妥協なんて

JAPANの細見くんの
インタビュー読んでから、
うじうじしてる場合じゃねえなって、
やっと思えるようになったっつうかさ、
全体的に弱いんだけどさ、自分（苦笑）
でも、やれること、やるしかねえんだなって。
こんだけ、自分の想いをまっすぐとどけることしかできねえやつらが、
死に物狂いで音作って、俺らに向けてまっすぐ、真っ裸でいてくれてさ、
まあ、今、こういう岐路に立っちまってるのも、
それが故、なんだけれども。
でも、ここまで、身を裂かれるようなつらい決断を、
しなきゃならんぐらいに、
想いを懸けて、自分のやるべきこと、やってるやつらの音を、
受けてのあたしらが、ちゃんと理解できてるかって話。
頼りきっちまうのは簡単だよ。
その方が楽だしさ。
でも、やつらが鳴らしてる音は、そういう音じゃねえんだ。
細見の物言いは、きっぱりしてて強いからさ、
頼りたくなるし、任せたくもなっちまうけど、
細見が鳴らしたいことは、そこじゃねえんだよ。
一人ひとりが持ってる可能性が鳴らす音を、
四方八方にはじける‘きっかけ‘を、
みんながそれぞれに、でかい花火上げれるだけの力があるってことを、
みんながおんなじに、みんなが強ええもん持ってるってことを、
言いてえだけなんだって。

それに、そうやって言ってくれるやつらに、
報いるだけの、日常を、果たして送れてんのかって。
あいつらの全力に、
それに向き合う、受け止めることできるような全力な生き様送れてるかって。

自分に限って言えば。
今、すげーつらいよ？
もーね、流すのうまいあたしですら、
どうしていいかわかんねえくらい、重いんだよ、毎日。
消化できねえんだ。
知識とか経験が足りねえってのもあるけどもさ、
あたしなんかより、一生懸命生きること全うしてる人がさ、報われねえ現実とか、
やればできるはずなのに、ただ楽な方に逃げて、自分のことしか見てねえ奴とか、
悲しくて、汚いとこばっかでさあ。
もうね、ホントにヤなんだ。
わかってたはずなんだけどね。
そうやって、そうやってまで、生きていかなきゃいけねえ生き物なんだって、
わかってたはずなんだけどさ。
でも、こうやって現実見せつけれられるとさ、
ああ、くやしいけど、これじゃあ戦争なんて無くなる訳ねえやって、
納得したくないとこを、わからせられるっつうか。
自分の白いとこまで濁っていくみたいでさ。

でもさ、
そんなもん、自分の匙加減ひとつなんだよね。

やれることしかさ、出来ねえんだもの。
相手を変えることはできねえかもしんねえ。
だからって、自分を変えることはできねえし。

それを、やりきるだけ、出し切れるか。
めんどくせえとか、嫌なことばっかりだとか、自分には向かねえって、
あきらめちまうこと＝自分をあきらめること、なんだ。

まだ今はすげえつらいけれど、
これを租借できるだけの、キャパがあるって信じてやんなきゃ。
壊れるには、まだ早いぞ、俺。

ありがとな。
気づかせてくれてさ。
細見、ウブ、雄一、高橋。
待ってますよ。
エルレはエルレであればこそ、最強。
Missingと高架線は、絆。
あたしも、もっと強くなんなきゃ。

ああ、なんでかわかんねえけど、
フィッシュマンズ聞きたくなっちまった。
サトちゃんの歌は、人間の強さとあったかさが、惜しみなく奏でられてるから、かな。
信じてえんだよなあ。やっぱり。