カンヅメ中

harikona2008-11-02

東北新幹線車中です。


3連休、中日。
空席が目立ちます。
過ごし易いから、
このくらいの空き具合が好き。


昨晩は浅草に泊まったので、
少し早くホテルを出て、
丁度、
開帳していた
浅草寺の観音様にお詣りして
上野でアメ横をひやかしてから
新幹線に乗りました。
あ、今、浅草寺の境内で、
中村勘三郎さんが小屋張ってて、
あの「法界坊」を上演なさってます。
うあー、すげー見たかったーーーー。


少し眠って、
買っておいたお弁当をお昼に食べながら
今頃ボノのみんなは早稲田かなー、
フジは桜美林か…、
などと考えながら、ぼんやりしております。


刈り入れの終わった田んぼが広がる景色は、来る冬を静かに待っているよう。


遮るもののない空には、手に届きそうな低い薄炭色の雲と、
遥か遠く、霞むような白い雲の嶺。


雲間からのぞく暮れかけた太陽を眺めていると、
意識が拡散して、ただぼんやり心地よいきもちになる。


列車の揺れは、好き。
写真撮りたかったのに、携帯の電池ないーーー(泣)



久しぶりに、心がおだやか。
蔡くんの声を聞けたから。・・・あの歌を、うたってくれたから。
そして、
志村くんの元気な姿を見れたから。
ほんっと、うれしかったなあ・・・。
いい、ライブだったよおおおお(泣)


蔡くん・・・平気かな?
今日は、調子どうお??


久し振りに、テンションMAXの銀河を聞けた。
演奏うんぬん言わせないだけの、爆裂加減だった。
うん。すごくいい銀河だったと思う。
椅子なかったら、完全に、自分、壊れてたと、・・・思うもん。



唐突に、途中駅で下りてしまいたくなる。
明日は休みだ。
浅虫温泉にでも、一泊しようか(苦笑)


陸路だと、東京から自宅まで7時間くらいかかります。が。
i-podと本さえあれば、さして苦にはなりません。
本当は、パソコン持ってきて、
ライブのレポートを書きたいところなんですが、
このところ、どうもスランプのようです(苦笑)
書こう、という気が、起こらない。
もちろん、誰のライブに行っても、
たくさんのことを受け取って、たくさんその場では感じて、考えて、
を繰り返しているのですが、
…それを言葉に変換する体力が…。


困ったものです。


記憶をなるべく鮮明に保っておくためにも、字に起こしておきたいのですが…。




話変わって。


今ではほとんど見かけなくなってしまったが、
子供の頃は、木で出来た電信柱が、まだたくさんあちこちに立っていた。
木なのに、見た目、黒々としていたのは、タールかなにかを塗っているのだろう、と、
子供心に思っていたのだけれど、
あれは腐食を防ぐために表面を焼いているのだそうだ。
だからなんだ、ということではないのです。
今読んでいる本に、そう記されいたので、成程、と思っただけ。
長野まゆみ「箪笥のなか」

箪笥のなか (講談社文庫)

箪笥のなか (講談社文庫)

今までの作品とは一線を画した、新しい世界。
ココロのつぶやきと、情景描写と、声に出した会話、誰かと交わった行動が、
すべて分け隔てなく、一緒くたに記されているので、
少し読みづらい感はありますが、慣れてくると、とても心地がいい。
この世界は、とても好きです。
少し不思議で、わくわくして、ぞくっとして、懐かしくて、さびしい感覚。
ファンタジー好きな方には、お勧めです。