旅館に泊まりてえ。

harikona2007-09-01

秋晴れ。
日差しは強いが、
朝晩や、
日陰に入ったりすると、
もうすっかり、
風の匂いが秋。
空を見上げながら、
頭の中には、なぜか、
クラムボンの「波よせて」が。
夏の歌なんだけどねえ。
くっっと、
心の端をつかまれる感じが、
なんとなく似合ってた。

LOVER ALBUM

LOVER ALBUM



映画「リアリズムの宿」を、やっと見た。
男子のダメ〜な感じが大変良い映画だった(笑)
このなんとも、居心地のいいような、悪いような、
はっきりしないような(笑)
この間が、見事にフィルムに閉じ込められるがすごいな、と。
人間の気持の起伏が、そのまんま、感じられる。
ちっちゃいことで、怒ったり、不安になったり、
楽しくなったり、急に恋しくなったり。
他人と行く旅って、長い時間を共に過ごすし、
自分が普段人前ではOFFにしているような状態もさらしてしまうので、
よっぽど慣れた相手じゃないと、自分は苦手ですが。
にしても、最後の宿はヒドイ(笑)
もう宿と呼べるような代物じゃねえもん(笑)
見ず知らずの人ん家は嫌だああ(苦笑)

リアリズムの宿 [DVD]

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道内の某村に出張で行った時、
村内に2件しかない宿のうちの一軒に泊まったのだが、
もともと、そんなに泊り客もこないらしく、
部屋にはくもの巣がかかり、
部屋の隅には埃が積もっていた。
一緒の部屋だった同僚は、思いっきり引いていた(笑)
でも、漁村だったので、晩御飯はものすごい豪勢だった。
アワビだウニだ、毛蟹だなんだと、
もうこれでもかッ!!ってくらい。
簡易的に囲われた程度の露天風呂は、
スリリングではあったが、海が見渡せて、大変気持よかった。
そんなに神経質な人間ではないので、自分はとても楽しかったし、
大変面白い経験をした。
と、いうことを、この映画を見て思い出した。


長塚(圭史)くん。
劇作家・演出家としても好きですが、
俳優としての彼が、とても好きです。
またねー、こういうダメーな感じの人やらせると、
なんともまあ、ハマるんだわ(笑)
来週、彼が作・演出を手がける「ドラクル」を見に行きます。

COFFEE SHOP 長塚圭史対談集

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くるりの「家出娘」及びサントラ。
すーーーーばらしい!!!
使用されてる音自体は映画音楽としては随分少ないけど、
(セリフもそんなに多くないし)
的確な上に、大変良い共鳴盤となっている。
特に町の情景だけのシーン(カメラワークが、ちょっと妙)で流れてたギターの音が、
ものすごいくるりでありながら、画と一体化していて、
ぞぞぞっとした。
繁くんと、この映画は、相性がとてもいい。

ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER

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今日の晩御飯はカルボナーラ
ちょっと火が通ってる感じの方が好き。