FM AICHI presents `ROCKS`

@名古屋ダイアモンドホール
06.10.29
出演:bonobosスネオヘアーアナログフィッシュ


大阪の感想なんか、名古屋の感想なんか、
今となっては若干曖昧な感じです(泣)申し訳ない・・・。
MCごっちゃになってるなー。
よろしければ大阪分と合わせてどうぞ。


早めに会場に着いた・・・のはいいが、
人誰もいないし、イマイチ場所がよくわからん・・・って、
ダイアモンドホールって普通のビルの4階にあるんですね・・・。
裏口の非常階段に整列するようです。
階段踊り場でだいたいの番号で区切ってあって、入るときは番号で呼ばれる。
仙台ジャンクボックス思い出した。あっちは地下ですが。
アポロシアターの方が入り口はっきりしててわかりやすかった。
地下だし、道路に面して入り口あるので。
前でうろうろしてたら、アナログの健太郎くんとすれ違いました(汗)
私服でした。当然ですが。一瞬誰かわからんかった(笑)
声かける間もなかった・・・。


で、入ってびっくり。
うわあ!広ッ!!
客席の奥行きも、ステージの幅も、ZEPPの三分の二って感じでかなり広い。
あ,AXよりちょい狭いくらいって言った方がわかりいいか?
キャパ1000以上だそうなので・・・。うはー。
ロッカーはその分たくさんありまして、まあ、荷物の心配はないかと。
最寄駅のロッカーはすんげー少ないので、おすすめしません。
ああ,入り口ぐらい写真に収めればよかったわ・・・。
今日はお客が若い!!
ちょっとアタクシ浮いてませんか?ってくらい若い(苦笑)
実際来るまで知らなかったんですけど、
今日のイベントって、アナログ主催なんすね!
夏まで愛知のFMでレギュラーやってて、それのカラミで今日のイベントが開催されたらしく。
むむ。確かにボノTもスネTも、大阪以上に少ねえ・・・。
でもね、なんか妙な安心感はありました。それは何故か。
見た感じ、ライブ慣れしてる子が多いってことと、
あとはいろんなバンドの前情報ですね。
どのバンドに言わせても、名古屋は盛り上がるという話だったので。
さて、どんなもんでしょ?


ステージ上、ドラムセットが辻くんの&まっつの城がセット済み。
お、今日はいつものボノマークのヘッドです。
しかもHAKASE-SANの鍵盤が!!
やった!!今日はいらっしゃるんですね!!うれし!!
とか思ってたら、ご本人自らサウンドチェックに登場。
ん?んんん??
その横にいるのって・・・・チーフじゃないですかああ!!!
お久しぶりです!!!(笑)
・・・えー、めずらしく説明入れると(笑)
スネオさんの機材回りのスタッフさんの中に「チーフ」と呼ばれている、
超強面の(笑)凄腕ローディーさんがいらっしゃいまして。
実際仕事中に笑った顔なんて見たことほどんどないんですが(笑)
しばらく(一昨年のZEPP以来)スネオさんのステージではお見かけしてなくて。
まあ,あたしが巡り会ってないだけかもしれないんですが。
今日久しぶりにお目にかかりました。
へえ、HAKASE-SANとも、お仕事なすってるんですね・・・。
なんてもろもろに気を取られているうちに(笑)
一発目、ボノの登場!!


bonobos
いつものごとく、ソデで辻くんのフラッシュが光る。
大阪とはまた違う、でもかなり激しいハードロックがSEとしてかかる。
おお!歓声がデカイ!!
口笛まで飛び交ってます!!
うほ☆今日は心置きなく、イケそうです!!
衣装はほぼ大阪と同じ。
なっちゃまはビューTグレーで、違うキャップ被ってました。
なんでか知らんが,メンバー全員、両手でガッツポーズ(笑)気合い?
蔡「ようこそ!ボノボです!!」


<セットリスト>
Thank you for the music  
グレープフルーツムーン
衛星
運命の人
MC
Standing there
もうじき冬が来る
あの言葉、あの光 
光のブルース
Mighty Shine,Mighty Rhythm


ってかねえ!!
すごい熱ですよ!お客!!
いよっしゃあ!たのしんだろー!って気概が初っ端から全開!!
名古屋のボノファン、熱い!!
でもね、ボノファンが熱いから、ってだけじゃなかったです。
多分アナログのお客がほとんどだったんだとは思うんですが、
その子らも、いい音鳴ってれば、先入観もなく構えることもなく、
自然に音に体を任せてて。
音に素直で、楽しむってことが、すごく上手な土地柄なのかな?
皆いい感じに揺れてて。手も自然に上がってて。
さらに、ボノ全員の気合が!!すごい!
音のメリハリとか、タメとかバキバキ決まってます!!
全体のまとまり方、生まれるグルーヴがもんのすごいうねり方!!気持よすぎる!!
辻くんが叫びまくって、まっつがたたきまくって、コジのソロがかっちょよくって、
なっちゃまがゴリゴリなのに超キュートで、HAKASE-SANが気持よくハネてて。
そしてそして。
何より蔡くんが!!蔡くんの広がり方が!!!ハンパねえですよ!!!
めずらしく、っていうか、こんな歌い方する蔡くん初めてみましたんですが,
もうね、マイクに噛み付かんばかりに、激攻撃的な歌い方で。
だからって荒いとか雑ってことでは決してなくて、
もっと!もっと届けたい!近づきたい!!って意識が、歌に籠ってるような、
そんな勢いのある歌い方してて。
・・・うぅわ、すげえぞ・・・。
このハコの空間を完全に埋めてしまう、
それだけにはとどまらず、この天井や壁なんか関係ないくらいに、
どんどん体ごと、蔡くんの声に連れられて開放されていく感覚。
気持よすぎて、笑いがとまらねえ。
いい方悪いかもしんないすけど、いいようにお客に乗せられるとこもあるねえ。
くふふ。これって理想的な関係じゃないっすか??
ヤバ,今日ちょっとすごくなるよ,これ。
「運命の人」のサビ手前、ここ、鳥肌でした。
辻くんの気合の声が、随分飛んでいたように思いました。
この曲に限らず、全体的に。
ここで自分に出来ることを全部出したるう!!っていう,
心意気が見えた。


MC
蔡「ありがとう!!改めましてこんばんは!ボノボです!!
名古屋の皆さんとはいつぶりでしょうか?・・・・。
・・・なっちゃん大丈夫か?頭すごいことになってるで?」
運命の人の途中で、ノリ過ぎて帽子飛ばしちゃったなっちゃま。
その所為で、髪がぼさぼさ(笑)
うん、ってうなずきつつ、髪を直してます。うきゃー!かわいい!!(笑)
蔡「名古屋はいつ振りですか?(とコジに問い掛ける)」
コジ「え??えっと・・・わかりません!!(笑)」
蔡「(笑)わからないくらい久しぶり・・・あ、でもROCK ON THE ROCKには来ましたね!
それ以来ですか。お久しぶりです!お元気にしてはりましたか?」
ここでメンバー紹介。
松「そしてボーカルは、蔡忠浩!!」
メンバーの鳴らす音が、めちゃ豪華に(笑)照れる蔡くん。
(客席から「蔡くんそのシャツかわいい!!」)
蔡「せやろ?500円やってん。高円寺で買うたんや。500円の元、すぐとったな!(笑)
最近ライブ毎回これやから、もうええかげんに・・・ええ匂いになってきたんですけど(苦笑)」
(「似合う似合う!」)
蔡「・・・二回続けて言うとな、うそ臭くなるで(笑)
というわけで、今日は呼んで頂いてありがとうございます!
一昨日ですね、大阪のシャングリラっちゅう、
ちょっと小さめなライブハウスで,この後出るスネオヘアーとやったんですけど、
僕等そこでやるの初めてやったんですね」
コジ「めっちゃおもろかったな!」
蔡「めっちゃおもしろかったんですけど、僕等コミックバンドって言われました(笑)」
コジ「初対面やのに、がっかりやって言われて(笑)」
蔡「(笑)まあ、僕等もたいがいやったんですけど(苦笑)
・・・ボノボ的なご案内をしますと、12月の4日?にクアトロでワンマンやりますんで!
そん時はいっぱい曲やります・・・って今日もこんなしゃべってる場合やないくらい、
結構大変なんですけど(笑)いっぱいやりますんで、よかったら見に来てください!
コジロオは今から新技を編み出してね!ワンマンの時に披露しますから!」
コジ「・・・松井くんとボクとの決闘が見れます!(笑)
多分ボコボコにやられると思いますけど(笑)」
蔡「俺止めへんで?(笑)」
・・・二人に見つめられてキョドる松井(笑)
松「どないすればええんですか?(笑)」
蔡「(コジに向かって)松井くん困ってるで?」
コジ「そんなん言われたかて、俺も困るわ(笑)」
蔡「(笑)ちなみに今日チケット持ってきてるんで、財布に余裕のある方は是非!!
・・・あのー、名古屋の方は非常におおらかな方が多くてですね、
いっつも最後までチケットが残ってるんですよ!
や、最終的にはね、ちゃんと、こう・・・(笑)なるんですけど、
どうもね、胃と精神に悪いんでね(笑)できれば早めに安心させてください(笑)
よろしくお願いします!
では、明後日?明々後日?に発売になります、シングルを・・・」
辻くん、お客に拍手!!と手振り(笑)
蔡「ちなみにですね、DVDも同じ日に発売になります!
あのードラクエとテニスの抱き合わせみたいなね、感じですけど・・・。
どっちがテニスかはあえていいませんけど・・・いや、どっちもドラクエですけど(笑)
コピーしたらすぐわかるんで・・・家行きますよ?・・・コジロオが!(笑)」
コジ「・・・俺か!」
松「今日はこういう日なんですね(笑)」
蔡「(笑)・・・さっきね、シャワー浴びたんですよ。
今朝大阪から来たんですけど、シャワー浴びんできてて、まあええかって思ってたんですけど、
案の定ちょっとくさくなって(笑)したらここの楽屋、シャワーあるんですよ!!
おかげでめっちゃさっぱりして・・・。(コジに向かって)・・・ゴメンな(笑)」
・・・コジロオくん、苦笑い。
コジ「どうしたらええの?なんかキレイにまとめた方がええ?」
蔡「もうええねん!!入ってくんな!!結構キレイにまとまったやろ??(笑)
・・・ではその新曲を聞いてください」
・・・とっちらかってるなあ(笑)
ってかそのフリで新曲ですか?(苦笑)
メンバー全員あちゃーって感じで苦笑い。
なんだか、蔡くん、テンション変です(笑)


鍵盤入っただけで、こんなに違うかってぐらい、
キラメキがすごかった「Standing there」
二番頭のなっちゃまがすごく穏やかで、確かで、素敵。
蔡くんの歌・・・もうごめん。しつこいけど、すんばらしいです。
負けないくらい辻くんのコーラスも、音とかハモとかってことより、
気持がしっかり寄り添ってて。いい声。
結構な音量で客席合唱になってました。
これこれ。これがやりたかったんだー。
きっと,もっと広がっていくね。楽しみだな。
大阪でもヤバかった「あの言葉、あの光」
泣いてしまいました。
素晴らしかった。こんなに美しい景色,みたことない。
言葉も出ん。
これでしばらく生で見られなくても,我慢できるくらいよかった。
最強。
HAKASE-SANが回しまくっててかっこよかった!「光のブルース」
みんなぽんぽん飛び跳ねてて,体ごと楽しんでくれてます!
蔡「最後の曲です!この後も楽しんでってください!
Mighty Shine,Mighty Rhythm!カモン!!」
ギターを置く蔡くん。うはは。蔡くんも飛び跳ねてます!
サビで波打つ手!すごい数!
いつものレスポンス。
蔡「そんなんじゃ足らん!!・・・うちには師匠がおるから、師匠がお手本を!」
まっつ,カンフーのごときお辞儀に続き,
爆音で絶叫!!声裏返ってますよ?(爆笑)
そして誇らしげにラッパースタイルを決める(笑)
蔡「いよっしゃあ!次はお前等やあ!」
と負けじと我々もガンガンレスポンス!!
この後蔡くんが自分のマイクとなっちゃまのマイクを客席に投げ(笑)
自分はコジくんのマイクで歌ってました。
そりゃあひつこいくらいに、何度も何度も。うれしいい!!!
最後メンバー紹介の時に,
マイク持ってた女の子たちをコーラス!と言って紹介してあげてました。
みんなすーごい笑顔で。
蔡「ボノボでした!次回ワンマンでお会いしましょう!!」


周りにいたアナログのファンの子たちが,
「楽しかったねえ!もっと見たいね!」と言ってたのがすーごいうれしくって。
ふふ。でしょ?
ワンマンはもっとすごいよ!是非是非。とお勧めしておいた(笑)
大阪若干もったいないなーってとこあったけど,
これで報われたなー。
「あの言葉,あの光」,すごかったです。
これ一曲だけでも来た甲斐あった。聞けてよかった。


さて一斉にスタッフさんが登場して総とっかえ開始!
うわ!えらい人数(笑)
しかも早い早い!素晴らしいですね!
朝ちゃんやダイちゃんが次々出てきてはサウンドチェック。
チーフが最終的に,スネさんのギターとマイクのチェックを。
そして松江さんの斜め後ろ辺りに陣取る。
両サイドには大阪でお世話になってた方がお二人控えてます。
ありがたいすね。
ってか、相変わらず、ちょっと怖いですよ?みなさん(苦笑)
見張り?出入り?(笑)


スネオヘアー
<セットリスト>
自作SE
ワルツ 
スプリット
ターミナル 
MC
headphone music
やさしいうた
MC
訳も知らないで
セイコウトウテイ 
悲しみロックフェスティバル


えー。
もう,とっとと書きますけど。
スネさん,酔っぱらってました!!(怒)
出てきていきなりすげえニコニコしてるし,
いつものぴりぴりした緊張感がないし,
なんか歌声がふらふらしてんなあ?違和感あるなあ?
ギターえらい歯切れ悪いぞ??と思ったら。
ターミナルあとのMCで告白。
なんかうだうだいい訳してたんですが,要約すると,
前日朝5時まで飲んでて,二日酔い状態でリハやってて,
酒が抜けないのが気持ち悪くて,
近くのデニーズ?で中生2杯と赤ワイングラスで3杯くらいで,
迎え酒したらしいですよ・・・。
赤くなったりとか目がとろんとしてるといったような,
見た目にはまったく出てないんですが(お強いですしね・・・)
あからさまに歌声に出てる。
声のマイク乗りを神経質なまでに気にする方なのに・・・。
もーー。人様のイベント出るときにそういうことしないの!!
なに考えてんですか!!穴あけたらどうするんですか!!
・・・まあね,いつもの緊迫感がなくて,
こんなに楽しそうに,歌いたいように歌ってる姿ってのも,
なかなかお目にかかったことなかったし,
普段のライブの時の緊張の度合いが,いかほどのものなのかよくわかりましたけれど。
いつもはにこりともしないチーフが苦笑してるし(笑)
ひょっとしたら、楽しすぎて飲んじゃったのかな?とも思ったり。
でもねえ、この状態で「フォーク」歌ったら,あたしファン辞めてましたね。
歌わなかったからよかったですけど。


おかげでMCは若干暴走気味(苦笑)
普段から言わなくてもいいこと言っちゃう方ですけど,
ちょっとヤバかったっす(汗)誰か止めて〜!みたいなとこが。
久々に「スネオ!」に対して「お客!」って返してたな。
泊まってるホテル(名前まで言っちゃってまして)から,地下鉄に乗って栄に出て、
「冬の翼」の詞を共作した大学の同級生だった中島くんと(今は名古屋にいるそうです),
メンバーとスタッフと(ボノも同席していたようです)一緒に飲んだこと。
昔付き合ってた二つ上の○○さん(実名)に,
「時間気にしすぎ!」って怒られてフラれて以来,時計してなかったけど,
最近ヤフオクで買ったこと(そんなに高くはないです!と言ってた)
ボノボ,大阪でも一緒だったんだけど,素敵なバンドですね!
歌好きです!とうろ覚えの「Thank you for the music」を,
蔡くんの声マネでサビだけ歌ったり(笑)
「あ,こんなことしたら事務所の人に怒られちゃう」とか言った矢先に,
バンプの「スノースマイル」をちろっと歌ったり(きっと売れると思うよ!と・笑)
あとミスチル桜井さんとかスキマスイッチとかの声マネまで。似てないし。
もうメンバーもあきれ気味。
その空気を察してか,
「なんかふざけんじゃねえぞ!もうやらねえぞ!って感じですか?
・・・ホントすいません。嫌いにならないでください」とエイキチさんに謝る場面も(笑)
エイキチさんは「うっす!!大丈夫っす!」と大人な態度で返してくださってました・・・。
ありがたいすね・・・。
そうそう,失言をするたびにエイキチさんや朝ちゃんが,
音でつっこみ入れてくださってたの。愛ですね。
つっこまれるようなこと喋る方は問題ですけど(苦笑)
大阪でちょっぴり披露した新曲,「ちゃんと歌います」と再び歌ってくれまして。
感触は「フォーク」っぽいけど,厳しくなくてあたたかい感じでした。
なんだろ、スネオスタンダードって感じで。
大事なこと歌にするときの、あの感触。でした。
やっぱり歌詞間違ってましたけど。しかも大事なとこだったらしい。
でも声はもうそんなにふらついてなくて,かなり伸びやかに出てます。
音,気にしないで歌いたいように歌ってるので,
感情が乗ってて,いつも以上に良く意味が聞こえた。
この瞬間だけうっとりしちゃいました。
・・・いつもこうならいいのにねえ(苦笑)
来年の2月くらいには出したいと思ってます,と。
それまでしばらくリリースもないけど,
古い歌をカラオケででも歌ってくださればなんて言ってたな(笑)
ライブもしばらくないです!どうせしばらく呼ばれることもねえと思うし!
でもまた名古屋でライブやりたいので,栄の交差点辺りで,
スネオヘアーを呼ぼう!ってことで署名活動でもしてくれれば!是非!って(笑)
「名古屋のみんなと仲良くなりたいんだよお!」と絶叫(笑)
だらだらととりとめなくしゃべってるもんだから,
「裏でアナログフィッシュさんたちがピリピリしてるかも」とか言いながら,
まだしゃべってる(笑)
聞いてるこっちもあきれてしまいました・・・。


今日唯一マシに聞けた「やさしいうた」
これはよかったです(苦笑)
気持ちが乗ってて,歌の赴くままに歌ってる感じで。
素直に歌えてて,すごく真っ直ぐ響いてくる。
やっぱりスネさん,いいうたうたいじゃん。
と妙に納得。
次回は是非自力で(苦笑)いいうた聞かせておくんなさいな。
そういや曲始める前,
チューニングしてるスネさんをメンバーみんな待っててくれてるのに,
「なんでやらねんだよ!いいから始めてくれよ!
気まずいだろお!お客さんとの緊張関係が!!(笑)」
と暴言を(苦笑)気使ってくれてるのに・・・。もう。


後半は大分酔いも収まってきたのか,
まあ,まずまずいい感じで歌ってました。
ご本人はかなり楽しいご様子で,ガンガン叫んでたし,
ギター弾きながら暴れてたし。
これはこれで,つられて(笑)楽しかった。
楽しくなってる人を見てると,こっちも楽しくなっちゃいますね。なんにせよ。
本人がめちゃくちゃ前のめりだったんで、バンドの演奏も相当熱くて。
ロックフェスなんて、スネオさんの勢いに飲まれちゃって,
かなりはしゃいじゃってましたけどね,自分(苦笑)
や,楽しかったですよ?楽しかったんですけどね。
でもねえ・・・,もう金輪際,
飲んでステージに上がってるスネさんは見たくないです。
まだ野音の方がよかったわい。辛かったけど。
なんかねえ、やっぱり、それは違う、と思うのですよ。
かいた事のない、なんとも言えない汗をかきましたよ・・・。


さてさて,さすがにぐったりしてスネさんパート終了。
それでもアナログファンの子達が楽しかった!と言ってくれたので,
ちょっとほっとした。
本当はこんなもんじゃないんですよ・・・・。すいませんねえ・・・。
結構前にいたので,その子らに場所を譲って,ビール休憩。
すごい盛り上がってはいるけど,休憩中はかなりまったりしてます。
お,斉藤くんが音チェックしてる。
アナログ,生で聞くの一年ぶり〜。うれしいな。


アナログフィッシュ
<セットリスト>
夕暮れ
LOW
スピード
MC
ガールフレンド
僕ったら
MC
Living in the city
アンセム
Magic
公平なWorld
EN
BGM


ガツンと短くセッション決めたあと,
下「どーも今晩は。アナログフィッシュです。」
健「いえ〜〜!!名古屋〜〜!!今日はお祭だああ!!楽しんでってくれえ!!」
・・・なんでこんなにバンド内で温度差があるんでしょうね?(笑)
いやいや,下岡くんも盛り上がってんでしょうけど,
見た目とか口調とかに全然でないのよねー。
反対に健太郎くんは全開だしね(笑)
おんもしろいバンドだなー。


いやあ,すごくよかったですよ!!
一年前とくらべもんにならんくらいタイトにがっしりしてて。
それにコーラス!
益々綺麗なハーモニーになってて。ぞくぞくしました。
かっこよかったですねえ!
「夕暮れ」なんてびっくりするくらい。
始った瞬間にぞぞ〜〜っと鳥肌立ちましたよ!
でね,綺麗なだけじゃなくてすごい迫力があんのよ!
急に目の前に壁が現れたみたいな,
空気自体が声で遮断されちゃったみたいな。
空気が通るスキがないくらいの密度。これは圧巻でした。
三人のハーモニー聞きながら、ヤバイヤバイヤバイ!って心の中で連呼しちゃった(笑)
下岡くんの歌、歌詞がするする入ってきて、アナログ世界に一気に飲み込まれる。
それがすんごい心地よくて。
あの超が付くくらい独特なぬろ〜んとした空気のまま、
歌詞が一言一句、しっかり聞こえてくる。
さらに健太郎くんの歌!
すぼーん!っと突き抜けて,力強くてすんごいいい声!
もともといい声だけど,ますます抜けがよくなった。
「LOW」〜「スピード」とかなり気持ちよかったわー。
彼のベースって、歌なんだよなあ。
声を二つ持ってるみたい。だから健太郎ボーカル曲はさらに厚い感じがする。
斎藤くんのドラムってすごく「軽い」
なんていうのかな、フットワークがいい感じなんだよね。
余韻を引かない、歯切れのいいリズムで。
あたし、腹に響かないリズム隊ってあんまり好きじゃないんだけど、
ここは別だなあ。
ボーカル二人の声にぴったり。
じっくりまったりって似合わない。
それにしても、正反対の声を持ったボーカリストが二人・・・。
これでコーラスがけんかしないところがすごい。


MC
健「どうもありがとう!!今日は最後まで楽しんでってください!」
斉「いや〜、暑いっすねえ!すごいなあ!すごいたくさん人がいるよー。
みんなすっごい笑顔ですねえ。
・・・今日はすごいいいイベントですねえ。俺がお客にくらいなりたいです。
こんなにたくさん来てくれてありがとうございます。」
健「ありがとうございます!」
下「僕等の新しいアルバム「Rock is harmony」が11月の22日に出ます。
その中から一曲やります。」
健「ガールフレンド!」
三者三様。
個々に流れてる時間が全然違う感じ。・・・なんで一緒にやれてんの?(笑)
オノマトペZ(アナログのネットラジオ)聞いてても、会話かみ合ってないんだよねえ・・・。


水玉のスカートが目の前にちらついた「ガールフレンド」
健太郎ポップ。若干垢抜けない感じがいい(笑)
コーラスもベタな感じで。それがすげーいい。
個人的一番「僕ったら」!
この曲すんごい好きなの〜。
もうパンパンなんですよ!!っていう、切なさの極地っつうか。
感情が暴走しそうな直前のどうしようもない焦燥感の渦。
自分若干忘れ気味な(苦笑)何かが蘇る感じ。
でも、その後に来る体の中がスカスカになっちゃったような、
空虚な闇も、その影に見え隠れしてて。
あー、胸が苦しいよう。
アナログの曲って、こう、ドカーン!ってぶちまけるってことしないよな。
美しかったり醜かったりしながら、
はっきりした答えなんかどこにもないっていうことを正直に歌うからこそ、
どっか虚ろな、街や心やの風景を歌っているから、
渦巻く熱と同じくらい醒めてる、バンドの温度感がそうさせるのかな。
だって、ぶちまけてることそのものが、
混沌そのものだから。
それを調和で表現できちゃってるっていう・・・そこが、いい。
このバンド、矛盾だらけだ。はは。
答えなんざ、結局は選びようひとつなんだろうさ。


MC
下「どーも、みなさん今晩は。アナログフィッシュです。
僕等は今年の春からFM愛知で「ROCKS」という
夜の音楽番組を持たせてもらっていて、
ついこないだ終わってしまったんですけど、
すごい楽しくてさあ、名古屋の皆さんとも、
ちょっとだけ仲良くなれたと密かに思っていて、すげーうれしくて。
ライブも来て欲しいし、またこういう場を作りたいなと思っています。
じゃあ、その番組で宇宙発オンエアと銘打って放送してもらった曲をやります」


「Living in the city」
斉藤くんの跳ね上がるようなリズム。
サビでのコーラスとの掛け合いが気持いい。
健「名古屋あ〜!!歌いますよ〜!準備よろしいかあ!!」
と気合一発「アンセム
これ前奏とか間奏の斉藤くん、面白いよねえ!
でも意外とシンプルな曲ですね。
歌詞もそうだし(健太郎くんはいつもそうか)
コーラスワークもそんな凝りに凝ってるって訳じゃないし。
そのシンプルさが気持ちいい。
出だしのギターリフがアガル「Magic」
斉藤くんってさあ、声無茶苦茶高いよね・・・。
気合入った時のカウント,頭のてっぺんから出てるみてえ(笑)
某ドラマーも相当高いっすけど(苦笑)
間奏といい、この曲はとにかくギターがかっちょいい!!
いまどき♪あ〜〜♪って直球コーラスつけて、気持いいのってこのバンドぐらいだよね(笑)
あ、フジのTAIFUは別(笑)


下「あ!さっき言うの忘れとったけど、
アルバム出る前に、11月1日に今歌ったMagicって曲が出ます!
映像特典とかもついとってお得ですんで。
で、Rock is harmonyの方にもDVDがついとって、
それはCDとおんなじ曲順でライブしとるのが入っとって」
斉「みんな今日とほぼ同じ格好してるんじゃない?・・・別に意味はないんですけど(苦笑)」
下「最近みんな服なくてね。洗ってまたライブに直行みたいなね」
斉「この人(健太郎を指す)洗わないんですよ!」
(えええ〜〜〜!!!という会場の声と同じくらい、
ものすごいびっくりした顔で斉藤くんを振り返る健太郎・笑)
斉「・・・・ごめん。嘘、洗ってる洗ってる(笑)
思ったよりびっくりしてて、びっくりした(笑)」
健「服はねちゃんと洗ってるんですけど、このストラップがですね、
もうホントに周りの皆に持ちたくないって言われてて、ヒドイことになってるんで、
そろそろファ○リーズを買います!」
下「では、そのRock is harmonyの中から、一曲大切な曲をやります。
公平なWorld」


「公平なWorld」
動けませんでした。
圧倒的に、自分が世界とか社会に対して、いかに無力かということ。
そして平等だと思われがちな社会のルールというものの不公平さ。
分かっているのに、安穏に暮らしたいがために、目をそらしていること。
事実を語ることはとても勇気が居る。
そして突きつけられた側は、ただ立ち尽くすしかない。
そこが崩れてしまえば、どうしていいかわからなくなるから。
すげえ曲作ったねえ、下岡くん。
しかも、事実だけを語って、説教地味たこと言わないところがアナログなんだよね。
さあ、君はどうしますか?と、問い掛けることもしない。
淡々と、ボクはどうしようもないですけど、こうやって歌を歌ってます。と。
最後の下岡くんの「ルールを守り続けなくちゃ」と歌う姿と、
それに寄り添う、斉藤君健太郎くんのスキャットに泣きそうになったよ。
何故泣きたいのか,わからなかったけど。


下「ありがとうございました!アナログフィッシュでした!」


EN
あまり間を置かず再び登場・・・・。
って下岡くん,その帽子なに??!!
紺の三角帽子に星とかほうきとかの模様がついてる・・・。
イメージはディズニーの「ミッキーの魔法使いの弟子」に出てくる,
あの魔法の帽子。
・・・ごめん。似合わない・・・いや,違うな。似合いすぎてて怖いんだ(笑)
ざわつく会場。かわいー!って声も飛んでますけど(苦笑)
健「ありがとうございまーーーーす!!!」
斉「(下岡くんに)よかったね。ウケたよ」
下「この新鮮さは何曲も持たないから。(苦笑)
だから、本編で被ろうかどうしようか直前まで悩んでて。
この面白さは一曲分だな、と思ってアンコールで被ることにしました。」
斉「おしいんだよね。明後日ハロウィンなんだよね」
下「・・・あー・・・。
Magicって曲を出す時,ジャケ写の打ち合わせで、
ボクは魔法使いになるんだ!!って言い張ってですね(笑)作ってもらった帽子です。
とても気に入っています。」
斉「・・・なんでお前しか作ってもらわない訳?」
下「お前等(二人を指す)さあ、なんかコワッパっぽいおそろいのやつ作ってもらったじゃん。
なんか七人の小人みたいなさあ。
・・・それじゃ嫌なの?」
斉「・・・・・・。」
下「・・・・あ、だまった。」
斉「・・・まあ、脇役のよさっていうのもあるからね。
・・・でも俺もなんか作ってもらいたかったな・・・」
下「まあ作ってもらえばいいじゃん。
・・・あ、ごめん(苦笑)
本当に今日は楽しかったです(苦笑)ありがとうございました。
ROCKSっていう番組やって本当によかったと思ってるし、
せっかく仲良くなれたんで、またクワトロワンマンでお会いできたらなと思っています。
本当にありがとうございました!
Do you still need BGM?」
はい,みなさんご一緒に!!(笑)
「ノーサーンキュー!!」
これがやりたかったのよね!
「BGM」,めっちゃ大盛り上がりでした!!
楽しかったあ!
これなんでこんなに楽しくなっちゃうんかね??
なんにも考えないで一緒に叫んでました(苦笑)
聞かせてよ!ミュージック!!


下「どうもありがとう!アナログフィッシュでした!!
またお会いしましょう!」


名古屋まで行った甲斐,ありまくりでした。
個人的に今一番見たいバンド勢揃いで,
しかも皆いい演奏してくれて。
名古屋のお客さんもみんなあったかくて,盛り上がってて、すごく楽しくすごせました。
不思議な取り合わせではありましたが(笑)
毛色の違うバンドを一堂に見ることができて,
本当にいいイベントでしたねえ。
一点を除いては(泣)


6時開演で,終わったの10時すんでました・・・。
だれかさんの所為で大分押したんじゃないかしら?・・・。
時間なくて大あわてでロビーに出たら,
なんと辻くんが物販に!!(汗)
あせってた勢いに任せて,サインをお願いしてしまいました・・・。
お礼を言って,外に出たら,
なんと今度は松井くんがチケットを手売りしてるところに遭遇!!
またして勢いでサインをお願いする。
松井くん,ホントに大きいですねえ・・・。
ワンマンのチケットいかがです?との問いに、
遠すぎて来られません・・・と意味わからんこと言ってしまった(苦笑)
よかったらまた来てくださいって・・・まっつ、ええ奴や〜(泣)
とまあ、こんなサプライズもありつつ。
すんげえ楽しかったわ〜。