消滅するのではなく

harikona2009-05-03

愛し合ってるかい?
という言葉は、
音楽を、人を、自分を、
いとおしく思って、
大切にしてるかい?
そして、
そういう心を、感じて、
受け止めることができてるかい?
ということだと、
勝手に思っています。


夏には、きっと、
お会いできると思っていたので、
さみしい気持ちでいっぱいですが、
生きてる我々ができることは、
悲しみに浸ることではなく、めいっぱい、
音楽を鳴らして、音楽を楽しんで、全力で愛し合うことだと思う。
キヨシローさんの、生き方を見習って。


だから私は、大好きな音を鳴らす人たちに、これから、会いに行きます。
それが最後かもしれない、二度とない時間を共有しに。



明日、サダヲと圭哉の芝居を見て、東京の友人と会って、
深夜バスで仙台になだれ込んで、地元の友人と落ち合って、ユニコーン祭り。
で、
翌日仙台空港から千歳に飛んで、札幌ボノワンマン、初日。
銭湯でひとっぷろあびて、深夜バスで帰函して、そのまま仕事。


やってやれないことはない。
やらずにいられることもない。







あたしの親友は、大好きなアーティストのライブに行くことも叶わず、
長い闘病生活の末に、旅立ってしまった。
今でも、そのアーティストの曲を聞くときは、
あいつのことが頭の片隅にある。
だからといって、ライブの時に感傷に浸るのは、違うと思うから、
めいっぱい、楽しむことにしている。
その方が、あいつと一緒に、楽しんでいるような気持になるから。


自己満足かもしれんが、
失うことを嘆くことは、これから得ることを、失うことにつながると、思う。
ただ、
一緒にいられた時間を、無駄にしないように、
その想いをこの流れている今に、残すために、
受け取った自分が、めいっぱい生きていくしかないと。



でも、
そう思えない人も、いるわけで。
あの頃ばかりを想って、おぼろに生きることが、
いいかどうかは、なんとも言い難いけれど、
・・・・ただ生きることしかできなくなっている人を見るのは・・・つらいな。
結局、決着は自分でつけるしかないじゃないっすか?
何を、伝えうる言葉が、あたしにあるというのか。
とはいえ、
あいつは、きっと、こんな今の状態を、望んではいないと思うから、
前に向かって、歩を進めてほしいと、願っているのですが・・・。


次に会う時に、言えるならば、言おうと、思っている。
巡る事象の流れを受け止めるには、
多少の知識と、知恵と、判断できる確固たる自分が必要だ。
そして、
今を、大切にすること。
どうか、気づいてくださいますよう。



さて。
出かける準備をしますか。
何せ、一泊四日ですからね(笑)
備えあれば憂いなしです。



過酷な条件下で、あれだけの音とうたを鳴らしてくれた錬金術師たち。
プレツアーを経て、
さあ、
どんな景色を見せてくれるかな。


いいうた聞けたけれど、なんか、いろいろ解放しきれなかった地元ライブ(苦笑)
音に向かうときは、まっさらでいたいのに。
ちょっとね、お互い構えちゃってたところが、あったからねえ。
その意識と、もっと、混ざり合いたい。
札幌はね、もう、我慢しませんから、いろんなことを。



あたしはこれから、どれだけ呼吸をしていられるのだろうか。