志村會

行ってきました。


気持ちの整理が全然ついてないので、
どうやって書いたらいいのかもわかりません。
順序も気持ちもあっちこっち行ってますけど、
・・・・書きとめておきます。
あくまで、あたし個人の目線で。
中の様子はオリコンとナタリーの方が写真付きでわかりやすいから、そちらで。



中野の花屋は、軒並み花が品切れになっていたので、
高円寺の花屋で、地元の友人の分も含めて作ってもらった。
普通、献花って一本なんですけどね、
愛情余って束にしちゃった・・・。
白と淡い黄色のマーガレットをメインに、白バラと白のスプレーストック。
枝葉がつかないで、花だけが凛と咲いてるイメージだったんで、マーガレットで。
花言葉とかは考えなかった。


駅の改札から会場まで、悲しみで溢れ返っていてね。
自分もその一端なのだが・・・居た堪れなかったな。
何も知らない人たちが不思議そうにしてらっしゃいましたけど、
取り繕う余裕すらない。


夜の部、7時30分頃、東京の友人と待ち合わせて会場へ。
お互いの顔を見ただけで、涙が溢れる。


学生、親子連れ、スーツ姿のサラリーマン、
老若男女問わず、本当にたくさんの方が手に手に花を持って、長い列を作っていて。
改めて、志村くんの作る楽曲の、伝わっていく力の強さを目の当たりにしたような気分。
ライブに参加しなくとも、フジファブリックをいいと思って聞いててくれた人、
志村くんのことを思ってくれる人がこんなにたくさんいるんだって、
ちょっとうれしかった。


式場に入る前に、メッセージカードが配られ、
志村くんあてに言葉を書いて、ステージに置いてあるギターケースに入れてください、と。
メッセージ?!ギターケース?!!と大困惑。
でも、ちゃんと書いて、入れてきました。


式場の中には、ずっとフジがかかっていて。
アラモルトからクロニクルまでカップリングも込みで。
あんまり激しいのは避けてたみたいですけど。
桜とかセレナーデとか笑って〜とかがかかると、すすり泣きの声が激しくなる。
でも、もらい泣きはすまい、と固く誓っていて。
自分の気持ちで、泣きたいから。


ご親族が客席前方にご列席なさっていて、
前を通る時、どんな顔をしていいのかわからなかったけれど、
志村くんを生み育ててくださってありがとございます、って気持ちはこめて、
ごあいさつした。
この悲しみの渦の中に、居てくださるそのお気持ちだけでも、ありがたい。


花に囲まれた志村くんの写真見ても、まだ、実感わかなくて。
涙だけは、ただ流れてた。
あ、ちなみに写真は、
男性ファッション誌(FUGDE)に載った時の。
・・・ちょっとだけ、これ使ったのかーーーーと思ってしまう(苦笑)



もともと、手を合わせる気はさらさらなくてですね。
(不謹慎ですね、すいません)
最後の別れ、をするつもりもなくて。
一生付き合っていく覚悟の誓いと、
出会えたことへの感謝を、念じてきました。
あと、ほんのちょっと、不満を(苦笑)



生まれ変わりなんてあるのかなあ。
この才能を持ったまま、また誰かになったりするのかなあ。
だったら、引きとめるようなことは、しちゃいかんのかなあ。
でも、志村くんじゃなきゃダメなんだよなあ。
それとも、ゆっくり休みたいかな・・・。



答えのないことを、泣きすぎてぼんやりした頭でつらつらと考えてみたり。



帰りに志村會と印刷されたディスクガレージのチケットと、
ポストカードいただきました。
多分5周年ツアー@厚生年金2Daysのライブショット。
SMA,仕事早い。


遅れてきたもう一人の友人を待つ、というのは口実で、
会場を去りがたくて、ロビーで思い出話を延々と。
不思議な感じだった。
こうしていると、ライブの帰りと、全然変わんない。
なんでこんなに辛くて悲しいのか、わからなくなってくる。


會の名前の入ったプレートとか、
ロビーに置いてあったギターは撮影OKだったんだけど、
シャッター押す気にはなれなくて。
だって、これ弾いてる姿は脳内でいくらでもリピートできるし。
ギターだけ撮ったってさ・・・。



帰りに喫茶店で、今までのこと、これからの不安、メンバーのことなど、
なんだかんだと終電間際まで。


日中はとても暖かでいいお天気だったんだけど、
夜は寒風吹きすさぶ、凍えるような気温で。




参列したことで、果たして区切りになったのか、
気持ちが前に向いたのか、まだよくわかりませんが、
参列して・・・よかったとは思う。
人前で、遠慮なく泣けたし。
こんなに、たくさんのものをもらっていても、
直接、会える訳ではなかったから、こういう機会をもうけていただけて、
ちょっとは、気持ち伝えられたかなって。



悲しみに浸っているような今の状況は、決していいことだと思わない。
別の負の気を引きつけてる感じあるし。
こんな気持ちのままでは、なんにも変わらないし。
たぶんねえ、ずっと嘆いていたいんだろうな。あたし。
そうすることで、つながってるような気になってるだけだ。



ご本人が、頑張って行こうぜ!ってタイプの方でもなかったっていうのもあったり(苦笑)



そんなに器用な人間ではないので、
無理に前を向こうとはせずに、静かに待とうと思います。