復権セヨ

harikona2009-12-18

忘年会@二次会です。




音楽を、
うわべだけで
さらっと楽しんでるひとたちと
カラオケに行くと
ものすごい苦痛。


君らの前で、
うたううたなんかねえよ。
うたったって、正しくは届かん。



はーーーー。



受ける側の意識の低下は、どうやったら解消できるのだろう。



発する人たちだけの問題じゃねえんだよなあ。



どうしてこんなに、考えることをあっさり放棄できるんだろう。




気づく力は、あるはずなのに。
それを使おうとしない。
使う術を知らない。



音楽は、感情と記憶と、思考を、
同時に絶大な干渉力を持ってして、身体と心に刻みつけるだけの力のある芸術なのに。
何故、今、こんなに軽んじられるようになってしまったのか。



春樹さんの新作が二冊合わせて200万部越えたとか。
まあ、
売上がすべてではないけれど、
確実に手に取っている人がそれだけいるってことだ。


春樹さんの言葉や話の設定は、
実はそんなに読みやすいものではないし、
読者の想像力で補完してこそ成り立つ部類の小説であるにも関わらず、だ。


文学も、映画も、漫画も、
昔ほどではないかもしれないけれど、
ちゃんと、「人の生活や価値観に影響を与える文化」として存在できているのに。


CDが100万枚売れた、なんて言葉、もう何年も聞いてないね。


万人に受ければいいということではないが、
音楽自体に、興味すら示さない人が、何故こんなに増えてしまったのか。







早く帰りてえ。
心ある、音楽の懐に。