DOPING-FUJI-SCHOOL青森

ちょっと日付前後してますが、
フジのくわしいセットリスト、こちらに載せました。
よろしければどうぞ。


DOPING-FUJI-SCHOOL
出演:DOPING-PANDA  フジファブリック  ART-SCHOOL
@青森クウォーター
20005/7/30



フジにハマらなければ、こんな近くで
こんな楽しいイベントが行われていることすら知らなかったからねえ!!
本当、感謝感謝ですわい。
昼くらいに青森に着いたのだけど、
雨男バンドフジファブリック、案の定降りました。しかも開場前に夕立がドザーっつと!!
まったく、やってくれるぜい・・・。
皆整列もままならないまま、高架下へ避難。
青森の会場、クウォーターはすぐ前に道路の陸橋があって、皆そこで雨宿り。
キャパ350。青森駅から徒歩15分といったところでしょうか。
物産館アスパム(ピラミッド形の建物なのですぐわかると思います)の斜め向かい辺りにあります。
中にロッカーが少し。あと、入る前に預かってくれます(有料)
前述のアスパムにもロッカーがあるので、荷物は困らないです。
ステージが少し高めに作ってあるので、どこに居てもそこそこちゃんと見えます。
音もいいので、すごく好きなハコ。
本日のお客。女子:男子、8:2くらいの割合。
フジのグッズを身にまとっている人多し。
おお!!人気あんじゃん!!(笑)
中にはRIJFCDJのTシャツを着ている人も。
何気に気合入ってる人多いっすねえ!!
・・・そうか、よく見たら、イベント出演率高いバンドばかりだねえ!
いいねえ!ライブ慣れしてる人が多いと、ノリやすいからねえ!


さて、整理番号150番台だったのですが、
入ってみたら3列目くらい・・・。
その後もあまり人が・・・・。
あれえ?結構な知名度のバンドばかりなのになあ・・・?
大丈夫かこれ??
・・・と心配になっていた開演前。
ステージのセッテイングがフジ用なので、
ちょっとゴメンナサイ、前に行かせてね(苦笑)とじりじり前へ。
そうこうしているうちに後ろも埋まっていき、熱気も上がってきます。
ほほ、いい感じじゃないっすか。


そして、開演時間5分を過ぎたころ。
いつものSEが鳴り響く!!
おお!!すごい歓声!しかも黄色い(苦笑)
志村くんと金澤くんのちょうど真ん中あたり、
3列目くらいのところを陣取りました。
うわああ!札幌よか全然近いし、
メンバー全員を見られて、すごいいい位置です!!
各々楽器のチューニングをした後、
志村くんがメンバー全員を見渡し、スタッフに軽く合図を送る。
もうその仕草だけで大歓声!(苦笑)
そうか、キャー☆なんだ・・・・そうなのか?(笑)
青森、熱いぜ!!


フジファブリック

<セットリスト>
1 虹
2 TAIFU
3 ダンス2000
MC
4 新曲
5 打ち上げ花火
MC
6 陽炎
7 銀河
8 茜色の夕日


1 虹
前奏始まってすぐ、金澤鍵盤ソロ直前でいきなり
志村「イエ〜〜!!」
えええ〜〜ツ??!!
会場一気にボルテージ上がりまくり!!
っつうか志村くん・・・・どうした?!(笑)
いきなりですか!早くないですか?
なんでそんなに上がっちゃってるんですか??
と、あたしを「?」の渦に巻き込みつつ(苦笑)
おかげでお客もメンバーもものすごいテンションです。
鍵盤金澤、髪振乱して叩きつけてます・・・男前だ・・・。
あ、D足立くん、メガネだ!メガネかけてる!
目悪かったのかー(だからなんだというのだ・苦笑)
G総くん、B加藤さん、もうニッコニコです。
そして驚いた。
音が、音がワンマンの時と全然違う!!
なんか、よりバンドらしくなったというか、
きゅうっとまとまった感じがすごくあって。
すんげーしっかりしてて、厚くなった感じが。
札幌ワンマンからそんなに経ってないのに、
ツアー一本やると、こうも違うもんかね。
だけど、相変わらず5人5様。そこがいいとこです。フジ。
各々の音は本当に強すぎるくらい、個々で聞こえてくるのに、
ちゃんと、志村くんに寄り添ってるの。
そして、志村くんのボーカルがより太く、ガツンと届く。
気持ちが前のめりなのか、声が上ずってますが、
揺らぎがない。安定感がある。
こりゃあ・・・、すごいっすね・・・。


2 TAIFU
そしてそのまま熱風が吹き付けてくるかのようなTAIFUへ!
このなんともいえん独特のうねりが、客から何から全部を巻き込んで、
見たこともないような色に染まっていく。
しっかし、お客さん、
フジ初見と思えないようなノリ方してますよ!
虹の出だしは、さすがにちょっと探ってる感じありましたが、
適応が早いっす!
いや、そんだけ、音が振り切れてるっつうことなんかな。
迷ってないもの。なんか。
おお!!コーラスハマってる!気持ちいい!!
総ちゃんもんどりうって弾いてます(笑)すげー楽しそう☆
だまらっしゃいが、嫌に説得力がある(苦笑)
やっぱ、歌、すごくなったなあ。
志村くん・・・相変わらず視線が遠いわ・・・。
どこ見てるのかしら・・・。


3 ダンス2000
息つく間もまく、加藤さんのベースが響き渡る!
縦にうねっていたリズムに急に横のうねりが加わって、
これまた不思議なグルーブが生まれる。
足立くん、よく保ってられるよなあ・・・この急な変化。
この♪すっちーすっちーがねえ、ちょっとマヌケっぽくて好き(褒めてます)
鍵盤金澤、またしてもソロすごい!!
何色もの色が次々現れるような、ものすごいグラデーションな音。
札幌ん時は、鍵盤の音があんまよく聞こえなくて、
ちょっともの足りなかったけど、
今日は、ギンギンに響いていて、変さに磨きがかかっているわ(笑)
とても気持ちがいい。っつうか、あたし好み☆


MC
各々チューニング中。
志村くんって、チューニングっつうか、コードの確認するよね。いっつも。
次なんの曲だかわかっちゃうよね(苦笑)
会場から「志村!!」と声がかかる。呼び捨てですかい、女子・・・。
志村「どうも!こんばんはフジファブリックです!!」
「え〜、ついにやってまいりました!ドーピングフジスクール(カタカナ読みな感じで)
アット・・・・え〜・・・青森、青森!!」
あぶねえ、志村くん・・・(苦笑)
「え〜いやいやいや、青森はですねえ、非常にやりたかった場所でございまして、
(拍手!)ありがとうございます!・・・ので、こう気合入れて、やりたいと思いますので、
最後まで是非ともよろしくお願いいたします!!」
「新曲のロックナンバーをひとつ。」


4 新曲
MC後半あたりから低く総ちゃんのギターの音が響いている。
おお、来た来たあ!ゾクゾクするねえ!
ダイスケくん、一心不乱に叩いてます・・・。
見てるだけで、指つりそう・・・。
総ちゃんと志村くん、向かい合ってギターデュオ!
この曲、全部がオカシイけど(苦笑)
何が一番ヤバイって、このギターね。
なんで、こんなん、思いつくんかね・・・。
かっこいいんだか、なんなんだかわからん。
や、でも、これがもんのすごい好きです。
こぶしまわしまくってる志村くんも。
して、何故に歌詞は前向き??(笑)
たしかにすごいエネルギーが渦巻いてる感じではあるが。


5 打ち上げ花火
この流れ完璧だよね!
この2曲,ものすごい相性いいよねえ。
イベントの映像とかで見た時も、
ワンマンで聞いたときも思ったんだけど、
まとってる空気が似てるんだよねえ。
夜,水辺,めくるめくギターデュオ、運動会系鍵盤(笑)。うん,うん。
やっぱ金澤くんのキュンとくる鍵盤と、
足立くんのドラムがキモだなあ。
どーんと響かせるバスドラが切な過ぎ。
湿った夏の夜風と火薬の匂い、閃光。
この緊張感と、ガツンっと終わるとこも好き。


MC
志村「やーあのー、青森、初登場なんですけども(大歓声)おお、ありがとうございます!
バンド以外(プロモーションとか)でもまだ来たことないんですよね。
だからこのー、バンドでこういうとこにこれるっつうことはすごいうれしいなあと、思っているんですけれども。
ドーピングフジスクール、この3バンドでこれてですねえ。
ちなみにですね、昨日この3バンドでラジオ出たんですよ。あのーボーカル3人で」
会場ざわざわしてます・・・皆知らなかったようです(苦笑)
山内「・・・出てたな(笑)」
志村「あのですねえ!木下くん(ART−SCHOOL)がですねえ、DJの人とかぶりすぎるんですよ。
DJの人が話し進めたいのに、いつまでたってもかぶるんですよ、木下くん。
こんなこと言ったら怒られるかな・・・。
で、あのー、豊さんですか、豊さんっつうのもおかしいですけど、
ドーパンの方も・・・・カタイっすね、・・・あのーDJの人よりDJっぽい・・・。
そんなことない?(総ちゃんに)そんなことない。
DJの人と同じくらいうまくしゃべるんですよね。すごかったな。すごい面白い3組で。」
山内「すごかった、うん、おもしろかった。」
志村「また出るんですよ、3人で。多分出る。
出る・・・と思います。わかんないけど。多分出る(苦笑)」
「昨日はここで、・・・昨日?昨日か!ここでですね、
3バンドでバーベキューしたんすよ!(ええ〜!!)
ライブハウスの屋上でバーベキューなんてしないすよね。
なんかスタッフの方が協力してくれてですね。
非常にこう・・・楽しいなあと。」
・・・ホントに楽しかったのか?志村くん(苦笑)
表情にさっぱり表れてないっすよ・・・。
「・・・・じゃあ、曲やろうか(笑)え〜夏なんでね、夏なんですけども、
去年の夏に出して、一年回って非常にいい感じになってきた曲を聞いてください。陽炎!」」


6 陽炎
大歓声の中始まりました。
青森、ホントに食いつきいいなあ。楽しいぞ!!
鍵盤が冴え渡ってます!金澤くんヤバイくらい美しい!
思わず鍵盤ばっかり見てたら、なんか目合っちゃって困った(汗)
ちょっと・・・テンポ早いっすけど・・・(苦笑)
にしても、ライブってのは本当に生ものですねえ。
演奏する場所、お客、曲順、同じ曲なのに、聞こえ方が全然違う。
ワンマンの時は泣きそうなくらい、切なさいっぱいだったけど、
今日はもっと、あったかい感じがするっつうか。
少し大人になったみたいに聞こえた。うたの主人公が。
志村くん,高音の切な声が,ぞくぞくします。


7 銀河
うはは、初めての土地って、こんな感じなんかね。
やっぱりシングル曲始まると、盛り上がり方が全然違う。
お?おお?
あれ?こんなにテンポゆっくりだっけか?
でも、うたは走ってるなあ?
なんだ?なんかかみ合ってないように感じる・・・。
あたしが乗り切れてないだけかなあ・・・。
みんなコブシガンガン上がってるし。おりょりょ?
にしても、本当に妙な曲ですなあ。
異空間に紛れ込んじゃったみたいな気持ちになる。
ぶわーって冬の夜空が広がるんだけど、
地面にも足がついてないというか。
サビんところの加藤さんのベースと、
サビ後の金澤くんの鍵盤、すんごい好き。


MC
「え〜、青森は非常に熱いっすね!どうもありがとうございます。
フジファブリックはですね、この間ワンマンツアーが終わりまして、
すぐ今回のドーピングフジスクール、スプリットツアーなんですけども、
まだしばらく続くんですよ。
でフェスも、出ますね。是非、見に来ていただきたいなと。」
「・・・・えー、失礼な話ですねえ、昨日街を歩いてたんですよ。
バーベキューしにここに来たりとかしてたんですけど・・・・、
いったい誰がライブを見に来るんだ?つうか、どこに人がいるんだ??と思ってたんですけども(笑)
今日はたくさん見に来てくださってですね、ありがたいなあと、
フジファブリックもDOPING-PANDAもART-SCHOOLも、思っているんですけど、
・・・・木下くんは思ってるかどうかわからない?(笑)」
山内「思ってる!思ってる!」
「失礼なこと言っちゃいけない(笑)」
わはは、志村くん、木下くんのこと相当お気に入りのようですね(苦笑)
随分うれしそーに話してましたけど。
総ちゃん、ナイスフォロー!
にしても、本当に青森の若い人たちは、どこで遊んだりするんでしょう・・・?
いつ行っても、駅前辺りって人いないんだよねえ・・・。
「という訳で、今日は最後まで楽しんでいってください!
フジファブリック最後の曲です。(えええ〜〜〜っ!!!)
・・・・また、次、ワンマンとかで来たいと思ってるんで(大歓声!)
よろしくお願いします。」


8 茜色の夕日
総ちゃんのコーラスがとってもキレイ。
はあ、いい歌だねえ・・・・。
真っ赤に暮れて行く空と、それを遠く眺めているアパートの窓。
遠いなあ、あの時も、故郷も。
熱かった会場に、急に夕風が吹いたみたくなった。
「ありがとうございました、フジファブリックでした!」


はあ〜、楽しかったあ!
短かったけど、物足りないって感じあまりしませんでした。
もちろん、もっと聞きたいなあってのはありましたけども、
一曲入魂!ってな具合で、短い中にも気合の入った、いいライブだったっす。
・・・まあ、銀河はちょっと、個人的には乗り切れませんでしたが(苦笑)
志村くん、すごいいい声になってました!驚き!
そしてバンドみんなの音に、スキがなくなってて、ますます驚き。
なんかねえ、こう、志村くんを中心に、きゅうっとまとまった感じ。
歌に全員の意識が集中しているというかね。
すごいよかったです。
うふふ、ライジング、ますます楽しみになってきました☆
で、うん、ごめん。
一個だけ言わせて。
メガネアダチ、相当ツボ(爆笑)


ライブ最中、ドリンクを買いに外に出たら、
フジのグッズは終演後に販売します。との張り紙が。
??と思っていたら、ライブ後、加藤さんと金澤くんが物販に!!!(汗)
金澤くんとちょこっとお話してしまいました(喜)
あーこの指で鍵盤弾いてんだー・・・などと思いつつ、握手もしてもらっちって☆
結構握力強かったっす。そして指細ーい。
加藤さんとも握手したかったんだけども、また並ぶのもなんだなー、と
変に小心者根性が出てしまい、行けませんでした・・・。
フジくらい売れてても、手売りとかするんですねえ。
なんか、うれしかったな。
地方のファン、大事にしてくれてるみたいでさ。
単純なようですが、これがファン心理ってもんですわ(苦笑)