですよ。
みなさんの書き込みを読んでいて、本当に、そう、思える。
あたしのような、
ひとりよがりの人間でさえ、そう、気づける。


日々、
保身から来る他者への悪意や、
悪意のない無関心が生む弊害や、
善意があっても、諸々の状況で発揮できない想いが、
渦巻いて、この国を覆っているようですが、
どこかで、
それを越えて行けるだろう、と、根拠のないまま、
信じているようなところがあります。


大きな力ではなくても、
少しでも、想う気持ちがあれば、廻っていくのです。
世の中は、名の知れた人が動かしているのではなく、
ただ、懸命に理解しようと、考え努力し、
愛をもって生きる人間が、
そうでなくても、見つめる目を持つ人間がいれば、
廻って行くものなのだと思います。
それを増幅できるのは、
自らの意志を、
カタチにして行かねば生きられない人が奏でるメロディーなのだと。


うたは、しななない。
そう想います。



書き込みしてくださった方、
ありがとうございます。
うまくお返事できていないだろうし、
なかなかライブレポ書くことができませんけれど、
時間とモチベーションをやりくりして、
今後もなるべく書いていこうと思っています。
よろしければ、お付き合いください。


あたしらが信じた音楽家は、間違いないです。