調べ癖

harikona2009-04-08

辞書、好きです。
本読んでたり、
歌詞で
知らない言葉が
出てきたりすると、
すぐ、ぺらぺらとめくる。


母親の癖。
そのまま受け継いでますね。
本読むときは、
傍らに
辞書置いてた人ですから。
今はもっぱら韓日辞典ですけど(苦笑)


小説読んでて、知らない言葉や漢字が出てきたりすると、わくわくしません??
前後から、判断できるっちゃあ出来るんですけど、
なんだろう?これ??
って思えるのが楽しいっていうか。
おおまかな表現だけじゃなくって、
その言葉が醸し出す微妙なニュアンスを、知るのがうれしいというかね。


ネット、便利ですけど、なんとなく、味気なくて。
多分ね、文字が好きなんだと思います。
文字?・・・活字、かなあ?
学生が電子辞書、普通に使っちゃうご時世ですけど、
このひと手間が、いとおしい、というか。
調べたかった言葉の前後も、ついつい読んじゃったりして、
新しい発見があったり。
辞書見てると、言葉の力って、まだまだ底が知れないなって思う。
知らない言葉、いっぱいあるもんね。


ウィキペディアもよく使うんですけどね。
バンド名とか、アルバムタイトルとか、曲名を調べるのに、とても重宝。
あ、
そういえば、
i-phoneの機能に、聞かせた曲のタイトルを調べることができるのがあるんだよね??
あれいいなあ!!欲しいっ!!
全然マック使えませんけど(苦笑)
テナーのね、開演待ちでかかってた曲が、すごいツボなのが多くて。
ツアー終わってからでいいから、アーティスト名教えてくれないかなー。



手前の辞書。
母から譲り受けた、岩波の国語辞典。
あたしの生まれ年前、昭和41年版なので、
載ってない言葉もたくさんあるんですけどね(苦笑)
国語や漢和は、岩波がベスト。
余計な装飾がなく、シンプルに言葉と向き合ってる辞書なので、好き。
その後ろのはコンサイスの「カタカナ語辞典」
これ、すげー便利です。
和英辞典+和製英語を網羅していて、とても使い勝手が良い。
読んでるだけで、かなり楽しいです。
あのー。
国語は大好きなんですけど、英語全然ダメでねえ(笑)
拒否反応出るんですわ・・・。
先日も、中国から来た観光客の方に、英語で道聞かれて、
おもいっきり日本語で答えたからね(苦笑)
通じたみたいだから、よかったけど・・・。
でも、この子は、そんなあたしにとてもやさしい(笑)


サカナの山口くんが、文学の力を信じてたって、インタビューで話してたことあるけど、
その言葉単体が持つ意味も、組み合わせが呼ぶエネルギーも、
まだまだ、掘り下げていけると思うんだよな。
やっぱりねえ。
歌詞って、相当重いです。


ただ、
受け手の想像力がね、大分後退しているような、気がしますけれど。
言葉の持つ能力、もっと大きく捉えてほしいなあ。
正直、あたしも全然、受けきれてない気はしてますけれど。
把握できないくらいの言葉があふれている中で、
そう言わざるを得なかった人たちの、苦慮や想いを、
どれだけ慮ることが、できているのか、と。


上っ面だけでは、判断などできはしない。



大分遅くなりましたが、
フラワーロードに行ってきた旅日記を載せました。
3月27日です。
この人こそ、歌詞という言葉の表現の可能性を、押し広げた人もいないと思う。

金字塔

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