びっくり箱

ひっさしぶりに、
フジのライブで
心おきなく暴れてきました（笑）

やっぱり、一緒に参加してくれる友人がいるってえのは、ありがたいね（笑）
待ちの間にしゃべりすぎて、そっちで疲れちゃったい（笑）
すげー楽しかったけども（喜）

そんなこともありつつ、
細かいことは、抜きにすることができるくらい、
楽しむことができました〜。

名古屋の地場、フジに関しては・・・すごいね。

新曲との付き合い方も、
なんとなくわかってきた気がします。
志村くんの、
今までにない歌い方にばかり
気を取られていて、
肝心の、うたとアレンジにまで、
耳がついていってなかったようです。
メンバーが、演奏することにも慣れてきていたようですし、
ちょっとずつ、改良されているようですし、
志村くんも、声がめいっぱい出るのがうれしいのか（苦笑）
えらい声張りまくってましたしねえ・・・。

フジに関しては、
新曲、ってだけで、
期待より、ついつい、構えてしまうんですよねえ・・・。

というか、
大抵のバンドは、新曲だろうと、バンドの匂いみたいなもんが、
必ず付いて回るし、それがあるからこそ、
そのバンドが新たに作る曲であっても、好きになれる、
っていうところがあるもんですが。
まあ、時として、それが「マンネリ化」したり、
「画一化」してしまって、面白くなくなることもあるのですが。

ところが。
フジに関しては・・・・・、
いや、確かに、フジの匂いは絶対するんですよ。
志村くんのあの声、歌い回し、独特のメロの節回し、歌詞の特異性、
総くんのキチ○イギター、
ダイちゃんの狂い咲き鍵盤、
加藤さんの妙な色気のある（笑）
アル中気味と思えない（笑）重ーいがっしりした低音、と、
それぞれが個性強すぎな音鳴らしているので、わかるっちゃあ、わかるんですが、
なんていうんだろうな？
そう、
びっくり箱、
なんだよねえ。フジファブリック。
何が飛び出してくるか、まったくわからんのですよ。
もうずいぶんと長い付き合いしとりますがね、
「フジファブリック」っていう箱には入ってるのに、
飛び出してくるものが、いつも違う、というか。
ものすごくきれいな花が一輪だけぽつっと出たかと思えば、
何に使うかわからない、妙な形の道具（笑）が出てきたり、
開けたら、なにも出てこなくて、
覗きこんだら、そこに、ただ暗黒の闇が渦巻いてたり・・・・。

だからねえ、
いつもいつも、開けるのが、怖い。
怖いけど、
他では感じることのできない、ものすごい、ワクワク感がある。のさ。

そこが好きなんだけど、
そこが・・・大変、というかね（笑）
何が出るのか？！
何が出ても、負けねえぞッ！！って、喧嘩腰になっちゃう（苦笑）

今回の新曲たちは、いままでの曲たちに感じた以上に・・・難物、ですな（笑）
得体が知れない、というよりかは、
既存の曲らと違って、
意外と、見た目はまとも、なことに・・・正直、面喰ったというかね（笑）
スプリングのついたピエロがびよんびよんしてたり、
造花と花吹雪が飛び出したり、
見たことあるような、気がするなあって・・・・。
今までが、今までだけに、
正直、あれれ？
これだけ？？
って、最初は、思ったのさ。
周りのお客さん、なんか盛り上がっちゃってるけど、それでいいのかねえ？って。
気を衒えばいい、ということではなくてね、
フジファブリックという箱から、これが出ることが、
果たしておもしろいのか、と、疑問が先にきた。
はっきり言っちゃうと、見たことあるし、って。

でも、
今日、
彼らにしてみれば、初めて人前でやってから、何本かライブ越えたあとの、
そして、私的には、
自分なりに、こういう曲がくるぞッ！っていう
心構えが出来てる状態で行ってるっていうこともあってか、
思っていたより、すんなり手をあげることができた（アドレナリンが全開！のやつね）
まあ、
あの、
ラップ的な曲は、やっぱりまだ、おもしろがれませんがのう（苦笑）
総くんのエレシタールと、ゆるぎない加藤はかっこいいなあ、って、
やっと気づいたけどもよ・・・・。
どうせなら、
もっと、どろどろ〜〜〜っとした、
ダークゾーン全開のアレンジにしちまった方がいいんじゃないか？？
歌詞と歌い方がラップ調っていうのが、
ものすごい気持ち悪くて、とてもいいのに、
アレンジが結構サイケポップな感じでねえ・・・。
気持ち悪さが物足りない（苦笑）
思い切って、もっと気持ち悪い方向に
持って行った方がおもろいのではなからろうかね。

駒大の時にやった曲とは違う、メロと歌詞重視の曲。
これは素敵でした。
総くんのリフすげーかっこよかったし、
フジで初めてじゃないかな？
アレンジで、情景描写をしてるっていうかね、
別れた彼女を電車の中からホームで見つけて、あッ！！！ってなった瞬間から、
言いたいことが渦巻いて、でも、結局なにもできなくて、
見送るしかない、という、その一瞬の情景を、アレンジで見事に表わしていて。
その表し方が、とても、フジらしい、一筋縄ではいかない感じで・・・。
これ、
ほんとよかった。
それこそ、アドレナリン〜の曲は、フジの得意とするところの一つだと思うけど、
美しい曲を、フジなりに、装飾して出すって、
かなり、ハードル高いと思うんだよね。
春夏秋盤しかり、花やベースボール、記念写真、若者〜しかり。
キレイに整えて出すのなら、どこのバンドでもいくらでもできるからね。

それにしても、
バンドのスキルは、
自分が思っていた以上に、高く、しっかり、培われていますね。
いつもの曲でも、
キメて欲しいところのキマリ方が、恐ろしいほど力強い。
なんだろ、
巨大な斧を、地面にガツンっ！！と振り下ろすような、
地鳴りのような衝撃がある。
自分は盛り上げ系より、ダークゾーン系の
加藤がいい仕事してる曲（今回で言えば地平線、マリア）が好きなんすけど、
今日は、いいの、聞けましたねえ。

さらにさらに。
リョータくん。
いいじゃないっすかああ！（笑）

あー、とりあえず、思いつくままにうわーーーっと書いてしまいました。
あとで、体裁整えますです。

しっかし、
「森の妖精バンド」はねえだろう（笑）志村・・・・。
総くんの返しはサイコーだったけども（笑）

＜セットリスト＞
モノノケハカランダ
B・O・I・P
新曲・1（行けぇ！って志村が絶叫してるやつ）
MC
マリアとアマゾネス
地平線を越えて
MC
新曲・2（志村ラップ？コンガの音がまた・・・）
新曲・3（メロ、歌詞、ストーリー重視の曲）
MC
TEENERGER
TAIFU
サーファーキング
銀河

EN
虹