ポールウェラ−/ワイルド・ウッド

harikona2006-03-16

プレゼンター:松本光由(ポメラニアンズ)、中村一義(100s)


スペ中の講義でミツヨシくんが熱く語っていたのが
とても印象的で、次はこれかなーと、なんとなく思っていたのだけれど。
その時に聞いた彼(ポール)の声が、何日か経ってもじんわり耳に残っていたので、
これは間違いないだろうと。


中古CD屋で発見した時、もう即買いでした。
何故か。
帯に書いてあったキャッチが、思いっきりストライク。
「個が個であるために」
ミュージシャンと呼ばれる人たちは,
いつもいつもこの壁にぶちあたって,
突き詰めて突き詰めて,結果素晴らしい音楽が鳴らされるのだから,
ある意味当たり前っちゃあそれまでなんですけれど。
彼らのように,その思いを形にできるような素養はございませんが,
あたしも,常にこの命題に囚われているので,
ストレートにそれを言われると,はっとしちゃう。


詞を読んでまず思ったことは,
神様がちゃんといる国の人なんだなーということ。
なんかね,価値観のベースがやっぱり違う感じがする。
表現の仕方とか。
特に「光」というものに対する観念みたいなもんの。
太陽の光、ヒトが発する光、未来を信じられる光。
そのどれにも、何かしらの意志が見える。
まあ、英語めさくさ苦手なんで、訳詩を読んで思ったことなんで、
どこまで汲めているのかは、さっぱりですが。
先入観もあるかもしれん。


それは置いといて。
ファンク、ソウル寄りなアレンジとシンプルで、すっと聞こえるメロ。
ズゴーンと通る、少ししゃがれた声。
そういや、シカオちゃんの口からも、この人の名前、出てたっけな。
うわあ、好きだなあ。
この前向きなのに、どうにも曇り空な感じ(苦笑)
これはちょっと、掘ってみたくなったっす。