あじさい

幸福、と呼ばれるものが何を指すかは正直わからん。


金があれば、安定は得られる。
ビクビクしたり切羽詰まったりする機会は減る。
欲しいモノは手に入る。
随分と長いことビクビクして暮らしてたから、
自分で稼いで、自分と家族のためにめいっぱい使える、今はとても楽。


家族。
必死に私を守ってくれた母を、守りとおすのが私の役目。
それさえ果たせたら、それでいい。


ココロの安寧は、
戦ってるみんなを、見ていることで、驚くほど得られる。
なんか、うれしんだ。
私の友人や、信頼している人たちは、ちゃんと生きてるもん。みんな。
それぞれが、精一杯。
そんなみんなを見てるだけで、あたしゃあうれしい。


まあ、老後どうすんだ?っていう不安はなくもないですけどね(笑)


大きな川の流れに浮かぶ、ブイでいられたらそれでいいのです。


慣れって恐いな。
当たり前だと思っているものにこそ、改善すべき盲点がある。
すべてを疑うことは、信じられるものを見つけ出す最も有効な手段。
妄信は破滅しか生まん。
自分すら疑ってかからないと。
・・・その、先に、見えるものがあるはずなのだ。



原発はいらねえなあ。
便利や、安易や、一部の人間のエゴが、
あたしの大事なひとたちの生命や日常、いずれ来る未来を脅かす。
そんなことあってはならん。


すべての真実を疑い、掴み取るのは己の力で。
自分より、長く生きねばならない子らのことを慮れ。
誰かに与えられて、生きているのではない。
世界を作っているのは、他の誰でもない、今存在する我々なのだ。