長塚圭史「ドラクル」

シアターコクーン・オンレパートリー2007
「ドラクル GOD FEARING DRACUL」
作・演:長塚圭史
@渋谷シアターコクーン
09.9.9 マチネ


コクーン
初洋モノ。
初出演の俳優多数。
それらを差し引いても・・・。
全然物足りなかったです。
長塚くんが、この話をやる意味がまったく見えない。
なんでこんな話にしちゃったんだろう??
なんか・・・、何もかもが勿体ないなあって。
海老蔵さん演じる主人公の、
救われたっぽい最後が納得いかないってことでは、ないんです。
悲惨な話じゃないと、長塚くんらしくない、ということでは、
決してないし。
最後がどうのっていうより、
全体的に、もう、いかがなものか??と。
本当に舞台上で語られた言葉が、
長塚くんが書いたものすべてなのか、
すごく疑問が残ってしまい、
思わず終演後、ロビーで売ってた脚本を立ち読み(苦笑)
買わなかった。やっぱり。
厳しいかもしれませんが,この舞台,なんとも思わない。


う〜ん。
次に期待。


でも、久しぶりに、
手塚とおる氏の悪徳な微笑(笑)を見られたので、
それでよしとしたい。
この方のかもし出す匂いと、
周囲の空気を侵食してしまいそうな負のオーラがたまりません。
大泉と一緒に出てたドラマ「おかしな二人
これ,すごいよかったっす。

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