遠くて近くて

harikona2006-06-24

朝起きて、母親を仕事に送り出して、
軽くご飯を食べて、
美容室に向かう途中で交通事故現場に出くわして、
大破した車の横で揉めてる当事者らしき人たちと
保険会社のひとらしきひとを見つけて、
怪我してなさそうだったので、
まだよかったのではないかと思いながら、
でもお金はいっぱいかかっちゃうんだろうなとも思ったり。


いい天気。その下で、
どこにでも転がってる、ちょっとした事件と、
ちょっとした幸福と取り返しのつかない惨劇と。
なんなんだろうね。


3時間近くかかって髪の毛どうにかしてもらってる間に、
舞城王太郎煙か土か食い物」を読む。
テンポが早くて一気に読む。
やだなー、いろんなこと思い出しちゃったよ。
面白かったけど。
血か。
やあね、もう。逃げられないのは、わかってるってば。
ここで終わらせるからさ。それで許してよ。
その代わり、もう関わらないでくれ。
昔の決意を思い出してしまった。


電気屋をふらついて、古本屋を覗いて、
ちょっとお茶した後、
久々に友人宅でなんでもない話ばっかりする。
実に有意義な時間。
でも、最近一個単位で完結してたから、
なんか、気配りが足りんかったな、
と自分の行動を振り返って思う。
すまん。


丑三つ時の空は降るような星空だった。
キレイすぎてちょっと泣けた。
ほんっと最近涙腺弱いわー。


なんでもない日常を、私はまだ生きていられている。
破綻なんてどこにでもすぐに訪れるのに、
幸せだと思える日常がここにある。
きっと薄皮一枚なんだろうけれど。
大事に、大事に。