音で語る

harikona2007-09-24

中村一義「100s」
隠しトラック含め、
すべて大好きだし、
どれも大事な曲ですが、
なかでも
「スノーキング」が大好き。
なぜこんなにも好きなのか、
自分でも
分かりかねていたのですが、
今日じっくり聞いていて、
唐突に理解しました。
トムくんの言葉が、とても甘い。
・・・だからだあ(苦笑)
彼がハットとシンバルで囁くその言葉に、
どうやらヤラれてしまっていたようです。
ちょっとドキドキしちゃうくらいに、やさしくて、色っぽくて、
きゅん、となってしまった。
きっと、他の曲ではあまり語らない言葉だから、引っかかったんだろう。
あんまりないよなあ。
こんなこと言うトムくん・・・。
やだああ・・・もう・・・(照笑)

100s

100s


先日、
まっちぃのライブに行って参りました。
とても素晴らしかった。
やっぱり、まっちぃはまっちぃだったし、
そんなまっちぃが、大好きなんだってこと、
再認識させてくれた、ライブでした。
自分のホントウをさらけ出すって、はずかしいし、
嫌われるんじゃないかって、ドキドキハラハラするもんです。
でもさ、
まっちぃは、ちゃんと、自分の言葉で、正直に語ってくれました。
それがうれしかったし、
そんなまっちぃを、メンバーも、お客も、
みんな、ちゃんとわかってて、その上で好きなんだっていう、
あったかい想いが、溢れてた。そんな気がした。
とてもいライブでした。
レポはまた、別に書かせていただくとして。

here,there

here,there

今回ちょっと驚いたことが。
サポートしてくれていた、トム&ヒロのリズム隊コンビ。
ものすごいね、遠慮なかったんですよ(笑)
こんなに最初っから攻めまくってる二人、聞いたことなかった。
もちろん、俺が俺が!っていう攻め方ではなくて、
言葉にするなら、
「おいおい、そんな緊張してる場合じゃねえぞ!!
俺らがいるから、もっと出しても平気だ!!もっと来いよ!!」
って、まっちぃに言ってるみたいなさ。
音楽的なバランスではなくて・・・そうだな、
きっと、彼らが普段交わしている「会話」と、いうか、
さらにそれ以上の、培ってきた空気。
しゃべんなくても、わかるじゃん?っていうくらい、近しい感覚。
もちろん、
我々リスナーの耳や目に触れるものだって、彼らの生の生き様ではあるのだけれど、
・・・さらにパーソナルな、コアの部分、
あたしが友達にさらしているような、なんでもない自分、
そんな感覚が、二人の音から、感じられて。
付き合い長いからなのかなあ。
100sや小谷さんとやってる時以上の、
むき出しの感じがね、したんだ。
すごく緊張してるまっちぃに、そうやってハッパかけるような、
緊張を鎮めるのではなくて、逆に気持ちを振りきれさせようとしているような。
まっちぃの頭を、パシって叩いてあげてるようなさ。
演奏が言葉そのもので。
こんな生々しい二人の音、初めてだったのです。
それがね、すごく、うれしくて。
二人とも、まっちぃのこと、大事に思ってんだなって。
そんなことを、
彼らのプレイを聞きながら、ライブ中、おもっていました。
言葉以外に、想いを伝える「音楽」というツールを持っていて、
すごく、うらやましいなあ。
大事な人と、思いっきりぶつかり合えるってさ、すげえ、いいなあ。
自分は、言葉ですら、思うとおりに操れないけれど、
それを伝える術がある、あなたたちが、とても素敵です。

Out

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