湧出!桃源郷音泉〜MINAMI WHEEL EXTRA EDITION〜

出演:bonobos スネオヘアー
@大阪Shangri-La
06.10.27


すごく良いお天気で暑いくらいでした。
頭上に輝く太陽から一直線に雲が伸びて、
まるで流れ星みたいでした。


もうね,この二組の対バンなんて,あたしに来いって言ってるようなもんで(笑)
多分これ開催地福岡とかでも行ってたな(爆笑)
スケジュールが発表になったのって,翌々日の名古屋が先だったもんだから,
もう飛行機とか手配しちゃってたんですけど,
この大阪が分かった時点で速攻変更。
超強行スケジュールを組むハメに・・・。
まあ,いいんですけど・・・。
おかげで観光できたし。ドウジマくんも見られたし・・・。
それにしても,どうしてこの二組だったんでしょうねえ・・・。
水と油じゃないですか?(苦笑)←両方のファンな自分が言うな。


さて,今日のハコは一年前に建ったというまだ新しいハコ,シャングリラ。
たどりつくまでえらい時間かかってしまった(汗)
地下鉄梅田駅の出口から,JR大阪駅の操車場?を越えて,
地下道を通った先にありました。徒歩15分くらいかな?
いやー,地元の人ならもっと行きやすい方法ご存じかもしれないですね。
えらい遠回りしてる気分でした。
遠くビル群の上に半月。♪夢にまで見た摩天楼〜♪

空中庭園で有名なビルのすぐ近くです。
外観はなんかアメリカにありそうなキャバレーっぽい。
そこに場違いな「ゆ」ののれんが下がってます(笑)

清水音泉(イベンターさんですね)ですから。
整列は一切しなくて,番号順に呼ばれた人から入っていく感じ。
会場前混雑するから,あまりいい方法とは思えませんが・・・。
内装は壁からカーテン(ベルベット生地でしたよ)まで真っ赤で,ミラーボールが回り,
シャンデリアが下がってまして・・・。なんかすげー。
キャパは400くらいらしいですが,全体的に狭い感じ。
イメージ的にはペニーレーン?ぐらいかな。
客席後方のセンターに縦長方形のバーカウンターがあり,そこから一段高くなってます。
そこに居てもステージに十分近いです。
ロッカーはありますが,個数大分少ないですね。
主要駅に比較的近いので、駅ロッカー使用でも冬以外は平気かと。
ちなみに今回は,毎夏に大阪のライブハウス各所で行われる「ミナミホイール」
というイベントの番外編みたいな感じらしく,
ミナミホイールのパスを持って行くと,おまけがもらえたようです。
何かは・・・よく見えなくて・・・。


ステージ上,すでに両バンドの機材が置いてあって。
うわー,ごちゃごちゃ(笑)
でもギターはスネさんのじゃないので,ボノが先のようです。
辻くん,バスドラのヘッド,いつものボノマークのではなく透明なやつです。
確かレコーデイングで使ってるってブログで見たような気がします。
大阪はボノの本拠地なので,きっとボノは盛り上がるんだろうなあ,
と勝手に予想しとりました。
でも騒ぐ気まんまんな格好してる人ってあんまりいないなあ・・・。


bonobos
袖で辻くんのカメラのフラッシュが光る(笑)
開演時間10分押しでスタート。
もんのすごい激しいハードロックの轟音とともにメンバー登場!
・・・なんで?(笑)誰選曲??
激しいリズムに合わせてヘドバンしてる辻くん(笑)笠飛ぶよ・・・。
しかもエアギターとかもしてたな(笑)
気合は十分のようです。
今日はHAKASE-SANはいらっしゃらないのね・・・。
あ、あたし鍵盤なしのボノ見るの、初めてだ。
蔡くんレインボーポロシャツ、白ボルサリーノ、青のコットンパンツ,
辻くん白×袖赤ラグラン,水玉笠,・・・ちょっとやせたね?
なっちゃま赤夏TシャツGパン、ブーツ履いてたんだけど,結局裸足になってました。
コジくん白地金プリントに赤柄の白ダホパンツ。
まっつ黄色プリントTシャツで、バンダナでアフロ止めてたんだけど、
途中から取れてえらいことになってました(笑)


<セットリスト>
Thank you for the music  
グレープフルーツムーン
衛星
運命の人
MC
Standing there
もうじき冬が来る
Floating
あの言葉、あの光 
光のブルース
ライフ


蔡くん、大きく両手を広げて「ちーーっす!!」というあいさつから。
大阪はホームだから、もっとおかえりムードかと思いきや、
親しいからこその厳しさなのか、それとも誰目当てなのか(苦笑)
なかなか食い付いてこなくて(笑)
その気で行ってた自分、踊りつつもありゃ?って気分(苦笑)
「Thank you for the music」
出だし、辻くんの絶叫が響く。
バチ使わずに手でシンバルとタムを叩いてました。久しぶりに見たな。  
なっちゃまの笑顔がまぶしー!
にしても、蔡くん・・・。
すごいねえ・・・。なんて声だ・・・。
何回聞いても・・・いや、聞きに来るごとに、どんどん吸引力が増してる気がします。
うわあ・・・って思って、この後は蔡くんに、蔡くんの声に見とれてました。
グレープフルーツムーン」生で初めて聞きました。
なんかねえ、ちいさな波が幾重にも重なってるような感じ。
辻くんのバスが心地いい。
音源よりきっかりはっきりリズムが刻まれてて、ポンポン跳ねてる。
ヘッドが透明なので,ペダル踏んでる足が見えます。
おお,これはおもしろい。
でもちょっとバスの音、ドンっていうよりパンって感じで、
腹に響くんじゃなくて体に当たる感じ。
軽い?違うな、乾いてる音がしますねえ。
辻くんのコーラスが楽しい。そかー、なるほどーと思ったのは覚えてるけど、
何がなるほどなのかは今となっては不明(笑)
皆で手拍子するのが楽しかった。なっちゃまがリードしてくれて。
さて、なかなか素敵な選曲で始った大阪ボノ。
・・・うん?でもなんかお客さんポカーンとしてません?(苦笑)
ボノ初見の人多いのかしらん?ノリかたわからん、みたいな感じ。
あれえ?ホームなのになあ?
なもんだから、せっかくの「衛星」個人的に上がりきれず。もったいなーい。
そういう客席の空気を感じてか、
演奏にあれれ??って,とまどってるような感じが表れてて,
音になんとなく違和感が。
うお,めずらしい・・・。
なんか客の空気にコジくんが引きずられてる感じが・・・。
蔡くんも結構すぐ声に感情が出てしまうんですね。伸びが今一歩で。
でも、それに気づいた上で、じゃあノセたろやないけー!って言ってるみたいに(笑)
トン・チン・カントリオ(笑)は、益々強い!うらあ!って感じでがっつりキマス。
蔡くんギターソロ、ハモり入れてた??
「運命の人」もあのサビでぶわあ!って広がるような感覚までいかず。むむむ。
やたら辻くんが叫んでいた記憶が(笑)
もう!!みんな!!もっと行こうよ!!


MC
なっちゃま、ベース調整中。
蔡「改めましてボノボです!大阪お久しぶりですね!・・・(無反応)
・・・あ,そうでもないですか?(苦笑)
ミナミホイールはもう終わったんですか?楽しかったですか?・・・それはよかった」
いつものメンバー紹介。
松「そしてボーカルは!セックス!ドラッグ!蔡忠浩!」
蔡「はあ?そのキャッチフレーズはどこから?」
松「いやー,ロックンロールでしょ?ロックンロールと言えばこれですよ!」
蔡「随分古くさいなあ・・・。」
松「最近のロックな言葉はなんでしょうね?」
蔡「・・・アジカンとかか?よう知らんけど。
しっかしどこで覚えたん?そんなん?」
松「・・・・本,とか(苦笑)」
しゃべろうとした蔡くんを遮るようになっちゃまの音が響く。
それをめっちゃ嫌な顔で睨み付ける蔡くん(爆笑)
なっちゃま、ペロっと舌を出して首をすくめる・・・。かわいい・・・。
蔡「(笑)久しぶりの大阪、いつ以来ですか?」
辻「音泉音泉!」
蔡「8月か。結構前ですね。お久しぶりです。(拍手!!)
大阪の皆さんのことは、一秒たりとも忘れたことはありません!!
・・・・誰や今、嘘やろ?っていうたんは!!」
松「コジロオや!」
コジくん、ん??って顔で蔡くんを見た後、
コジ「・・・スイマセンもっかい言ってください(苦笑)」
・・・聞いてなかったのね(笑)
蔡「そんなん言うてる間に,あと一週間くらいで新曲でます!
一緒にライブDVDも出ます!すごいかっこよく出来ました。
昨日東京から帰ってくる車の中で見てまして。・・・感動した!」
コジ「ボク一緒にずっと横で見とったやんか?
蔡くんがな、蔡くんが歌ってるところを一生懸命見てる姿を見とるのがおもろかった(笑)」
蔡「(笑)あれな、なんかウーってなんねん!(笑)自分のアップとか見ると。
体が強張ってまうねん!
ギター弾いとるとことかな、自分に頑張れ!って思ってまうねん(笑)
・・・あ、そうそう、日ハム優勝しましたよね?
ま、新庄とね、坪井がいますから」
コジ「俺昨日泣きそうになったもん!」
蔡「俺泣いた!」
コジ「えー!マジで??」←バカにした風(笑)
蔡「(笑)・・・だから今日は優勝した新庄のために歌います(ええーー??)
嘘です(笑)ここにいるみんなのために歌います!
では11月1日に発売になる曲を聞いてください!」
このMC後あたりからは徐々に盛り上がってきました。
MCでツかんだか(笑)やっと空気が和やかに(笑)
・・・や、それもあるけど、やっぱり次の曲のチカラは絶大だったと思う。


「Standing there」
見に来るたびに思うことなんだけど。
蔡くんのうたは、どんどんおおきくなっていくね。
なんだろ。伝える力、伝わるチカラ、包み込む力、繋げるチカラ。
そういうものがどんどん彼の声に宿っていく感じ。
いろんな人と出会って、いろんなことが起きて、それをどんどん取り込んで、
全部を前へ、光へ繋げることができるパワー。
それが一回一回のライブ毎に、確実に強くなっている。
コジくんが作った、人間の美しさがこんなにも輝いてる歌を、邪念を挟むスキもない程、
まっすぐに、心に届ける事の出来るうたうたい。
蔡くん。すごいよ、君は。
そしてこの曲書けちゃったコジロオくんも。
もうあたし,コジくんに泣かされっぱなし(苦笑)
君の心の弦は、どんだけ澄んでるんだ?
日常をだだ漏れで生きているあたしなんかですら、
人とのつながりはこんなにも美しいんだと、素直に思わせてくれる。
出会うべくして、生まれるべくして、鳴らされるべくして、
bonobosに降りてきた曲。
伝わるべくして生まれたものは、間違いなく伝わっていく。
いや、広がっていかなきゃおかしいって。
「もうじき冬が来る」
やったーーー!!この曲大好きなのーー!!
この時期に聞けてすげえうれしい!!
歌ってる蔡くんの笑顔が客席にもドンドン広がっていく。
蔡くんの声がハンパなく開いていく。
うはー、気持ちいいよ〜〜。
音源よりキモチ早くなってます。早くもなってるんだけど、とにかく強い。
腰が。トンチンカン、ナイス!!
なんか辻くんが、いつも以上に気合入ってるような。
蔡くんの裏打ちギターが気持ちいい。
なっちゃまが軽やかで、あんまし聞いたことない感じでおもしろかったです。
コジくんの技入りまくりなのにゆったりに感じる不思議なソロがすげえステキ。
穏やかながらもポップでロックで。
「Floating」
鍵盤なしバージョン。
ギター爪弾きながら囁くように歌う蔡くん。
そこを縫うようにコジくんの高音ギターが漂う。
そしてなっちゃまがそおっと近寄ってきて、歌に対を成す様に響いていく。
辻くん、リムショット→真っ直ぐ、真っ直ぐ。
コジくんと辻くんが頑張ってるので、
漂う、というよりは、沸騰した気泡をずっと維持していくような勢いのある感じ。
ワンマンの時は♪ランランラン〜のとこ、辻くんお休みだったけど、
そこすらずーーーっと叩きっぱなしで。すごい迫力だった。
がっつりイってる辻くんをフォローするように、なっちゃまがついていく。
蔡くんがその勢いに負けじとガツンっと噛みつくように歌っている。
こんなに激しいボノ、初めて聞いた。
衛星より、俄然ロックでしたわ。
辻くんとコジくん、かなり大変だとは思うけど、これ、相当スキです。
蔡「ありがとう!ちょっとハリキリ過ぎました(苦笑)」
個人的に今日の一番だった、「あの言葉,あの光」
もうもう,蔡くんが!!
蔡くんのうたが超絶に美しい!
綺麗過ぎて、あたたかくて、真っ直ぐで・・・グッときまくりで泣きそうだった。
まっつが盛り立てるようにSEを鳴らす。
辻くんが蔡くんの背中をずっと見ながら叩いてたのがすごい印象的で。
蔡くんの呼吸を読んでるのかな?とてもいいシーンでしたね。
まっつもうれしそうに蔡くんやコジくんを見つめてて。
なっちゃま、気持よさげに目を閉じたまま、体ごとリズムを刻んでます。
もー・・・ここのリズム隊、最高!!
なんて力強くて、それでいて控えめで、包み込むように響いてて。
なんだろ?良いうたを伝えるのを最優先で奏でてるのがしんしん伝わってくんだよなあ!
蔡くんありき。でもこのリズム隊じゃなけりゃ、こんなに広がってはいかない。
それぐらいの強い繋がりを感じます。
永遠なんてない。
でも、蔡くんとコジくんが作る歌に関しては、
命の根幹にある、不変なあたたかいものを表現できる、
ごく限られた力のある歌だと思うのです。
そしてそれを具現化するには、このメンバーじゃなきゃダメだと。
数少ない、奇跡的なバンドだと、夢見がちながらも、思うのです。
「光のブルース」
んな浸ってる場合じゃねえぞう!!(笑)踊れええ!!
辻くんが叫ぶ!まっつが叩きまくる!コジくんが唸るう!
蔡くんがギターソロはずしまくる!(爆笑)
あれえ?ワンマンは出来てたよ??(苦笑)
客席の手が、どんどん挙がって左右に波打つ。
ふんがあ、たのっしいい!
蔡「最後の曲です!この後も楽しんでってください!」
コジくんが小気味よく弦を弾く・・・。
ぎゃああ!「ライフ」だあああ!!!
やったーー!!今のボノで一番聴きたかった曲なのだああ!!
なんじゃこりゃ??!!
すごいです!もう、なんちゅうんでしょ?
理性とか分析とか、そんなもんどっかにやってまええ!!ってくらい、
原始的な感情だけになって、ただただ音にまみれて体が動いちゃう。
なにもかも、吹っ飛ばされる。このリズムに!
辻くんが破かんばかりに踏みつけ&叩きつける!!くは〜!たまらん!!
うらあ!って感じで笠飛ばしてまで!
音源はゆったりノれるくらいの間があるのに、
生はその間すら叩いてる。相当叩いてます。すげえ。辻凡人。
なっちゃま帽子飛ばしながらも気持よすぎるグルーヴうねらせる!
蔡「ギターソロ、コジロオ!カモン!!」
コジくん倒れこんだ末に、座り込んでソロ弾いてます!!
♪ヤイヤヤイヤイ〜〜♪の大合唱!!
ははは、最初の空気なんだったんだ?ってくらい、どんどん温度が上がっていく。
蔡「もっと!もっとお!!」の声にさらにいっぱいの手が伸びていく。
まっつソロ!!頭振りながらガンガン叩きつける!
蔡「松井!!もっと叩けええ!!松井泉ィ〜!!」
はは、まっつ、頭エライことになってるよ?(笑)
蔡「ありがとうございましたあ!ボノボでしたあ!!
この後はスネオヘアーですッ!最後まで楽しんでってください!!」


いやあ。
最初どうなることかとちょびっと思いましたが、関係ないない(笑)
ってか、今のボノにはまったく問題ないって感じでしたねえ!
こなけりゃこっちからいったるッ!!のせたろーやないけーー!!
みたいなね(笑)
もち、その気概だけじゃなく、ノセるだけのバンドの体力がものすごいあって。
リズム隊の腰の強さはもうその辺の人等の比じゃないです!
そしてそして。
蔡くん。
・・・もー、ずるい(笑)
一瞬一瞬の、声のキラメキが降り注ぐ太陽光のように、
朝日に震える朝露のように美しくて。
素晴らしかったです。
やっぱ来てよかったあ。


さて。
ボノはけて,一旦ステージ前,カーテンが引かれます(笑)
別にセットチェンジ,隠す必要もないと思うんですけど?
そして,セッティング非常に時間かかる…まぁいつものこととはいえ。
30分弱はやってましたね。
イベントでも「ある程度」ってことが出来ないんですねえ・・・。
なんか・・・野音思い出しちゃったよ?(苦笑)
カーテン奥からスネさんの声とか,ギターの音とかちょこちょこ聞こえてました。
スタッフさんが黒のFORKT着てて、ちょっとびっくりした。
うん?


スネオヘアー
客電が落ちて,カーテンが開き,スネさん自作のSEが。
英語で歌ってるように聞こえるように歌ってるのかな?
アルバム「フォーク」の「エコー」っぽい感じ。
メンバーに続いてスネさん登場。
おお?白FORKTです。
・・・歌うんですか?(泣笑)
ボノでも出だしそんなにあったかい空気感ではなかったのに,
さらに空気が微妙に緊張感を帯びる(苦笑)
でも一部あちこちから声がかかる。ほほ,ここにもいます。同胞が(笑)
スネさん、大丈夫かなぁなんておもいきや,
いきなりステージ前まで出て客を煽る!
お?エイキチさんと笑い合ってます。めずらし。
スネ「よろしく!大阪!」


<セットリスト>
ワルツ 
スプリット
ターミナル 
MC
やさしいうた
headphone music
MC
フォーク 
訳も知らないで
セイコウトウテイ 
悲しみロックフェスティバル 
EN
現在位置



「ワルツ」
最初のインパクト,ぴょんっと跳ねるスネさん。
そして左右前にいきなり出る!!(笑)
しかも客席に飛び込まんばかりに前のめりで!どーした??(笑)
自分に気合い入れてんのかなあ?
客席,結構きゃーー!!ってなって,手が伸びてて。
おかげで左二の腕さわっちゃいました。
マイク前に戻った時に,うれしそうに笑ってたのにもびっくりしました。
まあ、ふふふって感じでしたけど。
なんか・・・随分ご機嫌よろしいんですね。スネ様。
ご機嫌よろしいっていうか・・・めずらしく、最初から楽しんでる感じ。
めずらし過ぎて,若干キモイですよ?(苦笑)
声も良く出ていて。サビの裏声がとても綺麗。
「スプリット」
ここの出だしでもいきなり跳ねてましたねえ。
いつものピリピリした緊張感がさほどでもないスネオさん。
ノリもノビもとても良いので、
つられてメンバーもがっつんがっつんカマシてくれてます!
やーん、エイキチさんかっこいいい☆
松江さんのソロが映える。
朝ちゃんが立ち上がりそうな勢いで叩いてます!
〆のダイちゃん、狂い気味で素敵〜!
「ターミナル」
おおお!バンドってか、音源アレンジ、初めてです!!
野音はひとりだったからなあ!それはそれで素敵だったけど。
出だしの♪星を見に行こう〜♪がぶわあ!っと空に広がるようで、
すんごくキレイ。
時折歌いながら笑みがこぼれる。
何度も言うようですが・・・こんなに早く開いてるスネオさん。
初めて見たかも・・・。
ラストかなり気持ちよさげにスキャットしてた。
エイキチさん&ダイちゃん&松江さんのコーラスも素敵。


MC
「大阪!久しぶり!
・・・どーせ髪型変だよ!うっせぇな!」
・・・誰も言ってないのにいきなり毒を吐く(笑)
もー、やめなさいってば・・・。
「大阪いついらい?・・・音魂?・・・ああ,あのしょっぱいイベントね!
いやいやとても素敵なイベントでね!
このメンバー(松江、ダイちゃんをさす)でね!あ、間違った。
こう(松江,朝ちゃんをさす)だ!
・・・メンバーなんていちいち覚えてねぇよ!!」
・・・マイク通してませんでしたが,朝ちゃんが「ひどい」とつぶやいてました(笑)
「いやあ,ボノボさんねえ,素敵でしたね!
俺もボノボさんみたいにピースフルな歌歌いたいなあ!
家ではよく聞くんだよ。ああいうの。
俺も幸せに・・・なりたい・・・。」
なんじゃそりゃ?(苦笑)
「じゃあね、ここでメンバー紹介します!
ギター!ジュンマツエ!(松江さんギターソロ)
・・・(弾いたメロ通りに)♪話長い♪?」
松「そんなこと言ってないよ!(笑)」
「ふふふ!いっつもね、スタッフとかにも言われるんですよ。
ダラダラしゃべりやがって!思いつきでしゃべんな!って・・・。
onベース!イワイエイキチ!明日名古屋で学祭です!
あのーYUIっていう、最近ちょっと売れ出した?
まあ俺は売れるんじゃないかと思ってるんですけど!彼女の学祭で」
(会場から「いいなあ!」)
エイキチ「いいなーって、仕事だよ?(笑)」
「onキーボード!ダイちゃんです!」
ダイ「僕は特になにもないです!」と先に牽制(笑)
「onドラムス!朝ちゃんです!最近家引っ越しました。一軒家でね!
ドラムの形した豪邸なんですけど(笑)」
エイキチ「チャイムはバストラのドン!って音ね(笑)」
朝「(悲しげに首を振りながら)ボロいですから!(泣)」
・・・益々朝ちゃんいじめ激化中?(笑)
「・・・またね、だらだらしゃべってるとおこられちゃうんで。歌います」


「やさしいうた」
松江さんのスライドが冴える。
大事に、大事に目を閉じたまま歌う。
いい、うただなあ・・・。
2番頭で、無音の中歌うところ。キュンっとなります。
「headphone music」
アコギに持ち替えて。
ボノに負けないくらい、ピースな歌あるじゃないですか!スネオさん!
やっぱいいなあ。
自然と手拍子したくなるもん。この歌。
サビの辺りなんかは、客席結構手も上がってました。
最後のサビ前でスネオさん、「カモン!!」って言ってました!!
うわあ!!びっくりした!!(笑)
レスポンス、そんなに自分から求める人ではないのでねえ!これはすごい進歩です(笑)
きっとねえ、ボノの影響もあると思います。
よかった。本当にいい相手と対バンできて。
エイキチっつあんのハネ方がサイコーっす!!たまんねー!!
ラスト、♪ヘッドフォンして寄り添うミュージック♪と繰り替えし何度も歌う。
「センキュー!大阪!!」


MC
「・・・えー、スネオヘアーのリリース情報ですが・・・。
リリースは特にないです!!
(ええーー??働いて!・笑)・・・働きたくないんだよ!・・・働けないんだよ・・・。
・・・とはいいつつ、絶賛レーコディング中です!
COILにプロデュースしてもらってます!
COILって知ってる??のいるこいるじゃないよ!(笑)
ちょっと歌おうっかなあ!(ギターつまびく)・・・COILっぽいでしょ?
練習も何もしてないから間違ったらやめるから!」と言った側から早々間違う(笑)
その後、ちょろっと歌ってはやめ、歌ってはヤメする。
メンバー&照明さん困惑(苦笑)
「ふふふ!こんな曲です・・・ってわかんねえか(笑)
・・・しばらくライブもありません!(えーー!!)・・・人前に出られなくてさあ・・・。
(なんで?)目が合うのが恐いんだよ・・・。
・・・あ、明後日!明後日!名古屋であります!
今日ここにいる人は全員来るように!
チケット余っちゃって大変なんだよ!
・・・余ったやつは裏庭で焼こうかななんて・・・・。
今日一緒のボノボさんとね・・・あと・・・アナ・・なんとか・・・忘れちった(笑)
アナログフィッシュ!!)アナログ!そう!あんた最先端だねぇ!
いいバンドだよお・・・。
三バンドでやりますんで!!是非!!
・・・昨日の夜ねえ、眠れなくて・・・ずっと安藤裕子ちゃんのラジオ聞いてたんですけど。
明け方の3時くらいまで・・・あ、オ○ニーしてねぇ!と思ったけど、まぁいいかって。
・・・ホントねえ、眠れないんですよ!!
事務所あてに睡眠薬募集します。・・・致死量分の!(笑)嘘だよ!!(笑)
・・・ではですね・・・フォークという曲を、やります。」
そうやって赤裸々に言うなってえの・・・まったく・・・。
初めて見た人、引くから!!(笑)
あと、薬は出来る限り止めてね(苦笑)
ってか、そんな前フリで次の曲やらんでください(泣)
この曲、こころの準備がいるんですから・・・。


「フォーク」
夏の各地イベントでは一度もやらなかったので、
今日もどうかな?・・・でもやっぱり聞きたいな・・・と思っていたので、
うれしい、と同時に、思わずため息が出る(苦笑)
中途半端では、受け止められない曲ですから。
・・・いい、フォークでした。
泣きそうになりながらも、今日は泣かなかったよ。
それは、きっと、少しばかり今の自分がしゃんとしてたからだと思う。
ありがと、歌ってくれて。
確かめられました。自分を。
ホント、鏡だなあ、この曲。
自分にとって、多分生涯忘れられない、大切な曲です。
イベントという短い時間の中でも、この純度で歌ってくれて、ホントうれしいです。
「訳も知らないで」
青く淡いライトの下で,
淡々とギターを弾くスネオさん。
エイキチさんがテルミンをベースのネックで鳴らす。
ぐうっと押さえ込まれた空気の中、
渦を巻く音と熱が、サビで一気に放たれる。
うわあ、爆発の仕方が気合入っててすげえ。
やっぱ今日のスネオさん。いつもと違う。
強くなった・・・のとは違うな。
その辺りは変わってないんだけど(苦笑)
伝えたいって気持が、緊張とか自己嫌悪より前に行ってるような。
すごくいい前のめり感です。
ってか、すごい楽しそう。
それがウレシイ。
「セイコウトウテイ」
おお?朝ちゃん、ドラムいつもとちょっと違う?かっこいい!!
Aメロ、歌いながらスネオさん、手をバタバタさせてる。
♪かすれたような言葉だけ〜♪んとこのタメがすげえキタ!!
はあ、やっぱこの曲、すごい爆発力。
周りの皆さん、完全に巻き込まれてます。うふふ。
「悲しみロックフェス」
スネオさんがぎゃん!!とギターをかき鳴らす。
そこに松江さんが切り込んできて。
ダイちゃんの澄んだ鍵盤が上へ上へと伸びていく。
レスポンスするところが多い所為なのかなあ?
この曲ってすごい一体感が出て、なんか・・・箍が外れるんだよね。自分の。
自分の中で常に渦巻いてるカナシミが、
サビで全部引っ張り出される感じして。叫ばずにいられなくなる。
吐き出したれえ!!ってなるんかなあ?
この曲もねえ・・・相当、すごいですよ。
初めて生で聞いたZEPP TOKYOでのインパクトが、今だに蘇るもの。
でもね、今日のロックフェス。
Aメロの気持の籠り方が、多分今まで聞いた中で最強だった。
♪ああ真実に♪の後のブレイクのとこ、朝ちゃんに止めてと合図の後、
「大阪ぁ!」と絶叫!!
ああ、いいなあ、このやりとり。
メンバー、信頼してるんすね。よかったっすね。本当に。
それにちゃんと答えてくれるメンバーにめぐり合えて。
「ありがとうございました!スネオヘアーでした!!」


おお、拍手なりやまず。
・・・。
ってか、今ごろ気づいたんですけど、
今日って、ボノのホームなのに、スネオさん好きの方が多かったのかな?
しかもスネオさんライブ初心者、
というよりライブ自体そんなに来たことない感じの人が多かったような・・・。
イベントなのに、なんだか、不思議な空気。不思議な感覚。
どうしていいかわかんない、みたいなとまどいが、終始漂ってた感じしましたね。


そしてそして、両手をだるーんと揚げて(苦笑)スネオさん再登場!
「ありがとう!大阪!・・・ではもう一曲だけ、やります」
と始ったアンコール・・・。
驚いたことに「現在位置」!!!
うそん(笑)
照明も青を基調に押さえ気味な中で。
いやあ、あたしゃあ大好きな曲なんで、なんの不満もないですがね。
イベントのアンコールとしては、その選曲いかがなものか(笑)
がつんと上げるでもなく、しっとり落とすでもない曲をあえてもってくるあたりが・・・。
天邪鬼ねえ・・・。
サビの広がりかた、最高で超絶に気持ちよかったけど。
スネオさんの声が空まで連れてってくれました。
ってかこの曲、こっそりエイキチさんがすごい。うひ〜。かっこええ・・・。
「ありがとうございました!!」
深々とお辞儀をして去ってゆくスネオさん。
ありがとう。こちらこそ。


と、思ってた以上に開いてるスネオさんと、
思ってた以上にスネオさんファンの多い客席(苦笑)のおかげで、
ワンマンに近い上がり方ができました。
うん。よかった。すごくよかった。
短いながらも、いいとこがちゃんと出てた、
めずらしく(苦笑)お客に優しいスネオさんでした(笑)


といった具合で、ボノ、スネオさん両方とも、大変素晴らしいパフォーマンスで、
もう大満足!!でございました!
まあ、あわよくば、お客がもちっと暴れてくれれば(苦笑)
理性のカケラも残さんほど、弾けられたんでしょうけど。
まま、それはそれ。
自分は関係なく踊り狂わせてもらいましたので(笑)
でも、いつも思うことなんですけど。
対外的な大阪のイメージと、ライブ会場に来るお客のイメージって、
ほんっとに全然違う。
そんなに様子見んでも・・・ってくらい、ライブなのに構えてる感じの空気が。
なんかね、東京のナナメに構えてる感じとはまた違う、
どこまで開いていいか、探ってる感じっていうのかなあ・・。
意外とシャイなんかな?って思ってしまう。
でも最後にはみな、一緒に叫んでたり踊ってたりしたので、
すんごく楽しかったです!!
いい対バンでした!
清水音泉さん、シャングリラさん、大阪のみなさん。
そして、ボノボとスネオさんに大感謝!