思わず

この間の
「おにぎりあたためますか」
でやってた、
「奄美鶏飯」を
思わずお取り寄せ。
出汁と、
ご飯の上に載せる具が
パッケージされたものが
チルドで届いた。
早速晩御飯に。
いやああああ、
こんな贅沢な出汁、味わったことねえよ！！
出汁だけで飯三杯は軽いね！！！
さらに奄美で栽培したっていう生姜。
これがめっぽう美味。
米、出汁、生姜だけでも、
すすーーって食っちゃうわ。
お取り寄せ可。
是非。

めずらしく立て続けに
映画を見る。
テレビでだけど。
残業して帰ってきて
たまたまスカパーで
やってたってだけなんだけど。

「フラガール」
あんまりでかいところにかかる作品って
見ないんですけど、
なじみの人が結構出ていて
（ヒロキックスとか池津ねえさんとか）
気にはなっていた。
偏見を持ってた自分が、もったいない。
まず、蒼井優ちゃんが！！すごい！！
フラを踊ってるところもすごいけど、
素朴さの中の凛とした強さが、とても清清しくて。
岩井さんの「花とアリス」を思い出した。
そして！
松雪！！！かっこいいいい！！！
誇りのためなら、どんな中傷にもめげない姿勢が、すごいよかった。
なんつっても、ものすごい綺麗だしねええ。
あとびっくりしたのが、富士純子さん。
上品な奥さんってイメージしかなかったから、
こういう頑固なおっかあを見事に体現なさってたのが、
新鮮で、力強くて、素敵だったな。

フラガールスタンダード・エディション [DVD]

「明日の記憶」
これもまた、ロードショー系のでかい映画ですが。
もーね、
・・・・相当暗くて重いよ（泣）

病に打ち勝とうとする夫と、
それを守り続けようとする妻の愛、
なんて、世間で言われまくってる安易な言葉なんて、
この映画にはふさわしくない。

さあ、
あなたなら、
この立場（病に冒される側、それを守ろうとする側、どちらも）
立ったなら、どうしますか？
そう、問われているように思えてしかたなくて。

でも、最後に、
つり橋を渡る二人を見ていて思い出したのは、
キャッツアイの最終回。
事故で記憶をなくした瞳と、
追いかけてきた俊夫が、
また再び、恋に落ちるような気配を感じさせた、海辺のシーン。
思い出をなくしても、
想いは消えていないと、思いたい。

記憶は、脳が作り出した幻に過ぎない。
京極さんは、そういうけれど、
記憶をなくしても、
その時感じた想いは、なくしたくない、というのは、
あたしら人間には、おこがましい欲求なのだろうか。

明日の記憶 [DVD]

「キャッチボール屋」
ただただキャッチボールをしている映画なんだけど（笑）
ボールと一緒に、
それぞれが抱えてる想いが、静かに伝わりあっているさまが、
すごくよいなあ、と。
言葉にしづらい心は、行動でケリをつける。
すごいね、あたしに近しい登場人物ばかりだったな。
はっきりできない主人公を、大森南邦さんが、まっすぐ演じていて、
すごくよかった。
盟友水橋くんも素敵だったし。
松重さん、寺島さん、光石さん、内田春菊さん、
あげくの果てに庵野監督ですよ。
間違いない。
庵野さんって、なんか妖精っぽいんだよなあ（苦笑）
ヒゲオヤヂなのになあ（笑）
ちょっと出て、厄介ごと残して消えてても、
テキトーなことわめいていなくなっても（笑）
成立しちゃう妙なファンタジーを纏ってる（笑）
松尾さんもそんな感じなんだよなー（苦笑）
世界を紡ぐ力はそれぞれで最強なのに、
人様の作品に出ると、嬉々として引っ掻き回してるのが、いいね（笑）

キャッチボール屋 [DVD]

そしてそして、すっかり忘れてました！
サントラは我らがSAKEROCKが担当させていただいておりました！！

キャッチボール屋~オリジナルサウンドトラック~

あの、サケ特有のキザミ方から、ハマケンのトロンボーンが鳴った瞬間、
ああああ、そうだったよう！！！と思い出した次第（笑）
音、すんげえええよかった！！
源ちゃんはギターうまいよね、いまさらながら（笑）
フラメンコギターみたいな音もしてびっくりしたけど、
いつもの調子がすごいぴったりで、心地よかったなああ。
ここのリズム隊、伊藤くんと田中くん、
マジサイコー。
若いのにねえ・・・・地味〜なうまさがいいよねええ（笑）