生きる事の、厳しさ。

今まで、ギタリストに惚れた事は無かったのですが。


かなり本気入りました。
100sギタリスト、小野眞一
実は、「バーストレイン
OZの音源聞いた時から、
ひょっとしたら、もうヤラれてたのかもしれんですが。
そして、
フィッシュバスケット買った時点で確定って感じですが。


Zepp Sapporoライブでは、
トムくんを、耳と体で追っていて(あのドラミングは、マジでトンでもないっす)
そして頭ではカズくんの歌の世界を。
いっぱいいっぱい考え、悩み、反省し、葛藤し・・・祈り。
そして目は、小野ちゃんしか見てませんでした(笑)
タイミングを計っている彼は、
ここじゃないどこかを見ていた。
技術云々ではなく、感覚で、世界をつかむ人。
・・・ホントにこの人。本能で弾いてるよ。
黒ヒョウみたいだった。
猫科ね、完全に、動きが。


帰り際、近くにピックを投げてくれたのに、
周辺のだれも受け取れなかった・・・・(泣)
相当探したのに、見つからず・・・。
見ず知らずの周りの人たちと。
「小野ちゃんのことだから、
きっとここじゃないどこかへ飛ばしちまったんだよ」
と、妙に納得(笑)

神戸では、曲を受け止めるのに、
それだけでいっぱいいっぱいだったけれど。
今回は、ちゃんと、ちゃんと、
音を楽しむ、まで行けた・・・かなあ。


それは、多分に、
メンバーの心持も影響していると思います。
だって、神戸のカズくんは、まだ、探っている感じがしたもの。
聞く側に、受け止めるだけの姿勢を求めるような。
でも。
フェスを越えたカズくんは、
とてもとても愛に溢れていたよ。
あたしの汚い人生までも、
包んでくれそうな、ものすごい暖かい笑顔。


許してくれてるのかな・・・・。
暖かい微笑で、迎えてくれたんだ。
待っていたのはこっちなのに、
受け入れて貰えた、という幸福感が、とてもとても溢れていて。



本能でギターを弾く男。小野眞一
まっちいと、まったく正反対。
ああ見えて(苦笑)とても、まっとうに弾く人ですからね、町田さん。
そして、あんなに緻密な音の応酬の中で、
本当に音だけに反応して行動している。
非常に野生的な、初めて聞く音。
絶対なんか、合ってないんだよね。
やや、音は完璧に合ってんですよ、5人と。
リズムとか譜面以前の、呼吸感で弾いてるのよ。


とかいいつつ。
やっぱ豊夢くんに敬意を表したい。
あんだけのもの、叩けちゃうんだもの。
おおおお??っとなるようなツナギも、
完璧楽しくノンストップで。
素晴らしい。
絶対ありえないリズムなのに、引き込んじまうだけの力がある、トムくん。
すごい!ほんとうにすごい。


つっうか、もう、
目の前で起こっているすべてが、
あまりにも近く、そして、とてつもなく遠い。


生きることのリアル。
未だ持てない、自分。
っつうか、益々自信ねえよ。
自分の生き様。


畜生。
思うが侭生きるってぇのは、
こんなにも、過酷か。