盛岡、花巻、イーハトーブ
しっかし、自分の体力には、自分であきれるくらい。
金曜札幌スネオさんのイベント行って、夜行バスで朝地元に戻って、
そのままJR乗ってくるり盛岡。
ライブは踊りまくって、そのあと当然飲む。焼肉も冷麺も食う(爆笑)
そしてこの日は念願の宮沢賢治記念館へ。やっと行けた〜(喜泣)
盛岡から鈍行JRに揺られること約40分。花巻へ。
さらに駅からバスで20分強。
その間、誰も乗ってこなかった(汗)
時代が止まったような細い道が続く町並みを抜け、北上川を渡り、
雪深い、山の中腹に、静かに賢治は待っていました。
修学旅行で初めて行って、いたく感動した記憶があって、
どうしてももう一度行きたくて。
やっぱりよかった。
天体とか、鉱石が好きになったのって、多分に賢治の影響だと、思う。
だから、ここは、しっくりくる。
オリオンやシリウスやペルセウスや、シトリンやガーネットやクリスタルやトパーズや・・・。
文字で表現されていた物体や天体を、
実際目の当たりにしながら想いを馳せられるって、とてもいい。
寝て、食って、働いて、自分の心が躍ることをほんの少し出来て、
そんなささやかなこと、皆がささやかに思えるようになれば、
イーハトーブは、どんどん広がっていくのにな。
それは、自分にもいえるのだけども。
賢治が弾いていたチェロを見ながら、ぼんやりそんなことを思った。
記念館と同じ敷地にある山猫軒でランチ。
注文の多い料理店、ですからね。やっぱり肉でしょ?ということで(苦笑)
ハンバーグ定食と、地ビール「ワサビエール」写真がそれ。
色、緑。香りは・・・香草のような香り。味は普通だった。
ふふ。帰りにぱっくりいかれちゃったら、どうしましょうね・・・。
花咲く山の辺もステキでしょうけれど、
雪に閉ざされた東北の枯れた木々もまた、なぜだかほっこり、暖かい。
この荒涼とした白い地平を、賢治もまた眺めていたのだろう。
暖かいうららかな景色より、
この厳しさの中にあってこその、生まれた物語たちであろうから、
この季節に来ることが出来て、本当によかった。
また、行きたい場所です。