今年もお世話になりました

こっちこれしか書いてませんが(苦笑)
毎年恒例、今年の行動記録。

【1月】
23日 元禄港歌@シアターコクーン
24日 ハイバイ「夫婦」@東京芸術劇場
   ストレイテナー 「Acoustic LIVE STRAIGHDINNER」@ビルボード東京
30日 Yasei Collective @UNIT 共演:FULLARMOR
浦沢直樹展「描いて描いて描きまくる」@世田谷文学館
31日 ジョンウッド&ポールハリソン「説明しにくいこともある」@NTTギャラリー
   蔡忠浩「ランタンナイトVol.22」@マウントレーニアホール

【2月】
6日  小林賢太郎KKP「うるう」@かでる2・7
   ACIDMAN「Second Line &Acoustic collection2」@道新ホール
19日 井上陽水「UNITED COVER2」@函館市民会館
20日 蔡忠浩「ランタンナイトVol.23」@円山夜想

【5月】
1日  ホリエアツシ×村松徳一 @Club Change
5日  The Golden wet fingers @club COCOA
7日  SOUND SHOOTER DJ&Acoustic LIVE
   ハッシー&アッシー、ホリエアツシ@プラスティックシアター
14日 bonobos「BRAND NEW!!!!!」@LIQUIDROOM
22日 小田和正「君住む街へ」@函館アリーナ

【6月】
11日 nicoten×FOLKS「tour 02」@COLONY
   共演:アンテナ、その隙間から

【7月】
10日 ストレイテナー「Step in to my world TOUR」@Club COCOA
16.17日 KESEN ROCK FES.16
23日 でんぱ組inc×CHARAはやぶさかがやきツアー」@かなで〜る
28日 blues.the-butcher-590213@THE BEATS

【8月】
5日  函館国際民族芸術祭
12〜14日 RISING SUN ROCK FES.16
26日 星野道夫の旅@松屋銀座 
   KAJALLA #1「大人たるもの」@KAAT
27日 ムロツヨシmuro式9.5 答え」@梅若能楽院会館
   古川日出夫×蓮沼執太×青柳いづみ「偽ガルシア≠マルケス」@東京庭園美術館

【9月】
22日 the HIATUS「Hands of Gravity Tour」@仙台PIT
23日 ストレイテナー「Step in to my world TOUR」@Zepp Nagoya

【10月】
2日  bonobos「ハチャメチャくる〜じんぐツアー」@Sound Lab mole
9日  the band apart×ロロロ「Smooth Like antelopes tour」@BESSIE HALL
10日 ストレイテナー「Step in to my world TOUR」@ペニーレーン24
15日 ストレイテナー「Step in to my world TOUR」@熊本B.9 V1
22日 SPITZ「TOUR 2016 醒めない」@函館市民会館

【11月】
6日  cero「MODERN STEP TOUR」@ペニーレーン24
10日 遠野物語 奇ッ怪其ノ参@世田谷パブリックシアター
   ストレイテナー「Step in to my world TOUR」@昭和女子大人見記念講堂
11日 阿佐ヶ谷スパイダース「はらくおとこ」@本多劇場

【12月】
3日  SCOOBIE DO「ナガイケジョー生誕35周年記念スペシャル」@ペニーレーン24
4日  chikyunokiki×ASA-CHANG&巡礼@PROVO
5日  METAFIVE「WINTER LIVE」@ペニーレーン24
11日 balance 20th anniversary QUARTET @岡山バナナホール
   Nothing's Carved In Stone、SPECIAL OTHERSストレイテナーACIDMAN


私のこころの健康は、ライブと芝居を観ることで支えられおります。
今年も本当にお世話になりました。
たくさんの気づきを与えてくださってありがとうございました。
来年も、どうか皆さん身体もこころもお元気で。
またお会いしましょう。
よいお年を。

   

今年もお世話になりました

恒例ライブ狂いの1年間の記憶。


【1月】
11日 今敏回顧展 @杉並アニメーションミュージアム
中村達也 9 Souls @渋谷WWW
Getting Better @吉祥寺SEATA
12日 bonobos ハロー!ファンシー5 @代官山UNIT


【2月】
21日 ストレイテナー Behind The Scene Tour @郡山#9
26日 NORTHERN BEAT REFLECTIONS @札幌KRAPS HALL
出演:The fin./ROTH BART BARON/Sleepy.ac/FOLKS


【3月】
6日 ストレイテナー Behind The Scene Tour @札幌ペニーレーン24
7日 FOLKS @恵庭夢創館


【4月】
25日 ストレイテナー Behind The Scene Tour @豊洲PIT


【5月】
5日 橋本塁 SOUND SHOOTER Vol.10 @札幌アートスペース201
9日 石川直樹+奈良美智 ここより北へ @ワタリウム美術館
FOLKS In Bloom Tour @渋谷CLUB QUATTRO

【6月】
5日 フジファブリック はじまりましツアー @札幌ぺニーレーン24
21日 マグリット展 @国立新美術館
bonobos×neco眠る うつくしいひとたちVol.3 @代官山UNIT
22日 スネオヘアー 2015ツンドラ @渋谷マウントレーニアホール


【7月】
11日 クラムボン tour triology @札幌ペニーレーン24
12日 FOLKS×THE BOYS&GIRLS ROCK KIDS LUVE @札幌ビジュアルアーツ
18・19日 KESEN ROCK FES @岩手種山が原
25日 FSR2015 @札幌 mole
27日 さだまさし @函館市民会館


【8月】
5日 はこだて国際民族芸術祭
14・15日 RISING SUN ROCK FES @石狩
26日 NHK交響楽団 @函館市民会館


【9月】
6日 レキシ 世界遺産劇場 @青森三内丸山遺跡
21日 bonobos×天才バンド @仙台MACANA
Getting Better @吉祥寺SEATA
22日 BASEMENT SESSION AUTUMN @青山CAY
26日 Theme of Live #02 浮遊 @札幌mole
出演:明星/smarttail/FOLKS


【10月】
1〜5日 出雲
24日 FOLKS BLUE&YELLOW Release Party @恵庭GRECO
30日 TOKYO DESIGN WEEK
THE BACK HORN×ストレイテナー @Zepp Tokyo
31日 秩父


【11月】
7日 西寺郷太 お手伝い村田シゲ @札幌円山夜想
road to EDO @札幌OYOYO
出演:The Coridras/the coopeez/FOLKS
8日 FOLKS インストアライブ @札幌タワーレコードピヴォ店
22日 くるり NOW AND THEN Vol.2 @Zepp Sapporo
23日 ストレイテナー FREE ROAD Tour @札幌ペニーレーン24
27日 MONOEYES Cold Reaction Tour @Zepp Sapporo
28日 mole 9th Anniversary @札幌 mole
出演:avengers in sci-fi/FOLKS


【12月】
15日 死刑執行中脱獄進行中 @札幌わくわくホリデーホール
19日 ストレイテナー FREE ROAD Tour @新木場STUDIO COAST
21日 スネオヘアー 真冬のツンドラ @渋谷CLUB QUATTRO
23日 FOLKS EQUAL GREEN @札幌 mole


行きも行った37本。
メンバーの加入脱退が相次いでなかなか心休まらないこともありましたが、
一緒に笑って泣けて・・・共に居られた時間が私の大きな支えです。
p
ミュージシャンのみなさん、スタッフさん、かまってくれたみんな、
今年もお世話になりました!
本当にありがとう!!
来年もよろしくおねがいします!

今年もお世話になりました

毎年恒例、ライブ狂いの今年1年の記録。
頼む、どこでもドアを開発してくれ!(笑)
いや、なくていい!人生踏み外してしまう(笑)


【1月】
10日 New Audiogram ザ・新年会 @渋谷O-WEST
出演:ホリエアツシ村松拓・日向秀和・タブゾンビ・H ZETT MPredawn・くもゆき 他
11日 another sunnyday「YOLO TOUR」 w:ザ・チャレンジ @千葉LOOK
12日 とーきょーグルーヴ新年会 @渋谷CLUB QUATTRO
出演:bonobos奇妙礼太郎トラベルスイング楽団

Getting Better New Year Parade @吉祥寺 CLUB SEATA
出演:片平実・神啓文・石毛輝ホリエアツシ・中村和彦 他
26日 another sunnyday 「YOLO TOUR」 w:indigo la End @札幌COLONY


【2月】
22日 OTO TO TABI 2014 @サッポロファクトリーホール・cube garden
出演:OGRRE YOU ASSHOLE・奇妙礼太郎七尾旅人bonobos


フルカワユタカ「emotion tour」@札幌DUCE


【3月】
8日 bonobos東海道三次Vol.6」@名古屋CLUB QUATTRO


【4月】
13日 斉藤和義「TOUR 斉藤&和義」@函館市民会館
20日 中村一義「まちなかオンリー!2014」@札幌cube garden」


【5月】
17日 サンボマスター「まだまだ!終わらないミラクルの予感ツアー」@函館club COCOA
18日 真心ブラザーズ「WE ARE SO GREAT!〜俺たち、エライよね〜」@函館club COCOA


【6月】
13日 bonobos「HYPER FOLK JAMBOREE」@渋谷CLUBQUATTRO
14日 映画グランドブタペストホテル
15日 the HIATUSKeeper Of The Flame Tour」@Zepp Sapporo
20日 映画相棒劇場版?
28日 世界報道写真展@東京写真美術館
ゲスの極み乙女。「ゲスでいこかVol.2」 w:ストレイテナー @恵比寿LIQUIDROOM
29日 フジファブリック「フジフレンドパーク」w:SalyuZepp DiverCity Tokyo
30日 華麗なるジャポニズム展@世田谷美術館


【7月】
1日 映画ルパン?世次元大介の墓標
FULLARMOR「NEW DEPARTURE」@新代田FEVER
4日 Versus @札幌 a Live
出演:SONPUB・ホリエアツシ
5日 スネオヘアー「TOUR 2014 天狗」@福島OUT LINE
20日 KESEN ROCK FES`14 @種山ケ原森林公園


【8月】
8,9日 はこだて国際民族芸術祭
12日 荒井岳史「beside releaseTOUR」@札幌COLONY
15〜17日 RISING SUN ROCK FES`14 @石狩湾新港樽川ふ頭特設ステージ


【9月】
14日 Nothing`s Carved In Stone「Strangers In Heaven Tour」@札幌ペニーレーン
15日 Sapporo Calling#1 @札幌KRAPS HALL
出演:Sleepy.abbonobos・ふくろうず
20日 GAMA ROCK ES`14 @塩竈市みなと公園
21日 葛河思潮社背信」@シアターイース


another sunnyday「OPEN WORLD〜beginning〜」@下北沢SHELTER
23日 Base Ball Bear「TOUR二十九歳」@函館Club COCOA


【10月】
18日 星降る夜の音語 @仙台天文台
出演:奇妙礼太郎蔡忠浩・かみぬまゆうたろう・次松大助
25日 giFTS @札幌Sound Lab mole
出演:group_inouFOLKS・SNARE COVER


【11月】
21日 映画天才スピヴェット
22日 ストレイテナー「Swimming City Flying Circus TOUR」@広島CLUB QUATTRO
24日 ストレイテナー「Swimming City Flying Circus TOUR」@梅田CLUB QUATTRO
28日 フジファブリック「10th anniversary LIVE」@日本武道館


【12月】
13日 blues.the-butcher-590213「In The Basement TOUR」 @函館想苑
21日 小林賢太郎「ポツネン氏の奇妙で平凡な日々」 @本多劇場
22日 岡本太郎記念館
the HIATUS「Closing Night」 @日本武道館
23日 FOLKS「CAMP FIRE #FOLKS」@札幌Sound Lab mole


以上ライブ35本。
今年も全力で行ったなぁ・・・。


よもやかっさんのうたをあんなに近くで聴けることになるとは・・・
福島に縁のあるスネオさんを福島で観られたこと
フジが10周年で武道館に立ったこと
新しい地元の才能・FOLKSにホームのライジングで出逢えたこと
腕利きのいい大人がふざけ狂ってたライさんのソロ(苦笑)
アルバムの曲が見事な立ち上がり方をしていたボノツアー最終日
年も押し迫った頃にやっと観られたテナーワンマン
たくさん東北に遊びに行けたこと


素晴らしい時間ばかりでした。
毎年想うことですが、ライブひとつひとつすべてが、
その時、その瞬間にしか体験できない特別な時間。
その瞬間に放たれる、想いとたくさんのひとたちのエネルギー。
すべてを全力で、観て、感じていたいと、想います。
次は、ないから。


今年も素晴らしい時間と音をありがとうございました。
またどこかで、お会いしましょう。

来年も、皆さんにとってよい年でありますように。

魔法を信じ続けているかい?

絶賛大掃除中です。

手を動かしながら、
めずらしく、よく聴いた盤を振り返ってみたりしています。

今年はたくさんよい音楽に出会えました。
馴染みの皆様も新しくも素晴らしい音を届けてくださって。
耳が忙しいって、音楽好きにとっては幸せなこと。


以下よく聴いた盤を順不同にご紹介。
ちなみに、好きすぎるアーティストだと、
音というより感覚的なことに意識が行きがちなので、
聴いてない方にはさっぱりわからないかもしれません(笑)


・・・今年はきちんと作品の感想書けなかったので、
少しでも伝わればよいな・・・


Beck「Morning Phase」

Morning Phase

Morning Phase

最近のこの感じすきです。
小さくて個人的な世界が、
壮大で広い世界と、なんら変わりなく同等に存在している感じ。
あんまり得意な声じゃなかったんですけど・・・、
いつのまにか、それが心地よくなってて。


Bombay Bicycle Club「So Long, See You To Tomorrow」

So Long See You Tomorrow

So Long See You Tomorrow

サンプリング全盛期ですが、やはり生楽器の音に魅かれてしまうので、
ほどよく同居している作品がすきです。
ひとが奏でているということが感触としてあるもの、
その上で・・・高まるような響きあいがあるもの。
多分、そこを模索してるんではないかなと、と彼らの音を聴いてて想う。


Ásgeir「In the Silence」

IN THE SILENCE

IN THE SILENCE

どストライク。
生まれ持ったうたうたい声、曲に漂う冷たい雪風と氷の匂い。
荒涼とした風景。
この美しくも厳しい肌感は、とても近しくて馴染む。
北欧はすきな音楽家多いんですけど、
アイスランドのひとたちのうたははずれないっす。
初来日公演行く気満々だったんですけど・・・
ボノと被ってしまったので断念・・・。また来てくれるかな・・・。


APOGEE「OUT OF BLUE」

OUT OF BLUE

OUT OF BLUE

おかえりなさい。
待った甲斐あったなぁ・・・。
このバンドはデビュー時から、随分先走ってたんだなと改めて想う。
ライブが観たいぃ。


ヒックスヴィル「Welcome Back」

WELCOME BACK

WELCOME BACK

正確にはよく聴いたではない(12月に出たばっかり)が挙げざるを得まい。
おかえりなさいーーー(泣)
よもや新譜を聴けるとはなあ・・・。
センスの塊みたいなお三方。
真城ねえさんの包容力ハンパないっす。
助っ人もすんばらしい・・・我々世代的にほぼ神扱い(笑)の方ばかり。
キボンヌやばすぎる・・・いろんな意味で・・・。
同じ時期に出た映像作品超LIFEもご一緒にどうぞ。


森は生きている「森は生きている」

森は生きている

森は生きている

バンド名に違わない、
メロディー・歌詩・アンサンブル・音色、そして鳴らすひと。
素材そのものをとても大切に紡いでいるバンド。
上質で美しいです。とても。


Throwing a Spoon「awakening」

awakening

awakening

気持ちがざわついた時にすごく聴いた。
無になりたい時にも。
ことばは時折、物事に意味を持たせすぎて、
事態をさらにこじれる方向に向かわせてしまうことが儘あるけれど、
・・・それは外に出さない頭の中でも起きることで。
ことばに囚われしまった意識を逃がしたいときに、
とても助けてもらいました。
無意識の意識を開く、とでも言おうか。


FOLKS「NEWTOWN」

NEWTOWN

NEWTOWN

生音と電子音の見事な融合、すっと耳に入ってくるメロディーセンス、
デビューしたてと思えないダイナミックなパフォーマンス、
うたうたいとして恵まれた声、
そして意図してか、自然と生まれたものなのか、
バンド全体が纏っている、
広大でありながら閉塞している、冬のにおいがする、北海道独特の空気感。
すべてが相まって、
ライジング深夜のガレージで、完全に「もっていかれた」のです。
ライブ狂いとして、滅多にないとても幸福な落ち方をしたバンド。


地元から発信すること、選んだ表現の方法、
全員がソングライティングする体制、ツインボーカル等々、
選んだ道は相当茨の道だけれど、
誰も選んでいない道だからこそ、可能性は無限にあると想う。
無限にあるからこそ、自分たちを見失うことがないように。


彼らとの出逢いは今年のとても大きな出来事でした。
これからも見続けていきたい。
出逢うきっかけをくれたアツシさんに感謝。


個人的に、かっち兄にものすごく興味があります(笑)


ストレイテナー「Behind The Scene」

Behind The Scene(初回限定盤)(DVD付)

Behind The Scene(初回限定盤)(DVD付)

濃密だった昨年を経て繋がりを大切に想ってくれていること、
その上で10年分の期待をしなやかに飛び越えてしまう強さと懐の豊かさ。
長年ファンである者が言うのもなんですが、
最強のロックバンドたることを堂々と証明してみせてくれた。
そして、
作品の強さと豊かさ以上に驚いたことは、
4人の存在がものすごく近くで鳴っているように感じたこと。
近すぎて初見は取り乱しましたマジで(苦笑)
あまりにも開けっぴろげで、そのままの4人がそこに鳴っていて。
詩に至っては、あのホリエアツシが!と思わず(笑)口走ってしまうほどに率直で。
まるで、ライブで向き合っているような温度感がそのまま作品になっていて。
結果論ですが、
4人が4人で在ることが、ストレイテナーが強靱で在れる理由なのだろうなと、
わかっていたことを改めて確認したような次第。


何度聴いても胸が踊るし、何度聴いてもくっと心を締め付ける。
10年を経てなお、
素晴らしい作品を生み出してくれていることに心からの敬意と感謝を。
4人のこと、今だもって好きすぎるということは告白しておきます(苦笑)


これからもどうぞよろしく。


bonobos「HYPER FOLK」

HYPER FOLK

HYPER FOLK

bonobosの音。
光、匂い、温度、生活音、味、呼吸、血の巡り、
愛しい人もそうでない人も同じものを感じていること、
人以外の動物も、植物も昆虫もひとと同じように鳴らしているそれらの音、
土のぬくもり、風の流れと色、雨、雪、氷、
無機なるもの、見えずともあるもの、星々の動き。
全部が同時に、存在していること。
それらが全部いっぺんに鳴っているような。
なんといえばよいのか・・・とても言葉にはしづらいのだけれど・・・
意識で気づくというよりは、細胞が反応するような不思議な感覚。


身近でありふれているからこそ見逃してはいけないことを、
彼らはいつでも気づかせてくれる。
今回の作品は、目線が生活の地平と同じ所にあり、
より間近に見るべきものがよく見えるから、自らを振り返ることしきりで。
いつでもこの作品が頭の片隅にあるからか、
ふとした瞬間に、目の前で起きた事象の向こう側まで考えてしまう。
そこで何をするべきか、何を言うべきか。
答えはすぐ出ずとも、ありふれたことと日常を流さず、問うことをやめてはならない。
そんなことを想う。


3人の音はすでに私の生の一部で、何があっても、それは揺らがないだろう。
いつでも一緒に居てくれて、ありがとう。


ていうか、
こんなにすごい作品、もっと売れてもいいと思うんですけども(笑)



はい、
長々とお送りしてしまいました。
個別に書けばよかったなと今更思いましたがもう分割するの面倒なのでこのままにします。
受け取ったものが大きすぎて、なかなか言葉にできなくて、
ずっと聴き続けている中で、見えてくるもの、聴こえてくるものがさらにたくさんあって、
いざ書きだしたらそれらが後からあとから出てきてしまって
益々収拾つかなくなってしまいました(苦笑)


これからにも続いていくであろう、
素晴らしい作品を届けてくださって本当にありがとう。
リスナーとして、素晴らしい作品を聴くに足る姿勢でありたいと思います。
来年も素敵な出逢いがあることを願って。

harikona2014-11-28

書いたが、一度消した。
あまりにも、
エゴイスティックだったから。
でも、
これが偽らざる
気持ちだから、
やはり載せる。


10年か・・・。
いろんなことがありすぎて
手放しで祝えないけれども。

それでも、
あたしらはここまできたんだね。
多分、
君らもあたしらも、
志村のことが、フジファブリックが好きすぎるんだろうなぁ(笑)
なので、どうしても、
志村のうたをうたう聡くんに渋い顔してしまうし、
志村のうたをうたおうとすると、無意識に力が入っちゃうんだろうし、
だからと言って、演らないことにも納得いかないし。

・・・だって、それって、フジファブリック名乗る意味ないもの。
さらには、
3人で生み出したうたに・・・見えないハードルを設けてしまう。
申し訳ない。
完全に、リスナーのエゴだってことも承知だ。
でも、ここは、曲げないで居ることが、
古参として、10年聴き続けている者として、
曲げないことが曲がっているのかもしれないことも含め。
なにせ、あいつ相当曲がってたんでね(笑)
・・・そこを愛してしまっているので。

ずっと小言言い続けると思う。
・・・志村の代わりは誰にも勤まらないし、
志村が不在でもフジファブリックを名乗ることを、3人が決めた時点で、
ならば、
フジファブリック足ることを全うすることを決めたのならば、
受け手側から、真向勝負せねばならんだろうと、想った訳ですよ。

なんだろうね、
どっちがフジファブリック好きか、の勝負みたいな感じかもしれんね(笑)

四季盤と若者。
いずれね、聡くんがうたう日が来るだろうとは・・・ある程度意識はしていたけれども。
・・・まだ、コピーバンドみたいに聴こえた。
でも、いやな感じはしなかったよ。
ここまで5年かかったんだ。
もっと、もっと時間をかけて、うたそのものを愛してゆけばいいんだと想う。
うたう覚悟ができたのならば、
どんどんうたって、
自らであると言えるまで、
繰り返し繰り返し、身体に馴染ませてゆけばいい。

茜は・・・ただ、ありがとうとしか言えないな。
音源すら、滅多に聴けなくなっていたから。
まあ、あいつは、
はずかしいよ〜〜やめてよ〜〜とかいいながら、
すんげー怖い顔しそうだけど(笑)
居なくなったお前さんがいけないのだ(苦笑)

ああ、
久しぶりにうだうだどうにもならないことをほざいてしまった。
でもさ、
やっぱりあたしも、だいすきなんだよ、フジファブリックが。
だいすきすぎて、大事すぎて、
・・・もう失いたくないから、ぎゃあぎゃあいうよ、これからも。
ぶっちゃけたからといって、面倒だろうし迷惑だろうがね(笑)


10周年・・・・・・・・おめでとう。
こんな面倒なファンでよければ、
これからもよろしく。

RSR14 FOLKS


RISING SUN ROCK FES.14
2014.8.16 23:30
def garage


FOLKS


<セットリスト>
Everything is Alone
HOMETOWN STORY
Two young
FOREVER
Good-bye,friends


ストレイテナーのホリエくんが
すきですごい聴いてるって話していたのがとっかかりだったんですが、
(DJやってる時にかけたりもしてて)
アルバム聴いてみたらこれがまあ素晴らしくって。
すっかり気に入っていつの間にか随分聴きこんでたらしい自分。
ライブ中、ちょいちょいうたえてた(笑)


打ち込みと生楽器の絶妙なバランスで緻密に作りこんだ音像が、
はたしてライブでどこまで再現されているのかな、なんて思っていたこと、
完全に甘かったです(苦笑)
美しさと切なさの相俟った電子音が空間いっぱいに広がっていく感覚と、
声と弦とタイコが直接身体に響く感覚の相乗効果。
見事な絡み合い方で、ヤバいくらいに気持ちよかった・・・。


出だしのインストから、
いきなり打楽器連打には驚きましたが(笑)
いかにも幕開け!というような華やかな音づくりで、期待感を煽ってからの、
Everything is Aloneへの流れが素晴らしくってすごい歓声があがっていて。
そんなにライブ数打ってないとのことだったのですが、
オーディエンスの巻き込み方をすでに心得ているような躍動感と、
引っ張り込むだけの力強い演奏。
気づく間もなく、気持ちよく踊ってました。


岩井兄弟のこえ、
天性のうたうたい声の持ち主なのは承知していましたが、
声量も、訴えかけてくる力も、相当なものですね・・・。
聴いていて心地よいのに、ことばがずんずん入ってくる。
蒼い熱の籠った詩がより訴えかけてくるようで。
柔らかなのに芯がはっきりしている郁人くんと
太くて伸びのある豪利くん、
ハモると美しさ倍増・・・。
時折緊張で上ずるのがまたなんともよくって(すいません・笑)


初めて聴いた新曲(HOMETOWN STORY)
なんというか・・・とても強い覚悟を感じました。
大きな海原に乗り出してゆくような爽快さと、
変わってゆくことも変わらないこともどちらも曲げない、
と言いたげな芯の強い感じ。
音源たのしみです。


アレンジがものすごいことになっていたFOREVER。
ブラッシュアップしていくのは大変なことだと思いますが、
これがまためっちゃかっこよくなっていて。
メロディ・・・うたがしっかりしてるから、
曲の輪郭がブレないんでしょうねえ・・・。


うたうたいって、
世の中の仕組みが少し見えちゃってるひとだと認識しています。
でも、それでも、どこかでまだ、ひとを信じられるひとだからこそ、
共感を得られるんだろうな、ともおもいます。
このうたの詩、ものすごいすきです。


最後に入ったギターソロよかったなぁ。
この曲、ベースが肝だと勝手に思ってたんですけど、
めっちゃいいハネ方してて気持ちよかった!


打楽器といえば・・・友曰く「太鼓祭り」(笑)となるGood-bye,friends。
居なくなった者を想いながらも、
歩き続ける詩に相応しいように感じました。たくさんの太鼓の響き。
なんというか、踏み出す1歩の重み、というか。
このうた・・・凄かったです・・・って説明に全然なってませんが(苦笑)
演者と受け手のエネルギィがぎゅっと合わさって一点に向かって昇華されたような、
滅多に起きない瞬間が起こっていましたね・・・。
・・・なぜか泣いてました私。なんの涙かよくわからないのですが、
安い言い方だと、心が震えたってことなんでしょうか。
音に引っ張られてオーディエンスの熱がどんどん上がって、
その熱に導かれるように郁人くんの声が彼方まで伸びていって・・・。
・・・凄まじい高まり方でした・・・。


何より彼らが、ライブをたのしんでいて、
聴いてくれてるのがうれしくってしょうがないって気持ちを全開にしていて、
観ているこちらもうれしくなってしまって。
緊張感は忘れちゃいけないと思うけれど、
それを越えた先の、分かち合う楽しさをもっと体験してほしいなと。


RSRの深夜帯は、夏というより秋に近い気温なので、
冬の匂いが常にする空気を見事に音に纏った彼らには、
とても似合いのタイムテーブルだったなと思う。
ひどく馴染む。



短かったけれど、とてもいい時間だったと思います。


ライブの後、改めて音源を聴いたときに
聴こえてなかった音色や景色が聴こえてきてさらにすきになってゆく、
という幸福なループがたまに起きるのですが、
まさに今そこに陥っています(笑)
ライブ良かった証拠ですねぇ・・・。
初見でここまでやられるとは思いませんでした・・・。