背中合わせ
20歳代は気分が落ちてる時はシカオちゃんを聞いてたんですが。
最近はくるりの「The world is mine」にたよることが多いですな。
もしくは100s「OZ」の憂いゾーン(苦笑)
こんな聞き方、正しくないとはわかってるんですけど。
落ちてる時に陽の気が強い曲を聞くのは,自分にとっては逆効果。
スネオさんのアルバム「フォーク」は、
落ち気味の時に聞くと、洒落にならないので(苦笑)
落ちるとこまで落ちた方がいい時とか、
もうどうしようもない時に、覚悟を決めて聞きます。
光と影と,両方きちんと鳴らしてる人等の方が、ちゃんと心に作用する。
しかもちょっと影の方が濃い感じが(苦笑)
そういう方が、あたしの生理に合ってる。
逆に、楽しくってしゃあない!って、
心の底からあったまりたい時は、
bonobos、スカパラ、YOUR SONG IS GOODですな。
もー、問答無用にハッピーになれます。
こんなにあったかい・・・ってか、笑顔の方向に振り切れてるバンドもそうはない。
落ちようと思えば、正直簡単なんですけどね、
それを、におわせもしないで体ごとあっためてくれる。
落ちるのの倍体力要るし、あるバンドばっかり。
本当に彼等もすごい。
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アスリートも、ミュージシャンも、パフォーマーも、
なにかしら、自己を外に出して表現している人たちの精神力たるや、
すさまじいなあ、と、いつも畏怖の念を抱かずにはいられません。
常に「全部」じゃないですか。
仕事だってプライベートだって、正直境目ない訳ですよね?
それを、他人から見ても、作品としてきちんと形にしている。
エゴを押し付けるのではなく、
自己の内面を、大きく言えば、花や空や色や、
そういった自然のものに近しい形に昇華して見せているわけですよね?
とてつもないエネルギーが必要とされる作業ですよ。
自我を保ってやっていられる、その強さが、
その存在の放つ光が、
いつも私を、責めたり慰めたり、暖めたりしてくれる。
やはり、きっかけを与えてくれるのは、人、なのだ。
そして、持ってるものに、大差はないけれど、
想像力が足りないだけなんだ、ということを、教えてくれる。
本当にいつも感謝してます。
やるべきことはわかっている。
あとは踏出すだけだ。
この一歩を踏出すのに、人の何十倍もかかるのが、難点なのだな。私の。
今年一年、踏み切ることができればよいのだが。
- アーティスト: くるり,岸田繁,佐藤征史,大村達身
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