頼りたくない

歌の力が強いと、
飲まれてしまった方が楽なのかな、
と思ってしまうことが、良くある。


でも、
でも、
それって、作っている人に対して、
失礼だと、思うのよね。


何かを、そこから感じ、何かを、すこしでも起こしていくこと。
それが、作り出せない凡人な私にできる、最低限のことだとおもうから。
でもこれって、すんげえ難しい。
自己の意識すら、コントロールがままならないのに。


友人に「狂っちゃえば、ある意味解放できるよね」
と言ったら、
「・・・できる?」
と、とても、あたりまえで、冷静な発言をしていただいた。
ああ、できませんて。
生きなきゃ、生けないからね。自分の力で。
自分一人なら、どうでもいいし、
落ちるのは簡単だけど。


RIJF05、総集編。
100s
「OZⅢ」「扉」「新世界」
初夏ツアーの流れを汲んだようなカズくんの歌、表情、
そしてメンバーの意識の演奏は、
また、あたしを打ちのめした。
問いには、答えられなかったよ。
戦う意識が、足りねえんだ、あたしには。