炎・・・いや、灯火、くらいだな

harikona2007-04-08

音楽や芝居や、映画や小説は、私の生きる糧です。
例えてうなら、蝋燭の蝋。
私という生を燃やすための燃料を、
ライブに行き、舞台を見、音源を聞き、活字を読むことによって得て、
それを揺るがないように固める作業。
それが、このブログです。


よく歌詞で「命の炎」という言葉が出てきたりしますが、
そういう意味では、燃やしてんだな、と思ったりします。


ライブや舞台を見終わった後って、
本当に漠然とした気持しか残ってなくて、
(楽しかった!とか、苦しかった、とか、キレイだった、とかですね)
では、そこで何を得たのか?というのが有耶無耶になってしまいがちなのですが、
こうやって文字に起こすことによって、
その時には気づけていなかった自分の心の変化や、
感じた空気感なんかを確かめることが出来ます。
目で意味を確認することによって、新たな発見があるのです。


自分の中のエネルギーだけで燃えることが、一番健全なんだろうとは思いますが。
でも、燃やすことも出来なくて溜まりに溜まったまま暴発したり、
凍結させたまま、火もつけられず消えていくこともある訳ですから、
外部の燃料を誘引剤にしてでも、燃やすことができて、
自分はとても幸せな燃え方が出来てるように思います。


そういうことに気づくことができるようになったので、
このブログ、始めてよかったと思います。