考え過ぎってことは、ないと思うけども。

harikona2007-07-27

めずらしく職場飲み会でした。
自分から誘ってまで、
会社の人とは飲む気がしないけれど、
基本的に酒と場が好きなので(笑)
誘われれば断らない。
意外な一面が見えたり、こんなこと考えてたんだ、
なんてことが見え隠れしたりするので、
それはそれで、面白いしね。
久しぶりにカラオケなんかも行ったりして。


100s歌っても、小谷さん歌っても、
みんな、いい歌だねって言ってくれるんだけど・・・。


いいうたってなんなんだろうねえ。


まあ、ひとそれぞれ、感じ方も違うだろうが・・・と、言ってしまえば、
それまで、なんですけどね。
所謂ヒットチャートで賑わってるような歌も、
おんなじようにいいうた、って言うんだよね。みなさん。
受け止めようとする気持ちの温度差。


あたしにとっていいうたって、
楽しいだけでも、
思い出に浸るためでも、
経験をなぞらえてその頃や誰かを思い出す、
ようなものでは、ないんだよね。
もちろん、あたしにも、そういううたはありますし、
それを全否定する訳でもないんですけども。
安易なやさしいことばや、
うわべだけの幸せを簡単にうたってしまうようなうたはいらない。
魂が鳴らしている音がするうたじゃないと、
あたしは共鳴しない。


でもね。
この温度差を越えて、
その場にいる全員が、いいうただねえって言って、
ほぼ全員が歌えちゃううたっていうのも、存在する訳ですよ。
久保田早紀「異邦人」とか荒井由美「卒業写真」とか
オフコース「秋の気配」とかさあ。
これらの曲って、
前述のような、あたしの線引きの、対象外なんですよ。
なのに、いいうただと思うし、歌えちゃう。

Super Best Of Yumi Arai

Super Best Of Yumi Arai


いいうたって、なんなんだろうねえ。


その会社の人に、くるりの今回のアルバム貸して?
って言われたので、貸すことにはしたんですが、
へえ、くるり聞くんだ?って聞いたら、
なんか売れてるんでしょ?って言われた。
・・・。
あー、でも、
「ワルツを踊れ」は、
ひょっとしたら、
作品を消費するだけの人と、
作品をとても愛しく思って大切に聞く人の
垣根を越えていけるアルバムかもしれないなあ。
・・・願わくば、繁くんとマ社長のこころが、
少しでも届いてくれればよいのだけれど。

ワルツを踊れ Tanz Walzer

ワルツを踊れ Tanz Walzer