長時間移動は楽し

札幌でスーツ買ったら、
3000円
キャッシュパックになったので、
それで買ってきた。
いいラグランだと思わない？（笑）
あたしにぴったり。
ってか、あたしが着ずに、
誰が着る？（笑）

高速バスでは、
地元から札幌まで約5時間。
行きは爆睡だったが、
帰りはなんだか目が冴えて、
景色をぼんやり眺めながら、
延々とi-Pod稼動。
せっかく買ったのに、
聞かずに放り込んでいたものを
かたっぱしから聞く。
いやあ、
素晴らしいね、i-Pod。
君がいれば、あたしは「飽きる」と言う言葉を使う必要がないよ。

途中の有珠山SAにて、
春・夏限定、地元牧場の出店にて、ジャンボウインナーを食す。
これがうまいんだよねー。
でも、実は、
札幌から地元まで、昼間にここを通ったことがなかったので、
景色が新鮮でしたね。
いっつも深夜に通り過ぎる感じなので（苦笑）
あー、去年の武者巡業のときに、あまりの景色のよさに、
フジ勢ぞろいで写真撮ったのって、ここだったんだあ、なんて。

XTC「Black　Sea」
めんどくせえことやってんなあ、っていうのが最初の感想（笑）
奇のてらい方があからさまで（苦笑）
なんかね、いろんなバンドのあれやこれが、見え隠れしますよ（笑）
あの人のあれは、ここに根っこがあるんだー、なんてね。
だから、違和感っていうか、拒否反応は全然出ないっすね。
むしろ、影響されてる子らの音を聞いてるから、
おお！！なるほど！と思うことしきり。
これがああなるんだーーー。ってね。
ってか、かっこいいっす。まんまで。

Black Sea [2001 Reissue]

くるり「Philharmonic or die 」
や、もうガンガン聞きまくってんですけど（苦笑）
ほんんっっと、このアルバム、素晴らしいです。
「アマデウス」を聞いて泣きそうになる。
ってかねえ、「NIKKI」からのくるりは、神懸かってるって。
完全に違う目線で、音鳴ってるもん。
全部が、近くて、遠くて、
せつな過ぎて、面白くて、
それでいて、確か、なんだよ。
繁とサトちゃん、奇跡のコンビ。
DVD楽しみ〜。

横濱ウィンナー [DVD]

スカパラの新譜「Perfect Future」
もう随分長い付き合いなんですけどね・・・。
これは驚いた。
なんていうのかな・・・。
手癖封じ、というか、得意技封じ、というかね。
こうくるだろうな、と、ファンならば誰しも想像する曲の展開が、
ものの見事に、すべて覆される。
しかもそのひとつひとつが、すべて「かっこいい」
この人ら、すごすぎる。
20年、戦い続けてきた、男の背中。
全部、受けてたって、背負い込んで、それでもなお、歩き続ける。
この姿勢には、本当に頭が下がる。
欣ちゃんは、いい声だよなあああ。
うわわ、これ、ライブ、ものすごいみたい・・・。

Perfect Future(初回限定盤)

奥田民生「Fantastic OT9」
ちゃんと聞いてたつもりだったんですけどね。
「今から海を」を
海見ながら聞いてたら、涙出て、止まらなくなっちゃってさ。

いい、アルバムだなあ。
すごくのびのびとしてるのに、すっと、目線が芯を貫いてる。
あー・・・。
かなわないっすね。この人には。
なんでこんなに、わかっちゃんだろう。
くやしいくらいに、いってほしいことを、さらっと言ってのけちゃうんだよな。

Fantastic OT9

今のあたしにゃあ「フロンティアのパイオニア」があまりに沁みる。
ひとり、ひとり、走る。
そして「カイモクブギー」
なんちゅうか・・・よっしゃ！！って気になりましたです。
当たり前みたいな顔、してやろーじゃん！
ムチャだけどさ（笑）
負けんの、やだもんさ。自分にもまわりにもさ。

押し付けることもせず、偉そうにもせず、
こうやったほうが、楽じゃ〜ん？って、
道をこっそり示してくれる、民生さんのスタンスが大好きだ。
なかなかそうは、生きられない。
そうかと思えば、そう生きてしまっている部分もあり、
それに後ろめたさみたいなもんを感じている、
妙に生真面目なところもあったり。
その両方、ありだし、そんなもんだよって、言ってくれる。
それに、随分助けられてる。

それからすっかり、民生特集に（苦笑）
この人のうた、
いまさらですが、いっぱいヒントが詰まってる。
自分を、ナチュラルに保つための、ヒントが。
大きな旗は振らないけど、
常に沿道にいて、こっそりちっさい旗、振ってくれてる感じなんだよね、
あたしにとっては。
目線の先、というよりは、
目の端に常に映っていて、走っていくのには、絶対に必要な目印。
意識せずとも。
だからね、たまに発売日とか忘れてて（苦笑）
やっと思い出して買いに行ったりすることもあるんですけど。
いないと困るんです。民生さんは。
そういう人です（笑）

股旅