現状の客観的認識、という点において
「灰色にだって そこには色はある」
という言葉が、
端的に自分の状況を言い当てていて、一番効いた。


どんなに美しい色も、いっぺんにたくさん混ぜてしまうと、灰色なってしまう。


ここ一カ月ばかりに得たものがあまりにも大きすぎて、
飽和状態だったのだと思う。
その結果、
エネルギィが暴走し、負の方向へ向かってしまったんだろう。


得たものを咀嚼し生かす形に成すためには、
理解する努力と、もっと時間が必要なのに、
次々と食らってしまったから、心のキャパシティを越えてしまったのだ。
ただでさえ、せまいこころの。


いたしかたなかった、というのは言い訳だな。
巡り合わせを、前に生かせなくては、
その場で正の方向へ向いていた状態のエネルギィが、
己の胸先三寸で、方向性が狂ってしまう。


ただ、
その時間に自分が存在できたライブのすべてが、
とても素晴らしい会話ができた、幸福な時間だったから、後悔は一切ない。



緊張の、糸が切れてしまった。



明日も雪か・・・。ふぇー。



・・・はー。
もやーんとしてんのが、まだ払拭されんなあ。
いたずらに外に攻撃しそうになることは無くなったが、
感覚がぼんやりしていて、現実感がない。


音に触れてる時だけ、その音にはひゅっとのっかれるのだが。



この灰色の中から、煌めく色の宝物を、どうやって掘り起こしていこうか。



何も考えずに、昏々と眠りたい。