家族

家はあたしがガキンチョの頃から、繋がりが希薄で、
幼心に、所詮自力で生きなければならないのだし、
繋がりが希薄な割に、いずれは親を食わせなければならないと思っていて、
そうなれば、絶対食いっぱぐれない仕事に就いた方がいい。
そう思って、ここまできた。
それだけのために、収入が必ず約束されていて、
滅多なことでは失業しない職につくことだけを考えていた。
そしてその位置についた今、
じゃあ、自分がやりたかったことは無かったのか?
そんなことを考えてしまう。

あたしにとっての家族とは、確かに支えではあるけれど、
過去の忌まわしさと、未来の重さとを考えると「呪縛」と言ってしまいたくなる。

逃れられない。
でも、実はしがみついているのかも知れない。
ありがたいけど、枷となっていることも確か。

月曜日のスマスマにスカパラが登場。
この撮影日、まさに撮影している時間に、
茂木‘きんちゃん‘欣一氏のⅡ世が誕生する予定日だったそうで。
ドラムを叩くこと、音楽を愛する人と一緒にプレイすることに至上の喜びを見出している人なのに、
どこか、落ち着かない姿は、そういう理由からだったのですね。
tipsy的、ダンナにしたいミュージシャン№1!
(ちなみに№2はLOST IN TIMEの海北くん・笑)
きんちゃんみたいな人の家庭は、うちみたいには絶対ならないだろうなあ。
あったかくて、穏やかで、本当の愛が溢れてて・・・・。←かなり夢見がち発言ですな(苦笑)
だってー、谷中先生をして「宇宙規模」と言わしめた懐をお持ちの方ですよ?
っつうか、家帰ってあの笑顔があるだけで、幸せになれるよね(喜)

ROCKIN`ON JAPAN名物2万字インタビューに、
念願のスネオさん登場!!
やー、待ってましたよー!
これやってもらえて、初めて一人前?みたいなとこ無くないっすか?(笑)
勝手なあたしの思い込みだけど。
でもホントうれしい!

これ読んで思ったこと。
この方は、ちゃんと人を信じることが出来る人なんだなあということ。
しかもそれに気づいたのがここ最近ときたもんだ(苦笑)
34才っすよね・・・・。
・・・・年は関係ねえやね。
どんなに年を重ねても、それが出来ない輩もたくさんるし(俺含め)
人の10倍くらい紆余曲折しまくって、やっと戻れる場所を見つけている。
家族という原風景を、新しい環境のもとに。
歌詞に現れる「どうしようもなさ」や「所在なさ」、狂おしいまでの「分かり合えないもどかしさ」
そんな中にあって、
着地点が「家族」という名の「あたたかさ」なのが、ちょっと意外でもあり、納得できもし。
対極にあること、両方をわかっていないと歌えないことだよね。
そして人を信じることが出来る=自分を信じる能力があるってこと。
きっととても簡単で、一番難しいこと。
人にモノを言える位置にいる人なんだね、スネオさんは。
音楽という強力なパワーを持った何か得たいの知れないモンスターボックスを、
上手に開ける事が出来る、特異な人なんだ。
改めて、そう思った。

上記はあたしの勝手な思い込みだけど、
スネオさん御本人は、家族というものに対して、
どんなものだと捉えているのかな?
とても興味がありますね。


立て続けに、「血」というものを考えてしまうきっかけがあったので、
こんなことを書いてみました。