白昼夢

harikona2007-07-01

早いっすねえ。
季節が移ろっていくのが。
いつのまにか
夏至過ぎてました(汗)
この間まで緑一色だった紫陽花。
すっかり素敵な色に。



朝の太陽も、随分高い。
日差しが勢いづいてる。

今年のライジングは、お天気どうかなー。


スペシャをかけっぱなしにしていると、
いろんな音楽がひっきりなしに流れてきますが、
耳にひっかかる曲って、本当に少ない。
しかも、疑り深い性格なので(苦笑)
気になる音が鳴ってても、なかなか手を出さないんですが。
そんな中で、
ずーっと気になってたバンド
People in the box
福岡出身のスリーピースバンド、らしい。
9mmとかとレーベルメイト。
あとはよくわからず。
番組と番組の間に30秒くらい曲が流れる‘ZAP‘で聞いて以来、
その「声」が耳から離れなくて。
うーん。
これは、手を出してもハズレなそうだなあ・・・、と思っていた矢先。
いつもCDを買っているレコ屋にふらあっと入ったらば、
なんと、置いてあるではありませんか!!
新譜「Rabbit Hole」が!
インディーズものって、ほっとんど置かないような所謂CDショップなんですよ?
驚いたね。
ああ、こりゃあ、買えってことやな、と、腹くくって連れて帰ってきました。


結果。
今既に3まわし目突入です(苦笑)
久々に来ました。
何がって、もうボーカル波多野くんの「声」。
なんていえばいいのかな・・・。
あのね、「白い」んですよ。まっしろ。
なんて声だ。
こんなの聞いた事ねえ。
もうね、イノセントって言葉がチンケに聞こえるくらいの、響き。


ウィンドウズのメディアプレイヤーの視覚エフェクトの色が変わるたびに、
曲がその色に染まってしまう。
・・・そんな安易なもんじゃねえって言われそうですけど。
なんて言ったらいいのかなあ?
ものすごくフラットなんだよ、表現してることが。
そして、その声が。
その時の気分とか浮き沈みとかで、
いろんな風に捉えることが出来るからだと思うんだ。
その人の価値観で、色がどんどん変わっていく。
そのための、色のない声。
もしくは、色が無いことが、表現したいことへの答えなのか。
歌詞、かなり難解ですが、
一貫して見え隠れしているのは「死」と「生」。
いつか必ず訪れる、そして今すぐにでも訪れるかもしれない、幕切れ。
悲観でも達観でもなく、
あるがままの現象として、死を見つめている。
この声が、それを語る。
そして、ギターよりも雄弁な、ドラムとベース。
ここ最重要(笑)
一見はかなく感じるボーカルを、しっかり支えて余りあるリズム隊。


うーん。
これ、かなり来たなあ。
あとは歌詞だな。