母は強し

harikona2008-08-29

という訳で(笑)
崖の上のポニョ
見てきました。


子供向けの割りには
意外と難しい
ストーリーだったような・・・。
周りに居た子らの親御さんが、
上映中も終わった後も、
皆質問攻めに合ってました(苦笑)
ちょっと説明
端折ってるようなところもあるしねえ。


それはさておき。
あたしはいい映画だったなー、と思いました。
正しいアニメ映画の在り方を思い出した、というかね。
人と人との交わり方が複雑化している所為か、
表現方法も随分と入り組んだものが多い昨今。
知恵と勇気、思いやる心、
それらがあれば、みんな笑顔になれるはずだ。
たったそれだけなのに、
なんでそれを、みんな忘れてしまったんだ?
・・・・と、言ってるみたいに見えました。


セル画は、柔らかくてやさしい動きで、とても好きです。
宮崎さんの色使いには、やっぱりセルが一番しっくりくる。
人の手のぬくもりが、目に見える。
なんだか「パンダコパンダ」思い出しました。
確か似たような感じの設定の回あったよね?
大雨降って、町中水びだしになっちゃうっていう。
海のそこに沈むほどじゃなかったけど(笑)
にしても、あれだけの動き、全部書いたんでしょー??
波を表現するのに、あんなやり方があんのかー!とか、
ポニョのお母さんの動きとか・・・。
なんだか驚きの連続でしたねえ。
・・・ジブリスタッフ、すごすぎ・・・。
そして、宮崎さんの発想力、まだまだ衰えず。です。


例のポニョの歌にのせた、エンドロール。
スタッフ・キャストの名前がね、
みんな一緒に、五十音順で出てきたのが、すごい素敵だなって思った。
そして、子供達、歌にあわせて合唱、みたいな(笑)
なんだか、子供らが楽しそうに歌ってた声聞いてたら、
ちょっと泣きそうになりました・・・。